「お金がないのに犬を飼うのってどうなの?」
この記事にたどり着いた方は、おそらくこのような思いを抱いている人ではないでしょうか?
確かに、お金がない人が犬を飼うのにかかる費用を工面できるのか、心配ですよね。
この記事では、お金がないのに犬を飼う人の世間の意見を調査しました。
調査結果やお金がないのに飼ってしまう人の心理について解説します。
お金がない人が犬を飼うことのリスクも解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
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お金がないのに犬を飼う人に対する世間一般の意見
ネット上で挙がっている意見を調査したところ、下記のような意見が見つかりました。
- 飼わない方が良い
- 自分のことができないのに動物の世話は難しい
- お金がないなら犬は飼うべきでない
- 飼われる犬が心配
- 命を軽視している
飼わない方が良い
#ジアイーノ保護犬猫応援プロジェクト
こういうのなら、1投稿するのに。
皆さんこんばんは。
甲斐犬の話みましたか?
飼うために買うお金がないので、Twitterで寄付を簡単に募っている人がいます。
そんなんで生涯面倒みれんの?
餌代だって馬鹿にならないんだよね。考えて欲しいし、飼ってほしくない pic.twitter.com/TqxFdAKWZ5— ゼネーゼ ダックス垢 低浮上 (@RZenese) September 21, 2021
買うために寄付を募るほどの人であれば、飼ってほしくないという意見が見つかりました。
確かに、買う段階で寄付を募るほどであれば、愛犬が重い病気にかかった時などが心配です。
入院費や治療にかかる費用を賄えるのかが、危惧されます。
自分のことができないのに動物の世話は難しい
個人的には一目惚れより、寂しいから飼うっていうのが嫌だな。寂しくなくなった時が怖い。
動物を飼うには心身ともに余裕がないと飼えない。自分のことができてないのに、動物のお世話までできない。犬も猫もひとりでは生きられない。お世話がいるんです。愛情はもちろん時間お金知識がいります。— 「猫ともクラブ」in富田林市 (@nekotomoclub) July 2, 2021
動物を飼うということはお金だけでなく、お世話も必要。
経済的にも肉体的にも余裕がないようであれば、動物のお世話をしっかりしてあげられるのかを危惧されているようです。
犬は猫と違って、散歩も必要です。
犬種によりますが、犬によっては1日2回散歩する必要がある場合も。
時間的にも余裕がないと、確かに犬を飼うのは難しいと考えられます。
お金がないなら犬は飼うべきでない
私も同じこと思ってました。
ペットショップで犬を買うのにクラファンとか…お金がないなら犬は飼うなと思いながらそっとブロックしました。— レッド (@peach88a) September 20, 2021
お金がないのに、犬を飼う人に対してネガティブな印象を持っているようです。
一度飼い始めたら、最後まで面倒を見なければならないので、やはり経済的に余裕がないと心配ですね。
飼われる犬が心配
友人が週末から犬を飼うそうです。
動物を飼うって結構大変、可愛いだけじゃない。
ご飯や衛生用品等にもお金が掛かります。
自分や彼女の事もちゃんと出来てないのに、本当に愛情持ってお世話出来るのか。と聞いても、可愛い、飼いたいが勝ってるみたいだから正直、ワンちゃんが心配。
— しょーや (@syo_ya627) February 24, 2022
飼い主が飼い主自身のことがままなっていないのに、犬のお世話をできるのかを危惧されています。
可愛いや愛らしいという感性だけを理由に、飼うのは確かに避けた方が良いでしょう。
命を軽視している
ペットショップで犬飼う時、家計表とか家庭環境の審査があればいいのにね。生活力ないのに犬買うとか、お金ないから保健所連れていくとか、ほんとに犬を、命をなめてる。犬が欲しい、かわいいって気持ちだけで買うやつ許せない。
— ゆかりおねる (@watayukariiin) November 17, 2021
犬を飼うのは、審査制にした方が良いという意見です。
飼い始めて、「やっぱり、犬を飼うのは厳しい」といった事態を避けるためです。
確かに生活上の理由で、犬を手放す人が多いようであれば、審査制は検討すべきでしょう。
お金がないのに犬を飼ってしまう人の理由・心理
お金がないのに犬を飼ってしまう人の心理は、以下が考えられるでしょう。
- 可愛いから
- 癒しが欲しいから
- 心の支えになるから
- なんとかなると思っているから
可愛いから
可愛いらしさや愛らしさから飼ってしまいます。
見た目やしぐさ、性格など、犬には可愛らしい様子がたくさんあります。
心を惹きつけられてしまい、飼ってしまっているのでしょう。
癒しが欲しいから
癒しを求めて、犬を飼う人もいます。
犬は無邪気で甘えたりもするので、癒しをもたらしてくれます。
犬と戯れたり、お世話をしたりすることで、癒されたいから飼うのでしょう。
心の支えになるから
犬という存在が、自分にとって支えになっているという方もいるでしょう。
生きる目的を与えてくれたり、辛いとき・苦しいときも自分を支えてくれます。
安心感や心の安定となるため、不安な状態を和らげてくれるため、飼う方もいるでしょう。
なんとかなると思っているから
深く考えはせず、「なんとかなるだろう」という楽観的な考え方で飼う人もいるでしょう。
月々にかかるお金は、食費分と想定していれば、それほどお金はかからないのではないかと考えてしまうのです。
実際は、医療費やワクチン代、日用品費、トリミングなど他にも費用が掛かります。
計画的でない飼い方は、あまり推奨できることではありません。
お金がないのに犬を飼うことのリスク
お金がないのに犬を飼うことのリスクは、以下の3つが考えられます。
- 満足な治療を受けさせられない可能性がある
- 犬に満足のいく食事を与えられない可能性がある
- 最後まで面倒を見れない可能性がある
満足な治療を受けさせられない可能性がある
- 病気にかかったとき
- 怪我をしてしまったとき
こういった時に、犬に満足な治療を受けさせられない可能性があります。
経済的に余裕がない状態なので、愛犬の医療費を工面できるのかが心配ではあります。
手術や入院などの規模の大きめの治療を受けるときに、やりくりできないことも考えられるでしょう。
健康な犬であっても、去勢や避妊手術の際にお金はかかります。
人間のように医療保険は適用されないので、負担額は高いです。
手術の内容にもよりますが、5~15万円程度かかることを想定しておかなければなりません。
犬に満足のいく食事を与えられない可能性がある
犬の食費は、意外とかかります。
小型犬であれば3,000円前後で抑えることもできますが、大型犬ともなれば20,000円以上かかります。
また安いフードで済ませると、健康上のリスクもあります。
- 食欲をそそるため
- 長持ちさせるため
などの理由で、健康上は入れるべきでない添加物を含めていることも。
粗悪な原料を使用して作られているフードもあります。
栄養が不十分であれば、健康状態の維持も厳しくなり、通院してしまう場合も。
このように食費を押さえられたとしても、別の部分が懸念されます。
最後まで面倒を見れない可能性がある
お金がないのに犬を飼えば、さらに生活上の余裕資金がなくなります。
事故や病気で働けなくなったなど、イレギュラーな事態になったときに面倒を見切れなくなってしまう場合も。
収入がなくなったり、少なくなったりしたときのことを想定した上で飼わなければ、非常にリスクです。
犬を飼うとできなくなる11つのこと|飼って後悔する前に知っておくべき制限
犬を飼うのにかかる費用は生涯で450万円前後と言われている
犬を飼うのにかかる費用は、生涯合計で450万円前後と言われています。
もちろん、物価の変動や好景気か・不景気かによっても費用はことなるでしょう。
しかし、お金がない人にとっては、大きな出費であることには変わりありません。
犬を飼うことによって想定される費用には、以下の項目があります。
犬を飼うのにかかる費用 | 項目 |
---|---|
初期費用 | 犬の購入にかかる費用 |
ワクチン接種や健康診断費用 | |
犬の生活用品 | |
月々の費用 | ドッグフード代 |
トイレシートや砂利代 | |
医療費 | |
トリミング代 | |
その他にかかる費用 | ペット保険代 |
まとめ
この記事では、「お金がないのに犬を飼う人に対する世間の意見」や「お金がない状況で飼ってしまう心理」について解説しました。
以下がまとめです。
- 「お金がないのに犬を飼う人」に対して、ネガティブな印象を抱く人はいる
- お金がないのに犬を飼うことは、リスクである
- お金に余裕がないと、満足のいく食事を提供することが難しい
- お金に余裕がないと、満足のいく治療を受けさせられない可能性がある
- 犬を飼うのにかかる生涯費用は450万円前後と言われている
犬を飼うことは、生き物の命を預かることです。
人命ではないですが、大切に扱うべきかけがえのない命であることには変わりありません。
経済的な余裕がある状態で、犬を飼うのが望ましいです。
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