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犬がリーダーと認める行動7選!犬になめられている行動も

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

犬がリーダーと認める行動7選!犬になめられている行動も

「犬が飼い主さんをリーダーと認める行動は?」
「飼い主さんをリーダーと認めている犬はどんな行動を取る?」

といったように、愛犬にリーダーとして認められているか気になっていませんか?

犬にリーダーとして認められていなければ、問題行動を起こしたり、言うことを聞いてくれなかったりします。

この記事では、犬にリーダーとして認められるための行動などについて以下の内容でご紹介します。

この記事の内容
  • 犬がリーダーと認める行動7選
  • 犬が飼い主さんをリーダーと認めている行動
  • 犬になめられてる行動

この記事を読むことで、愛犬にリーダーとして認められるようになることに近づくでしょう。

愛犬がまだ自分のことをリーダーとして認めていないと感じる飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

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犬がリーダーと認める行動7選

犬と飼い主さん

犬はその本能から群れを形成し、その中に階級が存在します。

リーダーとして認められるためには、一貫性と信頼感をもたらす行動が求められます。

以下に、犬があなたをリーダーとして認めるための7つの行動を紹介します。

  • しつけを統一する
  • しつけを気分で変えない
  • しつけで叱ったり叩いたりしない
  • なんでも要求に答えない
  • 主導権を握る
  • ご褒美としておやつを与える
  • 指示はわかりやすく出す

しつけを統一する

犬は一貫性を求める生き物です。

同じ行動や命令に対して、毎回同じ反応やアプローチをすることで、犬はあなたの期待を理解しやすくなります。

例えば、「座れ」のコマンドは毎回同じ声のトーンや手の動きで伝えることが望ましいです。

しつけを気分で変えない

気分や日によってしつけの方法を変えてしまうと、犬は混乱してしまいます。

今日は許された行動が、明日は叱られるという状態は、犬にとってストレスとなります。

しつけの際は一貫性を保ち続けることが重要です。

しつけで叱ったり叩いたりしない

信頼関係の築き上げは、しつけの基本です。

叱ることや身体的な罰は、犬との信頼関係を損なう原因となります。

犬が信頼感を失うと、飼い主さんの指示に従うことが難しくなります。

誤った行動を犬がした場合でも、優しく正しい方法で導くことが望ましいです。

なんでも要求に答えない

犬は愛らしい存在であり、愛くるしい瞳を向けられると、つい何でも要求に答えてしまいたくなるものです。

しかし、犬がリーダーとして飼い主を認識するためには、そのすべての要求に答えないことが大切です。

例えば、犬がおもちゃをねだったとしても、その都度与えてしまうと、犬は自分の要求が常に叶うと学習してしまいます。

これを避けるためには、要求が正当なものであるかどうかを吟味し、必要に応じて適切に反応することが大切です。

しつけのご褒美として、与えるのが効果的と言えるでしょう。

主導権を握る

犬との関係で重要なのは、飼い主が常に主導権を持つことです。

コマンドを出す際の一貫性や、散歩中に犬を引っ張らせないなど、日常のさまざまな場面での行動に現れます。

犬がリーダーと認識するためには、飼い主さんがリーダーの役割をしっかりと果たすことが求められます。

ご褒美としておやつを与える

犬の行動を正しく導くための効果的な方法の一つが、ご褒美を与えることです。

犬が望ましい行動をとった際に、おやつや褒め言葉で報われると、同じ行動を再度とる可能性が高まります。

ただし、おやつは適切な量とタイミングで与えることが大切です。

過度な量や不適切なタイミングでのご褒美は、犬の健康や行動に悪影響を及ぼす可能性があります。

指示はわかりやすく出す

犬に指示を出す際は、それが犬にとってわかりやすいものであることが大切です。

言葉の選び方、声のトーン、身体の動きなど、犬が理解しやすいような方法でコミュニケーションをとることが望ましいです。

また、指示を出す際には、犬が指示を理解し、適切に反応するまでの時間も考慮することが必要です。

犬が飼い主さんをリーダーと認めている行動

チワプー

犬は群れを形成する動物として知られており、リーダーシップは非常に重要です。

飼い主として、愛犬が自分をリーダーと認識しているかは、日常的な行動や反応からも判断することができます。

以下に、犬が飼い主さんをリーダーとして認めていることを示す具体的な行動について詳しく説明します。

  • 愛犬の名前を呼ぶと来る
  • 1回で飼い主さんの指示に従う
  • 飼い主さんにお腹を見せる
  • 犬の体のどこでも触れる
  • 問題行動を起こさない

愛犬の名前を呼ぶと来る

犬がその名前を聞いてすぐに飼い主のもとへ来る行動は、信頼関係の証とも言えます。

犬が飼い主の声に耳を傾け、その指示や要求に反応することを意味しています。

名前を呼ばれた際に迷うことなく近寄ってくる犬は、飼い主さんの存在をリーダーとして認識しているでしょう。

また、指示に従おうという意識を持っていると考えられます。

1回で飼い主さんの指示に従う

犬が飼い主の指示を1回で理解し、従う行動は、しっかりとした信頼関係と犬のリーダーとしての飼い主への尊敬を示しています。

繰り返し指示を出す必要がないことは、犬がその指示の内容や意図を正確にキャッチして、即座に行動に移す能力を持っていることを意味します。

飼い主の言葉や行動に対する犬の高い集中力と、指示を重視する姿勢が背景にあります。

飼い主さんにお腹を見せる

犬がお腹を見せる行動は、犬が飼い主に対して絶対的な信頼を感じている証拠と言えます。

犬のお腹は非常にデリケートな部分であり、晒すことは自分を守る能力を放棄することを意味します。

飼い主にお腹を見せることで、犬は「あなたには絶対の信頼を寄せている」というメッセージを伝えています。

犬がお腹を見せる行動は飼い主と犬との間に深い信頼関係が築かれていることを示しています。

犬の体のどこでも触れる

犬が飼い主に対して体のどこでも触らせる態度を取るのは、安心感と信頼感を感じている証拠です。

特に耳や足、尾の先など敏感な部分を触らせることは、犬が飼い主をリーダーとして受け入れ、信頼していることを意味します。

犬が安心して身を委ね、飼い主さんに触れさせることができるのは、信頼関係ができていると言えるでしょう。

問題行動を起こさない

犬が問題行動を起こさないのは、犬が飼い主のリーダーシップを認識し、安定した環境で生活していることの表れです。

問題行動の背景にはストレスや不安、不満などが隠れていることが多いです。

問題行動が見られないことは飼い主と犬との関係が良好であり、犬が満足していることを示しています。

継続的なコミュニケーションと信頼関係の構築により、犬は安心して日常を過ごすことができるのです。

犬が信頼する主人にしかしない行動15選!信頼される方法も解説

犬になめられてる行動

じゃれる柴犬

犬との日常生活の中で、犬が飼い主に対して示す特定の行動は、関係性や犬の感じる感情を示すものです。

時として、犬が飼い主のリーダーシップを十分に認識していない、あるいは飼い主を「なめてる」と感じる瞬間があります。

以下、犬が飼い主さんを「なめてる」と感じさせる行動について詳しく説明します。

  • 触ろうとすると吠える噛もうとする
  • 飼い主さんの言うことを聞かない
  • 犬にマウンティングされる
  • 散歩中に引っ張られる

触ろうとすると吠える・噛もうとする

犬が触ろうとすると吠えたり、噛もうとする行動は、飼い主に対する不信感や警戒心を示すものです。

触ろうとすると吠える・噛もうとする行動は、犬が飼い主のリーダーシップを認識していない、もしくは自身が上位であると考えている可能性が考えられます。

飼い主としては、犬との関係性を再評価し、信頼関係を再構築する必要があります。

飼い主さんの言うことを聞かない

犬が飼い主の言うことを無視する、または聞かない行動も、「なめてる」と感じる一因となる場面です。

犬が指示に従わない理由は様々ですが、その中で一つとして、飼い主のリーダーシップが不十分であると感じている可能性があります。

飼い主としては、しっかりとしたリーダーシップを示し、犬との関係を強化することが求められます。

犬にマウンティングされる

犬が人間や他の犬にマウンティングする行動は、犬特有のコミュニケーション方法の一つとして知られています。

繁殖行動としての側面もありますが、主に優越関係や興奮状態を示す手段として行われることが多いです。

飼い主に対して頻繁にマウンティング行動を取る場合、犬が飼い主のリーダーシップを確認しようとしている、あるいは不安や興奮を感じている可能性が考えられます。

犬のマウンティング行動を防ぐためには、犬との関係性の再構築や、適切な訓練が必要です。

散歩中に引っ張られる

散歩中に犬にリードを引っ張られる経験は、多くの飼い主が抱える問題の一つです。

犬が外の環境や刺激に興奮していること、または犬がリーダーシップを握ろうとしていることを示す場合があります。

リードを引っ張ることで犬が危険な状況に巻き込まれることもあるため、飼い主としては早急な対応が必要です。

正しいリーダーシップの示し方や、リードトレーニングの方法を学び、犬との信頼関係を築くことがこの問題の解決の鍵となります。

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犬にリーダーと認められるようにしよう

お手をする犬

犬が飼い主をリーダーとして認める行動には、一貫したしつけや明確な指示、適切な報奨・懲罰のバランス、そして飼い主の積極的な主導権の維持が含まれます。

飼い主がこれらの行動を実践することで、犬は飼い主のリーダーシップを認め、安心し従順な態度を示すようになります。

この記事のまとめは以下のとおりです。

まとめ
  • 犬がリーダーと認める行動はしつけを統一する
  • しつけを気分で変えない
  • しつけで叱ったり叩いたりしない
  • なんでも要求に答えない
  • 主導権を握る
  • ご褒美としておやつを与える
  • 指示はわかりやすく出す
  • 犬が飼い主さんをリーダーと認めている行動は愛犬の名前を呼ぶと来る
  • 1回で飼い主さんの指示に従う
  • 飼い主さんにお腹を見せる
  • 犬の体のどこでも触れる
  • 問題行動を起こさない
  • 犬になめられてる行動は触ろうとすると吠える噛もうとする
  • 飼い主さんの言うことを聞かない
  • 犬にマウンティングされる
  • 散歩中に引っ張られる

愛犬にリーダーとして認められるか不安な飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

なお、当サイト(いぬの読みもの)では他にも犬のコラム記事があります。

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