幸せな犬は表情や行動に気持ちを表した、幸せなサインを見せてくれます。
愛犬が幸せに過ごしてくれたら飼い主にとっても嬉しいですね。
この記事では、幸せな犬に見られる特徴7選や、幸せサインを解説します。
愛犬への理解を深めるためにも、小さなサインから幸せかどうか読み取ってみましょう。
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幸せな犬の特徴7選|犬の幸せサイン
幸せな犬の特徴は次の7つです。
- 口角が上がる
- お腹を見せて寝る
- しっかり睡眠をとっている
- ため息をする
- 行動やしぐさを通して愛情を伝えようとする
- 名前を呼ばれたときに近づいてくる
- 飼い主にお尻をくっつけようとする
これらの幸せサインについて、詳しく解説します。
口角が上がる
口角が上がり、目がにっこりと細くなるような笑顔を見せてくれると、愛犬は幸せを感じているといえるでしょう。
犬は本来、気持ちを表情に表せませんが、人間と過ごす時間が長かったため、笑顔を見せるようになったといわれています。
愛犬の笑顔を見ると癒されますね。
お腹を見せて寝る
お腹を見せて寝るのは、飼い主を信頼していて、安心感がある証拠です。
本来の野生の犬は、敵がいるような場所でお腹を見せて寝る行動はしません。
お腹には内臓があって急所であるため、守らないといけないからです。
お腹を見せて寝られる環境は、愛犬にとって幸せだといえるでしょう。
しっかり睡眠をとっている
しっかり睡眠をとって安心して過ごせる子は、愛犬にとって幸せだといえるでしょう。
例えば、飼い主と一緒に居たら寝られる場合は、飼い主には安心できますが、ある意味依存してしまっているとも考えられます。
飼い主がいないと辛い、分離不安の状態です。
一方で、飼い主と適度な距離をとってしっかり寝られるのであれば、安心できる環境で過ごせている証拠で、愛犬にとって幸せであるといえるでしょう。
ため息をする
犬は安心して過ごせていると、「はぁ~」とため息をつきます。
ただ、人間のようにため息にも種類があり、疲れている時やにおいを嗅ぐ時、ストレスを感じる時にもため息がでるので愛犬の観察が必要です。
幸せと感じる時のため息は、リラックスして深く息を吐くので、愛犬の表情を見てあげると良いでしょう。
行動やしぐさを通して愛情を伝えようとする
飼い主に、行動やしぐさを通して愛情を伝えようしてくれるのであれば、幸せに過ごせているという証拠です。
信頼している相手にしか見せないボディランゲージがあるので、細かな表情から気持ちを読み取ってあげると面白いですよ。
愛犬が飼い主に寄ってきたり、遊んでほしい様子があれば、しっかりとコミュニケーションをとると、お互いに幸せ度も高まるでしょう。
名前を呼ばれたときに近づいてくる
名前を呼ばれたときに近づいてくるのであれば、飼い主のことが大好きである証拠です。
飼い主が大好きであれば、幸せに過ごせているといえるでしょう。
特に、遊びに夢中になっている時に名前を呼ばれても反応できるのであれば、飼い主を尊重しているのだとわかります。
飼い主にお尻をくっつけようとする
飼い主にお尻をくっつけて座ろうとするのは、飼い主のことを信頼しており、幸せな証拠です。
お尻には目がついていないため、野生の犬が敵に背を向けるのは無防備ですね。
飼い主にお尻を向ける心理には、安心感や、「前は見るから後ろをお願い!」という群れとしての役割を果たしているとも考えられます。
飼い主を信頼できる相手だと認識できているため、愛犬にとって幸せですね。
犬が一緒にいたいと思う人の特徴
犬の幸せサインについて紹介しましたが、幸せサインが見られるような信頼関係を築くには、犬が一緒にいたいと思う人である必要があります。
その特徴は次の4つです。
- 過剰に構いすぎない
- 愛情を注ぐ
- 愛犬に寄り添った対応をする
- 落ち着きがある
愛犬が幸せになれるかどうか、自分自身を見つめてみましょう。
過剰に構いすぎない
犬が一緒にいたいとおもう人の特徴に、過剰に構いすぎないことが挙げられます。
構ってあげると嬉しそうだから、過剰に構ったほうが幸せだと思う人もいるでしょう。
過剰に構いすぎると、飼い主がいないと不安を感じる分離不安になってしまいます。
また、ゆっくり休む時間も愛犬にとっては大切であるため、適度に構うようにしましょう。
愛情を注ぐ
愛犬へ愛情をたっぷり注いであげると、犬も一緒にいたいと思うでしょう。
過剰に構うのは愛犬にとって良くないですが、愛犬の名前を呼んだり遊んだり、優しく話しかけたりして愛を注ぐと喜びます。
言葉でコミュニケーションはとれませんが、優しくあたたかな愛を注いであげましょう。
愛犬に寄り添った対応をする
愛犬に寄り添った対応をすると、飼い主といるのが居心地が良いでしょう。
例えば、愛犬へ配慮せず飼い主の都合で指示を変えると、「あの時は良かったのに」と不満を持つ子もいます。
愛犬にも意思があるため、愛犬に寄り添った対応をしましょう。
落ち着きがある
落ち着きがある飼い主であれば、安心して過ごせるので一緒にいたいと思うでしょう。
眠たい時に賑やかに過ごすと、愛犬はゆっくりと過ごせません。
子どもよりも大人に懐く犬が多いように、落ち着きがある人のそばの方が過ごしやすいでしょう。
犬を幸せにする方法
犬は自分から環境や飼い主を選ぶことができないため、幸せにしてあげる必要があります
犬を幸せにする方法に、次の2つを紹介します。
- 愛犬のしぐさ・行動の意図を理解してあげる
- スキンシップを多めに行う
できることからやってみると良いでしょう。
愛犬のしぐさ・行動の意図を理解してあげる
愛犬のしぐさや行動の意図を理解してあげると、愛犬に何をしてあげたらいいかわかるでしょう。
たとえば、退屈や不満などの気持ちであれば、あくびが出やすくなります。
遊んで欲しいときは、前かがみでお尻をあげてしっぽをふったり、おもちゃを持ってきたりします。
恐怖を感じているときは、尻尾や耳が下がり、怯えるでしょう。
行動やしぐさには愛犬の気持ちが表現されるので、気持ちを読み取るサインとして観察してあげましょう。
スキンシップを多めに行う
犬を幸せにするには、適度なスキンシップが必要です。
スキンシップを多めに行う時間と、スキンシップをやめて1人でゆっくりする時間とメリハリつけて関わると良いでしょう。
一緒に散歩に行ったり、マッサージをして撫でてあげたり、話しかけたりしてあげて、愛を伝えられると良いですね。
愛犬と良好な関係を築くためにすべきこと
愛犬と良好な関係を築くためにすべきこととして、愛犬の気持ちになって考えたり、寄り添ったりしてあげましょう。
私たち人間には家族以外にも信頼できる人を見つけられますが、愛犬にとって信頼できるのは家族が主になります。
留守番で寂しい思いをさせたら、存分に可愛がってあげたり、甘えてきたら撫でてあげたりすると喜ぶでしょう。
良好な関係を築き、愛犬にとっていちばんの飼い主になれると良いですね。
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まとめ
犬は言葉で気持ちを伝えられませんが、笑顔を見せたりお腹を見せたりと、幸せな気持ちをしぐさで表します。
行動やしぐさの背景を知っておくと、愛犬がどんな時に幸せと感じるのかわかるでしょう。
また、愛犬が幸せと感じられるのは、飼い主との信頼関係があってこそです。
普段から、スキンシップやコミュニケーションをとり、愛犬が喜ぶことをして信頼関係を築きましょう。
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