「うちの子、今日なんだか大人しいわね。いったいなんで?」
「今日はすこし疲れてるように見える。どうしてかしら?」
といった愛犬がいつもよりおとなしくて心配なそこのあなた。
愛犬がこころなしか元気がなさそうに見えると、心配になりますよね。
おとなしくなる理由は複数の要因が考えられます。
この記事では、犬がおとなしくなる理由として考えられるものを解説します。
原因と対処法も解説するので、適切に対処しましょう。
愛犬が元気がなくて心配な方は、必見の内容です。
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犬がいつもよりおとなしい理由として考えられるもの
犬が普段よりもおとなしい行動をとる可能性のある理由を詳しく説明します。
考えられるものは、以下の8つです。
- 体調が悪い
- 天候が悪い
- 環境が変わった
- 飼い主に構って欲しい
- 避妊・去勢手術をしたため
- ワクチン接種をしたから
- 加齢によるもの
- 飼い主のことを気にかけている
体調が悪い
体調が優れていないため、おとなしくなっている場合があります。
寒さや暑さが原因で、体調がすぐれないなど、何かしらの理由があると考えられます。
天候が悪い
犬によって個体差がありますが、天候が悪いとおとなしくなる場合も。
特に雷雨などの悪天候の日は、犬によってはストレスになっていることもあります。
悪天候がストレスとなる場合、体調を崩している場合があるのです。
犬は気象条件に敏感で、特に雷雨などの悪天候は犬のストレスを引き起こし、その結果としておとなしくなることがあります。
環境が変わった
- 引越し
- 家族構成が変わった
など、これらの環境の変化がストレスとなって、おとなしくなっている場合もあります。
他にも工事の音などが、愛犬にとってはストレスの場合も。
おとなしくなる前の環境に戻してあげることで、愛犬の体調も回復しやすくなりますよ。
飼い主に構って欲しい
飼い主の注意を惹くために、おとなしくしている場合もあります。
おとなしくなることで、飼い主が心配してくれると考えているのです。
スキンシップやふれあいが減ったという方は、愛犬との過ごし方を見直しましょう。
避妊・去勢手術をしたため
避妊・去勢手術後はホルモンバランスの変化や手術の影響で一時的に行動が変わることがあります。
直近で手術を行ったのなら、これが理由だと考えられます。
問題があるわけではないので、そっとしておきましょう。
ワクチン接種をしたから
ワクチン接種後は、一時的に体調を崩すことがあるため、その影響でおとなしくなることがあります。
1~2日程度で、自然治癒することが多いです。
症状が軽度な場合は、病院で診てもらう必要はありません。
加齢によるもの
犬が年を取るとエネルギーレベルが下がり、おとなしくなっていく場合もあります。
7~8歳くらいから、犬はシニア犬になります。
愛犬の年齢が7歳前後であれば、加齢が原因である場合も。
飼い主のことを気にかけている
飼い主が元気がない様子を見て、落ち込んでしまっている場合もあります。
犬は飼い主の感情を敏感に察知する動物です。
飼い主がストレスを感じていたり、体調が悪い場合、犬もそれを察知し、おとなしくなることがあります。
愛犬の前ではなるべく元気でいるのが良いでしょう。
愛犬がいつもよりおとなしい場合の対処法
犬がいつもよりおとなしい場合、どのように対処すべきかを紹介します。
対処法は、以下の3つです。
- 飼育環境を見直す
- 安静にさせておく
- 動物病院で診てもらう
飼育環境を見直す
飼育環境が原因だと考えられる場合は、愛犬が過ごしやすい環境を提供してあげましょう。
- 温度
- 騒音
- 寝床の環境
これらのところを、今一度見直してみてください。
犬の適温は、室温がだいたい21~25度のとき。
夏で暑いときは、冷房温度を26度前後にしておきましょう。
犬の行動に影響を与える可能性がある環境要素(温度、騒音レベル、寝床など)を見直し、必要に応じて調整することが推奨されます。
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安静にさせておく
疲労回復させることで、元気を取り戻す場合もあります。
不必要に干渉せず、愛犬がリラックスして過ごせる環境を作ってあげてください。
安心できる環境で休息を取らせてあげましょう。
動物病院で診てもらう
2日以上様子が怪しければ、動物病院で診てもらいましょう。
体調不良や病気が疑われます。
自己判断ではなく、専門家に対処をゆだねてください。
その際、犬の行動の変化や観察した症状を詳しく獣医師に伝えることが重要です。
いつもよりおとなしいときって病院へ行くべき?
下記のような症状が見られる場合は、病院へ連れて行ってください。
- 呼吸困難(もしくは粗い)
- 食欲が落ちている
- 下痢や嘔吐
- 触ると痛そうにする
これらの場合は、様子を見ずに病院へ連れて行った方が良いです。
心配な時は、獣医師に治療法を確認しましょう。
まとめ
愛犬がいつもよりおとなしい場合の理由は、様々。
以下が今回紹介した考えられる要因です。
- 体調が悪い
- 天候が悪い
- 環境が変わった
- 飼い主に構って欲しい
- 避妊・去勢手術をしたため
- ワクチン接種をしたから
- 加齢によるもの
- 飼い主のことを気にかけている
医療処置(手術や注射など)や加齢が原因なら仕方ありませんが、環境の変化などは改善が必要です。
元気があった頃の環境に、状態を近づけるようにして下さい。
「ご飯を食べない」や「呼吸が荒い」などの症状が見られる場合は、病院に連れていきましょう。
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