「愛犬が噛む癖があるけど、なんで噛むの?」
「愛犬噛み癖の直し方やしつけ方法はどんな感じ?」
犬を飼っている人は、愛犬に噛まれたという経験はありませんか?
子犬に甘噛みされた場合は、大して痛くありません。
とはいえ、成犬になってから噛まれた場合は、痛いしケガをする場合があります。
また、愛犬が家族以外を噛んでケガをさせたら大変ですよね。
今回は、犬が噛む理由と噛み癖の直し方やしつけのコツなどについて紹介します。
以下がこの記事の内容です。
- 犬が飼い主さんを噛む理由
- 犬が人の足を噛む理由
- 犬が噛む癖の直し方やしつけの5つのコツ
- 犬の噛むトラブルに関するよくある質問Q&A
この記事を読むことで、犬が噛む理由としつけ方法のコツを理解できるようになっているでしょう。
愛犬の噛み癖でお悩みの飼い主さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
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犬が飼い主さんを噛む理由
犬が飼い主さんを噛む理由を以下の5つ紹介します。
- 犬の防衛本能
- 相手に対する恐怖
- ストレスが溜まっている
- 口の中や歯茎がかゆい
- 飼い主さんに遊んでほしい
犬の防衛本能
犬が噛む理由として、自分の身を守るための防衛本能が働いているのかもしれません。
ワンちゃんにとって何か危険だと感じるようなことをしている場合があります。
例えば、愛犬を撫でるときに手を触れる力加減が強かった場合、ワンちゃんは攻撃されたと認識してしまうかもしれません。
犬にとって危険だと感じるようなことをすることで、ワンちゃんの防衛本能が働き噛みつかれる恐れがあります。
相手に対する恐怖
犬が噛む理由として、相手のことが怖いということがあります。
例えば、人間でも初対面の人に近づかれたら怖いですよね。
犬も人間と同様に初対面の相手で慣れていない場合は、近づかれたり触られたりすると怖いかもしれません。
ワンちゃんは知らない人に対しての恐怖から、自分を守るために噛むという行動になることがあります。
ストレスが溜まっている
犬が噛む場合、ストレスが溜まっている可能性があります。
ワンちゃんにストレスが溜まっている場合、ささいなことでも噛まれるということが起きるかもしれません。
また、人を噛むだけではなく、モノも噛む対象になります。
ワンちゃんがモノを噛む場合、ストレスが溜まっているかもしれません。
普段からワンちゃんの様子を観察するのが良いです。
口の中や歯茎がかゆい
犬が噛むという行動は、口の中や歯茎がかゆいことが原因になっているかもしれません。
乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで歯や歯茎が痒くなる可能性があるからです。
犬は、生後4〜6ヶ月ぐらいで乳歯から永久歯に生え変わる時期を迎えます。
歯の生え変わるタイミングで痒くなり、モノや人を噛むという行動につながるのです。
犬の歯の生え変わりが終わると痒みはなくなりますが、噛み癖だけが残る場合があります。
飼い主さんに遊んでほしい
犬が噛むのは、飼い主さんに遊んでほしかたっり、かまってほしかったりすることも考えられます。
飼い主さんがワンちゃんに噛まれることで、噛まれたことに対してのリアクションを取るでしょう。
そして、ワンちゃんが飼い主さんのリアクションを見て、面白がるかもしれません。
愛犬が飼い主さんを噛むことでかまってくれたり、遊んでくれたりするということを学習する恐れがあります。
犬が人の足を噛む理由
犬が人の足を噛む理由を以下の3つ紹介します。
- 動いているものを追いかける習性
- 遊んでほしいため
動いているものを追いかける習性
犬が飼い主さんの足を噛むのは、ワンちゃんの習性によるものだと考えられます。
ワンちゃんは、動いているものに反応して追いかけたり噛み付いたりする習性がある動物です。
飼い主さんが歩くことで、動いている足に反応し、追いかけたり噛み付いたりすることがあります。
遊んでほしいため
飼い主さんに遊んでほしいという犬の気持ちから、足に噛みつく場合があります。
犬が遊んでほしくて足に噛み付いたときに、飼い主さんがリアクションをしたことを覚えているかもしれません。
飼い主さんのリアクションが犬にとっては面白くて、足を噛むと面白いことが起きると学習している可能性があります。
そのため、犬が足に噛みつく理由は遊んでほしいということが考えられるでしょう。
犬が噛む癖の直し方やしつけの5つのコツ
犬が噛む癖の直し方やしつけのコツを以下の5つ紹介します。
- 犬用の噛むおもちゃを与える
- ストレスを発散させる
- 噛まれても反応しないようにする
- 叱ったり叩いたりしない
- 噛んでほしくないものに犬が嫌がる臭いや苦味をつける
犬用の噛むおもちゃを与える
犬が飼い主さんやモノを噛むのをやめさせるには、噛むおもちゃを与えるという方法があります。
犬用のおもちゃを噛むことで、噛みたいという欲求を満たせる場合があるからです。
また、おもちゃを噛むことでストレス発散させることにもつながります。
飼い主さんが留守のときには、オヤツを入れて長い時間遊べる知的玩具がおすすめです。
犬の知育玩具におすすめの商品について知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
犬の知育玩具におすすめの商品11選!留守番用や難しい品を紹介
ストレスを発散させる
犬の噛み癖がストレスによるものの場合は、リフレッシュさせてあげるようにしましょう。
ワンちゃんがモノを噛んでしまうときは、ストレスが溜まっていることが考えられます。
犬のストレス発散のためにも、散歩の回数を増やすようにしてあげましょう。
また、犬と一緒に遊ぶ時間も長くすることを推奨します。
ワンちゃんのストレスを発散させることで、噛み癖を直すことにつながる可能性があります。
噛まれても反応しないようにする
犬が噛むのをやめさせるには、噛まれても反応しないという方法もあります。
ワンちゃんが噛んだことに大して、飼い主さんがリアクションすることで犬に面白がられる可能性があるからです。
噛むことで飼い主さんがかまってくれる、遊んでくれると学習するかもしれません。
そのため、犬に噛まれても飼い主さんが反応しないことで噛み癖をやめさせることにつながります。
叱ったり叩いたりしない
ワンちゃんに噛まれたときに、叱ったり叩いたりするのはやめましょう。
犬を叱ったり叩いたりすると恐怖心を与えることになります。
恐怖心を与えることで犬の噛み癖が悪化する可能性があるからです。
また、ワンちゃんを叩くことで、犬が攻撃態勢に入ることもあります。
そのため、犬に噛まれても大声で怒ったり、手を上げたりするのは避けましょう。
噛んでほしくないものに犬が嫌がる臭いや苦味をつける
ワンちゃんがモノを噛む癖がある場合、犬の嫌がる臭いや苦味をつけるスプレーを使う方法もあります。
犬は嗅覚が鋭いため、嫌な臭いするモノを噛むのを防げる効果を期待できます。
市販で犬の嫌がる臭いや苦味をつける犬専用のスプレーが売られています。
犬の噛み癖を直すためには、犬用のスプレーを使うのも一つの方法です。
犬の嫌いな匂い・寄り付かない臭い10選!犬の嫌いな匂いを使ったしつけも
犬の噛むトラブルに関するよくある質問Q&A
犬の噛むトラブルに関するよくある質問について紹介します。
- 子犬の噛み癖がひどい場合の対処法は?
- 愛犬が噛む人と噛まない人が家族でいるのはなぜ?
- 犬の噛み癖を直すためにはしつけ教室に行くべき?
子犬の噛み癖がひどい場合の対処法は?
子犬が甘噛みをしてくる場合、飼い主さんはなるべくリアクションを取らない方が良いです。
飼い主さんがリアクションを取ることで、犬は遊んでくれると勘違いするからです。
そのため、子犬に噛まれても飼い主さんは無視するようにしましょう。
愛犬が噛む人と噛まない人が家族でいるのはなぜ?
ワンちゃんは家族の中で噛む人と噛まない人がいる場合があります。
犬が噛めば要求が通る人を学習しているかもしれません。
噛んだことで犬の要求が通った場合に、その人は噛めば要求が通ると思っているからです。
愛犬に噛まれても、ワンちゃんの要求を通さないようにしましょう。
犬の噛み癖を直すためにはしつけ教室に行くべき?
愛犬の噛み癖が治らない場合は、犬のしつけ教室を頼るのも良いでしょう。
犬のしつけ教室は、プロのドッグトレーナーにより、しつけ方を教えてくれるというもの。
自分では、愛犬のしつけが難しいと感じる場合は、しつけのプロに頼むことも大切です。
プロによる犬のしつけ方を教えてくれるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、犬の噛むしつけについて、飼い主さんを噛む理由や犬が噛む癖の直し方やしつけのコツなどについて紹介しました。
以下がこの記事のまとめです。
- 犬が飼い主さんを噛む理由は犬の防衛本能
- 相手に対する恐怖
- ストレスが溜まっている
- 口の中や歯茎がかゆい
- 飼い主さんに遊んでほしい
- 犬が人の足を噛む理由は動いているものを追いかける習性
- 自己防衛のため
- 遊んでほしいため
- 犬が噛む癖の直し方やしつけのコツは犬用の噛むおもちゃを与える
- ストレスを発散させる
- 噛まれても反応しないようにする
- 叱ったり叩いたりしない
- 噛んでほしくないものに犬が嫌がる臭いや苦味をつける
- 子犬が甘噛みをしてくるとき飼い主さんはなるべくリアクションを取らない方が良い
- 愛犬が噛む人と噛まない人が家族でいるのは人によって要求が通ることを学習している
- 愛犬の噛み癖が治らない場合は犬のしつけ教室を頼るのも良い
犬の噛み癖でお困りの飼い主さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
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