「愛犬がいつもくっついて来て寝るんだけどなんで?」
「犬が寝る場所や寝相で違いがあるの?」
といったように、犬の寝る場所や寝相について気になっていませんか?
犬が飼い主さんにくっついて寝るということは、一般的に愛情表現として捉えられます。
また、犬の習性でくっついて寝るというものがあるのも理由の1つです。
この記事では、犬が飼い主さんにくっついて寝ることについて以下の内容でご紹介します。
- 犬が飼い主さんにくっついて寝る理由
- 犬が飼い主さんにくっついて寝る場所による違い
- 犬の寝相からわかる気持ち
犬の寝る場所や寝相などの違いについて知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
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犬が飼い主さんにくっついて寝る理由
犬が飼い主さんのそばで、身を寄せて寝る行動は多くの犬に見られるものです。
その背後には、生物学的な習性や感情的な結びつきなど、さまざまな理由が存在します。
以下、主要な理由を詳しくご紹介します。
- 犬同士くっついて寝るという習性があるから
- 犬が飼い主さんを信頼しているから
- 飼い主さんがご飯をくれたという感謝を表すため
- 犬の性格が甘えん坊だから
- 飼い主さんが寝ている布団が快適だから
それぞれの理由について見ていきましょう。
犬同士くっついて寝るという習性があるから
犬はもともと群れを成す動物であり、野生の犬やオオカミは寒さや外敵から身を守るために仲間と体を密着させて寝る習性があります。
犬同士くっついて寝るという行動は体温の維持や安全性の確保に役立ちます。
家庭犬もこのような本能を持っており、人間や他の動物と接触しながら寝ることで安心感を得るのです。
犬が飼い主さんを信頼しているから
犬が飼い主さんにくっついて寝る行動は、飼い主への信頼の現れでもあります。
犬は飼い主を家族や群れの一部として認識しているため、近くで休むことは安心感を得る行動としてとらえられます。
特に飼い主との絆が強い犬は、愛情や安全性を感じることで、より飼い主のそばでの休息を好む傾向があります。
犬が飼い主さんにくっついて寝ることは、信頼されている証と言えるでしょう。
犬が信頼する主人にしかしない行動15選!信頼される方法も解説
飼い主さんがご飯をくれたという感謝を表すため
犬は日常のケアや食事の提供に対して感謝の気持ちを抱くことがあります。
特に食事は犬にとって生活の中心であり、ドッグフードを提供してくれる飼い主さんへの信頼や愛情を強く感じることが一因とされます。
飼い主さんのそばでくっついて寝ることは、感謝や愛情を表現する方法の一つとして行われることが多いのです。
飼い主さんを大切な存在と認めている証拠だと言えるでしょう。
犬の性格が甘えん坊だから
犬には個体差があり、甘えん坊の性格を持つ犬も少なくありません。
甘えん坊の犬は、飼い主さんに対して依存心を持ち、その近くにいることで安心感を得ることが多いです。
このような犬は、飼い主さんの体温や香りに包まれることで、さその安心感を増幅させるため、飼い主さんの隣で寝ることを好む傾向があります。
飼い主さんが寝ている布団が快適だから
人間が寝るための布団やベッドは、柔らかさや暖かさを求めて設計されています。
犬にとっても、人間が寝るための布団やベッドは非常に魅力的です。
特に冷えやすい季節には、飼い主さんの布団は暖かく、快適な場所として認識されることが多いです。
そのため、飼い主さんの布団やベッドで寝ることを好む犬は多く、これも飼い主さんの隣でくっついて寝る理由の一つと言えるでしょう。
犬が飼い主さんにくっついて寝る場所による違い
犬と飼い主の関係性は深く、関係性は犬の寝る場所にも反映されることがよくあります。
飼い主さんの近くで寝る場所によって、犬がどのような立場や感情を持っているのかを示唆することができます。
以下、犬が飼い主さんにくっついて寝る場所と、背後にある意味を解説します。
- 飼い主さんの足元で寝る場合はリーダーとして認められている
- 飼い主さんのお腹で寝る場合は同等と思われている
- 飼い主さんの顔の近くで寝る場合は下に見られている
- 離れた場所で寝る場合は飼い主さんを信頼している
- 飼い主さんの服の上で寝るのは安心できるから
それぞれについて見ていきましょう。
飼い主さんの足元で寝る場合はリーダーとして認められている
犬が飼い主の足元で寝る場合、それは飼い主をリーダー、または保護者として認識しているサインとされます。
また、飼い主の動きをすぐに察知できる位置にいることから、飼い主の指示や動きにすぐに反応する準備もできています。
これは、飼い主が群れの中でのリーダー的存在であり、その指示に従うことを示す行動とも言えます。
飼い主さんのお腹で寝る場合は同等と思われている
飼い主のお腹の近くで寝る犬は、飼い主との間に深い信頼関係が築かれていることを示す行動とされます。
犬は飼い主を家族や仲間として見ており、その中で平等な関係性を築いていると感じている場合があります。
飼い主と犬が互いに同等の立場で、深い絆で結ばれていることを示しています。
飼い主さんの顔の近くで寝る場合は下に見られている
飼い主さんの顔の近くで寝る犬は、自分をより下の存在として見ている可能性があります。
顔の近くという敏感な場所で寝ることは、主である飼い主に対して自分を下位と認識し甘えているサインとも解釈されます。
とはいえ、愛犬に対してリーダーシップが取れている場合は、単に飼い主さんの顔の近くが寝やすいという可能性もあります。
また、寝る場所が空いているというのも理由の1つです。
離れた場所で寝る場合は飼い主さんを信頼している
犬が飼い主から離れた場所で安心して寝ることは、その環境や飼い主を信頼している証と考えられます。
犬は基本的に警戒心が強い動物であり、安全でないと感じる場所で寝ることは少ないです。
飼い主さんと離れていても寝られる場合は、安心していることが考えられます。
飼い主さんの服の上で寝るのは安心できるから
飼い主の服の上で寝る犬は、その服に飼い主の香りが染みついていることで安心感を得ています。
人の香りは犬にとって情報源であり、特に飼い主の香りは犬にとって安心や安全を象徴するものです。
服の上で寝ることは、飼い主の近くにいると同じような安心感を得られるという意味が込められています。
犬は飼い主の香りに包まれることで、より深いリラックス状態に入ることができるでしょう。
犬の寝る位置にどんな意味がある?寝方と寝相でわかる飼い主への気持ち
犬の寝相からわかる気持ち
犬の寝相は、その日の体調や気分、さらには環境への適応度を示すサインとして解釈することができます。
愛犬の気持ちや状態を理解するためには、寝相を観察することが有効です。
以下、犬の特定の寝相から感じ取れる気持ちや状態を詳しく解説します。
- 犬の寝相からわかる気持ち
- うつ伏せで寝る場合は警戒している
- 丸くなって寝る場合は寒がっている
- 仰向けで寝る場合はリラックスしている
- 横向きで寝ている場合は熟睡している
うつ伏せで寝る場合は警戒している
犬がうつ伏せの姿勢で寝ることは、環境や周りの状況に対してある程度の警戒心を持っていることを示している場合が多いです。
この姿勢は、瞬時に起き上がって動くことが可能であり、未知の環境や新しい場所ではよく見られる寝相です。
特に、四肢を伸ばして地面につけ、顔を前方に向ける場合、すぐに立ち上がって動ける態勢を取っていると言えます。
このような寝相は、愛犬がまだその場所や状況に慣れていない、あるいは何かに気をつけているサインとも考えられます。
丸くなって寝る場合は寒がっている
犬が体を丸めて寝る姿勢は、体温を保持しようとする反応であり、寒さを感じている可能性が高いです。
体を丸くすることで、体温の逃げる面積を最小限に抑え、自らの体温で温めようとするのです。
特に、冬の冷たい季節や冷房が効きすぎている室内で、このような寝相をとることが多くなります。
この姿勢を見た場合、飼い主としては室温を適切に調整する、暖房の利用やブランケットを提供するなどの対応が求められます。
仰向けで寝る場合はリラックスしている
犬が仰向けに寝ているとき、犬がその場所や環境に完全に安心しているサインと言えます。
腹部は犬にとって最も無防備な部分であり、この部分を晒して寝ることは、周囲の環境に対する深い信頼を示しています。
特に家の中や飼い主の側でこのような寝姿を見せることは、飼い主や家族に対する信頼感の表れとも言えるでしょう。
また、この姿勢はクーリング効果もあるため、暑い日にこのような寝相をとることもあります。
横向きで寝ている場合は熟睡している
犬が横向きに全身をリラックスさせて寝ている姿は、深い眠りの中にいることを示しています。
この状態では、筋肉が緩んでおり、リラックスした状態での熟睡を楽しんでいると解釈できます。
飼い主さんが観察すると、時折足を動かすことや、リラックスした表情をしていることが多いです。
このような寝姿を見せる犬は、安心している証拠であり、快適な眠りの場を提供してくれている飼い主に感謝の気持ちを持っているかもしれません。
犬が飼い主さんにくっついて寝るのは愛情表現
犬が飼い主にくっついて寝る行動は、彼らの安心感や信頼を表すサインです。
犬同士の習性として、身体を寄せ合って寝ることは暖を取る方法として行われることがあります。
また、飼い主に寄り添って寝る場合は、飼い主を家族やパートナーとして認識し、存在を信じて安心していることを示しています。
その寝る位置や姿勢からも犬の気持ちを読み取ることが可能です。
愛犬がくっついて来て寝ることが多い場合は、ぜひ参考にしてください。
なお、当サイト(いぬの読みもの)では他にも犬のコラム記事があります。
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