「ご近所さんに犬のことで、通報された!今後どうすればいい?」
「無駄吠えを止めたいけど、なかなか治らない!どうしたらいいの?」
といった、犬のことで通報されてしまって困っている飼い主さん。
確かに通報されたら、焦りますよね。
無駄吠えが原因で、ご近所とのトラブルになることは避けたいですよね。
この記事では、以下の内容について解説します。
- うるさいと通報された時の解決策
- 通報されたときにやってはいけないこと
- 無駄吠えの原因
通報されてしまって、困っている方はぜひご一読下さい。
【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキング|人気137種の評判&安全性を比較
犬がうるさいと通報された時の6つの解決策
犬がうるさいと通報された時の解決策は、以下の6つです。
- 犬が吠える原因を確認する
- 犬を室内飼いにする
- 室内に防音対策を施す
- 無駄吠えしないようにトレーニングする
- 愛犬との信頼関係を深められるようにする
- ブリーダーやドッグトレーナーに相談する
犬が吠える原因を確認する
吠える原因を特定しましょう。
犬も事情があり、吠えています。
吠える原因には、ストレス、孤独感、興奮、病気などさまざまな要因が考えられます。
吠えたときに、時間や状況などをメモしておくと、共通項が見つかり、吠える原因を特定しやすくなります。
原因を特定したら、その原因から愛犬を遠ざけるようにしましょう。
犬を室内飼いにする
外飼いで飼っている場合、室内で飼うことも検討してみてください。
もちろん大きさによっては、飼うのが難しいとは思います。
室内で飼えば騒音が軽減されるだけでなく、外部刺激も少なくなります。
また吠えたことにも気づけますし、早急に対応しやすいです。
室内に防音対策を施す
室内飼いしているのに、通報されてしまった方は、防音対策を検討して下さい。
- 厚めのカーテンに変える
- 遮音パネルを窓に取り付ける
- 床にカーペットを敷く(マンションの場合)
- 防音ボードを壁に取り付ける
などの方法が有効です。
これにより、外部への騒音漏れを最小限に抑えることができます。
無駄吠えしないようにトレーニングする
犬が無駄に吠える習慣を改善するためには、トレーニングが重要です。
無駄吠えのトレーニング方法は、吠える原因によって異なります。
吠える原因を特定して、それに合わせたトレーニングをしましょう。
しつけで重要なのは、失敗をさせない環境づくりと成功した時の賞賛・ご褒美。
失敗しても叱らず、根気強く続けてみてください。
トレーニング方法はYouTubeでチェックしよう
今は、ありがたいことにYouTubeでしつけを勉強できます。
しつけに特化しつけチャンネルを運営している方もいます。
無料で学べるので、ぜひ学んで愛犬とのトレーニングに方法を取り入れてみて下さい。
愛犬との信頼関係を深められるようにする
愛犬との関係があまり良くない場合は、信頼関係を築けるように行いを変えましょう。
犬との信頼関係を深めることは、問題行動の改善にもつながります。
愛犬との良好な関係を築くためには、日常的な遊びや散歩、愛情を注ぐことが重要です。
一緒に遊んだり、散歩したりすることでコミュニケーションを図り、犬が安心してストレスを発散できる環境を整えましょう。
ブリーダーやドッグトレーナーに相談する
トレーニングしても、改善が難しい場合は、専門家に相談してみましょう。
最近はオンラインでの相談や、出張トレーニングなどを行ってくれるサービスもあります。
アドバイスをもらうことで、今までよりもしつけが上手くいく可能性も見込めます。
うまくいかない場合は、何かしら方法を変えて試してみることが重要です。
愛犬の無駄吠えを放置するのは危険
「通報されても、あまり気にしない」
というのは、危険です。
通報した方は、少なくとも不満を抱えているから起こした行動です。
既に吠えに対して、フラストレーションがたまっている状態。
警察に電話するわけですが、多少なりとも気を張ります。
それでも騒音をどうにかしたいという方が、通報をしているのです。
これ以上、怒りを抱えさせてしまうと、状況がより一層悪化してしまうと考えられます。
最悪の場合は裁判沙汰になる可能性もある
愛犬の無駄吠えが長期間続く場合、最悪の場合は裁判沙汰に発展する可能性もあります。
近隣住民の生活に影響を与え、法的な問題に発展することも考えられます。
- 満足な睡眠がとれず、仕事に支障を来たした
- 騒音のせいで、ノイローゼ・精神疾患になってしまった
といった場合は、訴訟問題になることもありうるでしょう。
ちょっとしたことのつもりが、多額の損害賠償を要求されることもありえるので、しっかり対応しましょう。
通報者以外のご近所の方も迷惑に思っている可能性もある
通報された際には、通報者以外のご近所の方も実際に迷惑を感じている可能性があります。
他の世帯にも吠え声が届ているはずなので、通報者ほどでなくても多少はストレスを抱えている人もいるはずです。
通報者以外の家庭からの信頼度も損なっている可能性があります。
自己中心的な行動にならず、周囲の人々の気持ちを理解することが重要です。
通報されたことを逆恨みせず相手の立場に立ってみることも重要
通報されることは誰にとっても嬉しいことではありませんが、逆恨みしたり攻撃的な態度を取ることは避けましょう。
通報した人も、重大な事情があるかもしれません。
- 生まれたばかりの赤ちゃんの面倒も見ていて、ノイローゼ気味
- 重大な会議の前日で緊張している
- 先日、大切な人が亡くなって、悲しみに暮れている
- 幼い頃に犬に噛まれた経験があり、犬が大の嫌い
- 早朝出勤&残業続きで疲れていて、少しでも長く睡眠をとりたい
など、事情は分かりませんが、吠えが過剰なレベルでストレスになっているのかもしれません。
ご近所づきあいは、お互いが住みやすく暮らすために非常に重要なこと。
相手の立場に立って、気持ちを汲み取ることに努めましょう。
犬が無駄吠えするときに考えられる5つの原因
犬が無駄吠えする時に考えらえる原因は、以下の5つです。
- 警戒しているから
- 怖いから
- 飼い主に要求を伝えるため
- 不安だから
- 認知症になってしまっているから
警戒しているから
不審な人物や物体に対して警戒心を抱いて、吠えている可能性があります。
- 犬が苦手なものが置かれている
- 不審者が家の前をうろちょろしている
などの理由で吠えている可能性があります。
怖いから
- 異音
- 大きな音
- 人混み
- 他の動物など
様々な刺激が犬に恐怖心を与えます。
恐怖を軽減するために、安心できる環境を整えてあげましょう。
飼い主に要求を伝えるため
- 食べ物が欲しい
- 水が欲しい
- 外でトイレしたい
- 遊んでほしい
これらの様々な要求のために、犬は吠えます。
愛犬の無駄吠えにも、意図があることを理解して、接してあげましょう。
不安だから
環境の変化や新しい場所への不慣れ、分離不安などが不安感を引き起こす要因となります。
犬の不安を軽減するためには、安心感を提供することが重要です。
適切な社会化、犬とのコミュニケーション、リラックスできる環境の整備などが役立ちます。
認知症になってしまっているから
犬も高齢になると、認知症になることがあります。
- 隙間に入って出られない
- 昼夜を認識できない
- トイレを本来と違う場所でしてしまう
認知症によって犬が無駄吠えをすることもあります。
犬が認知症になった場合、獣医師と相談しながら適切なケアや管理策を立てる必要があります。
専門家の助言を仰ぐことも解決策の一つです。
老犬(シニア犬)が急に吠えるようになったのはなぜ?無駄吠えの原因と対策!
まとめ
犬が無駄吠えをする原因は様々です。
警戒心、恐怖、要求、不安感、認知症などが考えられます。
問題の原因を特定し、犬に合わせた対策や訓練を行うことが必要です。
また、犬の行動や健康状態については獣医師やドッグトレーナーに相談することもおすすめです。
犬との良好な関係を築くためには、理解と忍耐を持ちながら適切なケアを行い、犬の幸福を追求することが大切です。