「愛犬が背中を向けて座ってくるのはなぜ?」
「もしかして私って愛犬に嫌われている?」
といったように、愛犬が背中を向けて座ってくる行動の理由や心理について気になっていませんか?
背中を向けて座られたら、嫌われていると思いますよね。
一般的に、犬が背中を向けて座る場合、信頼されていることが多いです。
犬が弱点となる背中を向けるという行為は、警戒している場合はしないとされているからです。
この記事では、犬が背中を向ける行動の理由や心理などについて以下の内容でご紹介します。
- 犬が背中を向けて座る理由や心理
- 犬が背中を向けて座るときの注意点
- 背中を向けて座る以外の犬が信頼している人に見せる仕草
この記事を読むことで、犬が背中を向けてくる理由や心理などについて知ることができるでしょう。
愛犬の行動の理由や心理が気になる人は、ぜひ参考にしてください。
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犬が背中を向けて座る理由や心理
犬が背中を向けて人間や他の動物に対して座る行動は、心理や感情を示すものとされています。
犬が背中を向けて座る理由や心理について、以下の7つに分けてご紹介します。
- 信頼しているから
- 犬のカーミングシグナル
- 背中を撫でて欲しい
- 弱点の背中を飼い主さんに任している
- 相手に敵意がないことを伝えている
- 一緒についてきて欲しい
- 構われすぎて嫌気がさしている
信頼しているから
犬が背中を向けて座る行動の一つの理由として、飼い主や他の動物への信頼が挙げられます。
背中を見せることは、相手に対する安心感や信頼を示すジェスチャーとされています。
警戒している相手に対して、背中を向けるということはあまりないからです。
特に、飼い主に対してこの行動をとる場合、関係の深さや絆を示すものといえるでしょう。
犬が信頼する主人にしかしない行動15選!信頼される方法も解説
犬のカーミングシグナル
犬はさまざまな体の動きやポーズで自分の気持ちや状態を伝えることができます。
このようなシグナルの一つが、カーミングシグナルと呼ばれるものです。
犬が背中を向けて座る行動も、このカーミングシグナルの一部とされています。
緊張や不安を感じている時に犬が自らを落ち着かせるため、また周囲の緊張を和らげる意味合いも持っています。
背中を撫でて欲しい
犬が背中を見せる行動は、時には撫でて欲しいという求めのサインでもあります。
犬が撫でて欲しくて甘えていることが考えられます。
撫でて欲しいときは、リラックスした状態で飼い主さんに寄りかかることがあります。
愛情や関心を求める心理が垣間見えるでしょう。
弱点の背中を飼い主さんに任している
背中を見せるときは、犬が守るべき部位を飼い主さんに任している場合があります。
周囲を警戒している時のように、外を注意している場合に見られることがあります。
犬が飼い主を完全に信頼している証拠ともいえ、安全な場所であると感じているからこそ、弱点の背中を任せることができるのでしょう。
相手に敵意がないことを伝えている
犬が背中を向ける行動は、相手に対する敵意がないことを示すサインの一つでもあります。
背中を見せることで、攻撃の意図がないことを周囲に伝えることができます。
他の動物や人間に対してこの姿勢を取ることで、友好的な意向や平和的な関係を築きたいという意志を表現しているとされています。
一緒についてきて欲しい
犬が背中を見せて歩くときは、「一緒についてきて欲しい」という気持ちを表している場合があります。
散歩への誘いや、何か楽しい活動を共にしたいというサインとして解釈することができます。
飼い主としては、このような行動を正確にキャッチし、犬とのコミュニケーションを深める良い機会として捉えると良いでしょう。
構われすぎて嫌気がさしている
犬は基本的に人懐っこい生き物で、飼い主との交流を楽しんでいますが、時には構われすぎてストレスを感じることもあります。
例えば、犬が休憩中やリラックスしている時に、度々邪魔されると不快に感じることがあります。
避ける動きをしたり、背中を見せる行動をしたりするとされています。
犬が背中を向けて座るときの注意点
犬が背中を向けて座る行動は、彼らの心理や気持ちを反映するものとされています。
この時、飼い主としてどのように接するべきかは、犬との関係性を深める上で非常に重要です。
以下、犬が背中を向けて座っている時の接し方の注意点を挙げてみました。
- 驚かせるため急に触らない
- 大きな声を出さない
- そばにいてあげる
驚かせるため急に触らない
犬が背中を向けて座っている場合、彼らはリラックスしているか、あるいは少し警戒しているかもしれません。
犬が背中を向けている状態で、突然触れると、驚かせてしまう可能性があります。
驚きのあまり、犬が反射的に噛むことも考えられるため、ゆっくりと触れるよう心掛けましょう。
また、犬が警戒して飼い主さんに背中を見せないようになる可能性もあります。
大きな声を出さない
犬は鋭い聴覚を持っており、大きな声や急な物音に敏感に反応します。
犬は背中を向けて座っている時に大きな声を出されると、驚きや不安を感じることがあります。
犬の安心感やリラックスしている状態を維持するために、背中を向けている時に大きな声を出すのは避けましょう。
そばにいてあげる
犬が背中を向けて座る行動は、飼い主さんや周囲の存在に安心している証拠である場合が多いです。
この時、飼い主が適切な距離を保ちながらそばにいてあげることで、犬はさらに安心感を得ることができます。
また、周囲を警戒し安心感が欲しい場合に飼い主さんに背中を向けていることもあります。
そのため、飼い主さんはそばにいてあげるのが良いです。
背中を向けて座る以外の犬が信頼している人に見せる仕草
犬は非言語コミュニケーションをする生き物であり、気持ちや感情を様々な身体の動きや仕草で表現します。
信頼関係が築かれていると、犬は特定の仕草を通じてその信頼を示します。
背中を向けて座る行動以外にも、犬が信頼している人に向けて見せる特徴的な仕草を以下に紹介します。
- 弱点のお腹を見せる
- お尻をくっつけてくる
- 顔を舐めてくる
- 背中やお尻を向けて寝る
- 見つめてくる
- 好きなおもちゃを持ってくる
- 後に続いてついて来る
弱点のお腹を見せる
犬が仰向けになり、お腹を見せる行動は、自分の最も守るべき弱点をさらけ出す行為です。
犬が完全にリラックスし、安心している状態を示しています。
飼い主さんや信頼している人に対してのみ、このような仕草を見せることが多いです。
そのため、犬からの絶大な信頼の証と言えます。
お尻をくっつけてくる
犬が人の足元にお尻をくっつけてくる、または横になって身体を寄せてくる行動は、その人を信頼している証拠とされています。
犬にとってお尻は自分の目が行き届かない場所であり、弱点となる部位です。
警戒している相手には、自分の弱点となるお尻を向けることは少ないとされています。
弱点を見せてくるのは、信頼されている証と言えるでしょう。
顔を舐めてくる
犬が人の顔を舐める行動は、様々な意味を持つことが知られています。
主に、飼い主さんに対する愛情表現として行われることが多いです。
また、この仕草は、野生時代の犬が母犬から食物をもらうための行動とも関連しているとされます。
飼い主さんと犬との深い絆や信頼関係が顔を舐めるという行動につながっている場合があります。
背中やお尻を向けて寝る
犬が背中やお尻を向けて寝る姿勢は、場所や周囲の環境を非常に信頼していることを示しています。
特に、飼い主の近くでこのような姿勢を取る場合、飼い主への絶対的な信頼感や安心感を感じていることが伺えます。
犬は自分の弱点となるお尻を仲間同士でくっつけて眠るという習性があったとされています。
自身の弱点を守る必要を感じない、安全な場所と認識している証と言えるでしょう。
見つめてくる
犬が飼い主や特定の人をじっと見つめる行動には、多くの感情や意図が込められています。
時には愛情や信頼を示す目線であり、また時には何らかの要求や気持ちを伝えたい時のサインとして行われます。
見つめる動作を通じて、犬はコミュニケーションを試みているので、その背後にある感情や要求を理解することが重要です。
好きなおもちゃを持ってくる
犬が好きなおもちゃを持ってきたとき、遊びを求めているサインであることが多いです。
飼い主さんや家族との遊びを楽しみたい、関わりたいという犬の気持ちを示しています。
また、おもちゃを持ってくることで、自分の興奮や喜びを共有したいという意思表示でもあります。
好きなおもちゃを持ってくるのは信頼している相手以外にはしないでしょう。
後に続いてついて来る
犬が飼い主の後をついて歩くことは、飼い主への信頼や依存、安全を求める行動として解釈されます。
犬は群れを作る動物であり、飼い主さんは群れの中心的存在として見られるため、常に近くにいたいと感じることがあります。
このような行動は、犬が飼い主との絆を大切にし、安全を感じていることの現れと言えるでしょう。
犬が背中を向けて座るのは信頼されているから
犬が背中を向けて座る行動は、場所や人物を信頼していることの表れとされています。
犬にとって背中は、自分の弱点となる部位だからです。
安全性や快適さ感じている場合に、犬は背中を向ける場合が多いとされています。
そのため、飼い主さんや家族の前で背中を見せるポーズを取る場合、深い絆や信頼感を意味しています。
愛犬の行動が気になる飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
なお、当サイト(いぬの読みもの)では他にも犬のコラム記事があります。
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