「犬を飼いたいけど、飼うって覚悟が必要だし、どうしよう?」
「食費や養育費、毎日のお散歩ってお世話が必要だけど、他のことと両立できるかな?」
と「家族の新しい一員として犬を迎えたいけど、まだ迷っている」そんなあなた。
飼いたいとは思ってるけど、いざ飼うってなると不安ですよね。
犬は私たちの生活に大きな喜びをもたらしますが、金銭面や自由な時間などに負担を伴います。
自分や家族を含めて、飼ってよい家庭なのかを判断したい方はこの記事をご覧ください。
この記事では、飼ってはいけない人の特徴や飼うとできなくなることを解説します。
飼う前にぜひチェックしてみてください。
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犬を飼ってはいけない人・飼うのに向いていな人の特徴6選
犬を飼ってはいけない人・飼うのに向いていない人は、下記に該当するような人です。
- 仕事もプライベートも忙しい人
- 金銭的に飼うのが難しい人
- 家事や掃除が苦手な人
- アレルギーを持つ方が家族内にいる人
- 過度に綺麗好きな人
- 年齢や体力を考えると厳しい人
犬は家族の一員として、長期間にわたる献身的な世話と愛情を必要とします。
しかし、全ての人が犬を飼うのに適しているわけではありません。
仕事もプライベートも忙しい人
仕事は残業が多め。
プライベートも習い事や付き合いなど、外出が多めの方は、犬を飼うのに向いていません。
飼ってしまっても、長時間一人ぼっちにさせてしまうことになります。
不安やストレスを抱えてしまうので、長時間孤独にさせるのはよくありません。
犬を飼うと、しつけやトレーニングも必要。
トレーニングを行うなら、信頼関係も築かなければなりません。
コミュニケーションやスキンシップの時間が少ないと、信頼関係も築きづらいです。
金銭的に飼うのが難しい人
犬を飼うためには、フード、おもちゃ、ケージ、ベッド、ワクチン、医療費用など、さまざまな費用が発生します。
金銭的に困難な状況にある人にとっては、これらの費用をすべて負担することは難しいかもしれません。
大型犬を買えば、食費だけで月2~3万円程度します。
経済的に余裕のある人でないと、犬は飼いづらいでしょう。
家事や掃除が苦手な人
自分の分の家事や掃除ができていない人は、犬を飼うとさらに手間がかさむので注意が必要。
犬を飼うと、毛づくろい、エサや水の提供、トイレの掃除、おもちゃや寝床のメンテナンスなど、定期的な掃除や整理が必要になります。
これらのお世話が苦痛に感じる人は、犬の世話には向いていないかもしれません。
アレルギーを持つ方が家族内にいる人
自分はアレルギーでなくても、ご家族に犬にアレルギー反応を示す人がいる方は、飼わないようにしましょう。
ご家族に負担がかかってしまい、家庭環境が悪くなってしまう原因になります。
過去に犬に触って、かゆみを感じた方は要注意です。
一度病院でアレルギー検査をしてもらうことをおすすめします。
過度に綺麗好きな人
犬を飼うと、飼う前よりも当然汚れやすくなります。
- 抜け毛
- フケ
- (時には)嘔吐物や糞尿
- よだれ
これらで家が汚れてしまうことも。
常に完璧に綺麗な状態を望む方は、犬を飼わない方が自分の理想の暮らしがしやすいでしょう。
年齢や体力を考えると厳しい人
- 体に不具合がある人
- 加齢により、いずれ介護が必要になる方
- 毎日散歩に連れ出す体力がない人
これらに該当する方が飼うと、十分なお世話ができなくなってしまう可能性があります。
年齢・体力的に厳しい方は、犬を飼うことは慎重に検討すべきです。
犬を飼うとできなくなること4つ!飼ってから後悔しないために
犬を飼ってから、飼わなきゃよかったと後悔しても遅いです。
飼ってから後悔しないためにも、飼うとできなくなることを把握しておきましょう。
- 旅行に行きづらくなる
- 長時間留守にできない
- プライベートの自由時間が減る
- 支出が増えて自由に使えるお金がなくなる
犬を飼うとどのようなことができなくなるのか解説します。
旅行に行きづらくなる
愛犬がいると、旅行に行きづらくなります。
ペットホテルに預ければ行けますが、事前に予約が必要であったり、旅行に出る前に預けに行ったり、と負担が増します。
親戚や近所の親しい友人に預けるとしても、一定の気づかいが必要です。
特に長期間の旅行は、ペットの世話が必要なため、ペットシッターやペットホテルの手配が必要となります。
その分、旅行に伴う費用が増えるのがデメリットです。
長時間留守にできない
犬を飼うと、長時間の留守ができなくなります。
仕事を変えなければいけなかったり、残業ができなくなったり、ライフスタイルを変えなくてはなりません。
長時間の留守は、愛犬に孤独感やストレスを感じさせてしまいます。
今までよりも気軽に外出ができなくなるので、よく考えて飼うようにして下さい。
プライベートの自由時間が減る
散歩、遊び、トレーニング、ケアなど、犬の世話には多くの時間がかかります。
それらを行うために、自分の趣味やリラクゼーションの時間が減るでしょう。
自由な時間が減ることに対し、苦痛を感じる方は、犬を飼うことを慎重に検討してください。
支出が増えて自由に使えるお金がなくなる
犬を飼うと、食費、医療費、グルーミング費用、トレーニング費用など、さまざまな経費が増加します。
これらの費用が増えると、自由に使えるお金が減ってしまいます。
- 趣味にお金を使いたい
- 美容にお金を使いたい
- 老後のためにお金を溜めたい
- 子供のためにお金をためておきたい
- ファッションにお金を使いたい
といったようにお金を他に使う予定のある方は、資産の運用方針を考えてからにした方が良いでしょう。
犬を飼うとできなくなる11つのこと|飼って後悔する前に知っておくべき制限
犬を飼うのに向いている人はこんな人
一方で、犬を飼うのに適している人もいます。
以下のような方が、飼うのに向いている人です。
- 経済的・時間的に余裕がある人
- 感情を抑えられる人
- 面倒見が良いと言われる人
- 家事やお世話を苦痛に感じない人
経済的・時間的に余裕がある人
犬を飼うには時間とお金が必要。
犬の食事、適切な医療ケア、トレーニング、グルーミング、おもちゃやアクセサリーには一定の経済力が求められます。
また、犬と過ごす時間、散歩、遊び、トレーニングの時間も必要です。
そういった余裕がある人は、犬を飼うのに適しています。
感情を抑えられる人
犬は時々困った行動をします。
何度言っても、人間にとって望ましくないことをして、うんざりすることもあるでしょう。
そういった期待とは違った行いをした時でも、落ち着いて対処できる人が向いています。
冷静で、適切なトレーニングと指導ができる人が飼い主として最適です。
犬の気持ちを理解しようと寄り添える人、愛情深く対応できる人が理想的です。
面倒見が良いと言われる人
犬の世話は大変です。
子犬の時は、しつけもままなっていない状態なので一層大変でしょう。
それを楽しむことができる人が犬を飼うのに適しています。
よく会社や他のコミュニティの場で、面倒見が良いと評価されるような方が飼い主に向いています。
食事の準備、散歩、トイレトレーニング、病気の時の看病など、犬の世話は一日の大部分を占めます。
そのため、面倒見が良いと言われる人は、犬の飼育に向いているでしょう。
家事やお世話を苦痛に感じない人
犬の飼育は家事の一部です。
毛のケア、食事の準備、散歩、トイレの掃除など、定期的な作業が必要です。
それらを楽しむことができる人、または苦痛に感じない人は、犬を飼うのに適しています。
まとめ
犬を飼うことには喜びもありますが、苦労や負担になることもあります。
都合の悪い部分にも目を向けて、認識した上で飼いたいと思える状況が望ましいです。
以下がまとめです。
- 仕事もプライベートも忙しい人
- 金銭的に飼うのが難しい人
- 家事や掃除が苦手な人
- アレルギーを持つ方が家族内にいる人
- 過度に綺麗好きな人
- 年齢や体力を考えると厳しい人
- 旅行に行きづらくなる
- 長時間留守にできない
- プライベートの自由時間が減る
- 支出が増えて自由に使えるお金がなくなる
- 経済的・時間的に余裕がある人
- 感情を抑えられる人
- 面倒見が良いと言われる人
- 家事やお世話を苦痛に感じない人
犬を飼いたい人はこれらを理解した上で、飼いましょう。
犬を飼ってから後悔しないように、デメリットにもしっかり視野を向けてくださいね。