「あれ?私、嫌われてる?」
「最近、うちの子、私に近づかなくなってしまった?何で?」
といった愛犬に嫌われているか心配なそこのあなた。
愛犬が自分から距離を置くようになったり、触らせてくれなくなったりしたら、心配になりますよね。
この記事では、犬に嫌われてる恐れのあるサインや嫌われる原因となるNG行動について解説します。
またどうやって仲直りするのかも解説します。
愛犬との関係を回復したい方、また仲良しになりたい方は必見の内容です。
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犬に嫌われてる恐れのある6つサイン
犬が自分を嫌っている可能性のあるサインとは何でしょうか。
以下に、そのサインをいくつか示します。
- 目を合わせようとしない
- あくびの回数が多い
- 自分自身の鼻をなめる
- おやつを持っていても食いついてこない
- 触ると嫌がる
- 名前を呼んでもこっちを向かない・こない
目を合わせようとしない
犬が目を合わせてくれない場合は、触らない・構わないで欲しいというサインのことがあります。
敵意がないときにも、同じような行動を示します。
しかしネガティブな意味合いでも使う行動です。
不安や恐怖、あなたに対する不信感の表れかもしれません。
あくびの回数が多い
犬が頻繁にあくびをする場合、これはストレスのサインであり、そのストレスはあなたによるものかもしれません。
緊張や不安を和らげるために、あくびをすることもあります。
もちろん、リラックスしているときにもあくびはするので、一概には言えません。
自分と一緒にいないときの、愛犬と自分が近くにいる時の表情を比較してみましょう。
自分自身の鼻をなめる
犬が自分の鼻を舐める行動は、不安やストレスの表れです。
鼻を舐めて、自分を落ち着かせようとしています。
- 近づいたとき
- 触れようとしたとき
これらの時に、鼻を何度も舐めるなら、愛犬にとって近づかれていることがストレスになっている可能性があります。
おやつを持っていても食いついてこない
大半の犬は、おやつが好きです。
おやつが好きなのに、食いついてこないのは嫌悪感があるから。
おやつを与えても、来ない場合はこれが該当する可能性があります。
触ると嫌がる
- 触らせてくれない
- 唸って、よける
- 噛みつこうとする
触ろうとすると、これらの対応を取られる場合は嫌われている可能性があります。
好きな相手から触られるなら、こういった反応はしません。
触られたくないという意思表示のために、これらの藩王をします。
名前を呼んでもこっちを向かない・こない
- 名前を呼んでも反応しない
- こっちを向かない
これらの反応を取るのは、嫌悪感があるから。
飼い主に対して、不満を感じているから、無視していると考えられます。
好かれていない状態と考えられます。
過度に嫌われている場合は、呼ばれた瞬間に怯えてしまっているようなことも。
犬に嫌われる原因となる4つのNG行動
犬に嫌われる原因を探っていきましょう。
嫌われる原因となる行動は、以下の4つです。
- しつけが厳しすぎる
- 犬が苦手とする匂いがする
- スキンシップやコミュニケーションが少ない
- 犬が嫌がることをする
犬から嫌われる可能性のある行動とは何でしょうか。以下に、そのような行動をいくつか示します。
しつけが厳しすぎる
過度に厳しいしつけは、犬にストレスを与えます。
しつけの一環で叩いたり、叫んだりすると愛犬も当然ながら、怒りや恐怖心を覚えます。
過度なしつけが長期間続くと、犬は飼い主に対して嫌悪感を抱くことになるでしょう。
犬が苦手とする匂いがする
犬は特に嗅覚が鋭い動物で、強い香水や特定の化物製品の匂いを嫌がることがあります。
嫌がる匂いは、以下の通りです。
- ハーブ
- ラベンダー
- セージ
- レモンバーム
- 匂いが強い野菜
- ローズマリー
- ミント
- ワサビ
- アルコール
- お酢
- 柑橘系の匂い
- 香料
- 整髪料
- かゆみ止めの匂い
- シップの匂い
これらの匂いは、犬が苦手とします。
それらの匂いが身体についていると、犬はあなたを避けるようになるかもしれません。
スキンシップやコミュニケーションが少ない
犬は本来、群れで暮らす動物です。
定期的なスキンシップやコミュニケーションが必要です。
これが足りないと、犬はあなたから離れ、あなたに対する信頼を失うかもしれません。
犬が嫌がることをする
- 触られたくないといころを触る
- 無理矢理触ろうとする
- 息を吹きかける
- 無理矢理抱っこしようとする
- 嫌いなこと(爪切りやシャンプー)をしようとする
- 長時間に渡って叱る
これらの犬が嫌がる行動を続けると、嫌いになってしまいます。
犬に嫌われた時に仲直りする4つの方法
もし犬から嫌われてしまったと感じた場合、仲直りすための対応をします。
- 短い時間でのスキンシップを取る
- 観察して愛犬の気持ちを理解しようとする
- 一貫性を持った接し方をする
- 優しい声で話すようにする
短い時間でのスキンシップを取る
嫌悪感を持っている犬に対して、いきなり長い間スキンシップを取るのは望ましくありません。
ちょっとしたスキンシップを繰り返すことで、「危害の加えない人」という認識にすり替わっていきます。
徐々に心を開いてくるようになるので、開いてから本格的にスキンシップを取るようにしましょう。
観察して愛犬の気持ちを理解しようとする
愛犬の気持ちになって、今までの生活を振り返ってみましょう。
- スキンシップの時間はあったのか
- 常日頃、話かけていたのか
- 毎度のように怒るようなことをしていなかったか
- 愛犬の嫌がる言葉・ネガティブな言葉を発していなかったか
愛犬の立場に立って、物事を見ることで解決策がみえてきます。
犬は人間の言葉をはっきりとは理解できませんが、「ポジティブ」・「ネガティブ」のいずれかなのかは理解できます。
愛犬に対してネガティブな言葉は発しないよういしましょう。
愛犬が何を求めているのかも考えて、良い関係性に修復できるようにしましょう。
一貫性を持った接し方をする
自分の機嫌によって、愛犬への対応を変えないようにしましょう。
嫌なことがあっても、愛犬はそのことを知りません。
ネガティブな事象が起きても、愛犬への接し方は変えないようにして下さい。
一貫した態度で接することで、犬はあなたを信頼するようになるでしょう。
優しい声で話すようにする
犬はあなたの声のトーンを敏感に察知します。
暗め・低めの声で話すと、ネガティブに犬は捉えてしまいます。
なるべく、「明るく・ゆっくり」話すようにしましょう。
優しく落ち着いた声で話すことで、信頼が回復していきますよ。
まとめ
この記事では、犬に嫌われているサインや嫌われるNG行動について解説しました。
以下がまとめです。
- 「目を合わせようとしない」「あくびの回数が多い」などは嫌われている可能性がある
- 3つ以上、嫌われているサインが見つかる方は要注意
- 嫌われているときは、過剰に干渉しないようにしよう
- 一貫性をもった態度で接するのが、大事
- 愛犬の立場に立って、生活をふりかえってみよう
自分に対する愛犬の反応・対応が変わったら、気に掛けるようにしましょう。
サインに気づけるようになることで、深い亀裂が入る前に関係を修復できます。
犬との良好な関係を保つためには、愛犬を理解し、尊重し、安心感を提供することが何よりも重要です。