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犬の散歩で引っ張る癖をやめさせるしつけの5つのポイント

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

犬の散歩で引っ張る癖をやめさせるしつけの5つのポイント

「愛犬が散歩中に引っ張ってくるのをやめさせたい。」
「ワンちゃんが他人や他の犬に吠えるので困っている。」

散歩中に愛犬が引っ張ったり、吠えたりする癖があるという場合、飼い主さんはお悩みかもしれません。

犬の散歩では、トラブル防止のためにもしつけが必要です。

今回は、犬の散歩のしつけについて以下の内容で紹介します。

この記事の内容
  • 犬の散歩で引っ張る癖をやめさせるしつけの5つのポイント
  • 犬の引っ張り癖が治らない4つの原因
  • 犬の散歩で必要なしつけ
  • 犬の散歩のしつけに関するよくある質問Q&A

この記事を見ることで、犬の散歩のしつけについて知ることができるでしょう。

犬の散歩時の行動でお困りの人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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犬の散歩で引っ張る癖をやめさせるしつけの5つのポイント

抱っこされるパグ

犬の散歩で引っ張る癖をやめさせるしつけの5つのポイントを紹介します。

犬の散歩で引っ張る癖をやめさせるしつけの5つのポイント
  • 犬が引っ張る理由を突き止める
  • リードを見直す
  • 犬との距離を見直す
  • 犬が引っ張ったら止まる
  • 歩く方向を変える

犬が引っ張る理由を突き止める

愛犬がなぜ引っ張るのが、理由を探ることが必要となります。

ワンちゃんが引っ張る原因を理解した上で、適切なしつけをするようにしましょう。

リードを見直す

ワンちゃんに引っ張り癖がある場合は、リードを見直すことを推奨します。

リードが長過ぎる場合、飼い主さんがワンちゃんをコントロールしにくくなるからです。

また、伸縮性のリードを使用している場合、長さが変わってしまいます。

引っ張り癖や、散歩中に吠える癖が治らない間は、普通のリードを使用することをおすすめします。

犬との距離を見直す

散歩中の飼い主さんとワンちゃんとの距離の見直しも大切です。

リードの長さは、ワンちゃんとの距離が1メートルぐらいになるように調節するようにしましょう。

犬が引っ張ったら止まる

ワンちゃんが引っ張る場合、飼い主さんが一旦止まるという方法があります。

犬は引っ張ったら飼い主さんがついてきてくれると思っていることが多いです。

愛犬が引っ張ったとしても、止まることで飼い主さんはついてこないということを認識させるようにしましょう。

歩く方向を変える

愛犬が引っ張ったら立ち止まり、歩く方向を変えることで散歩の主導権が飼い主さんにあることを覚えさせます。

注意したいことは、方向を変えて歩くときにリードを強く引っ張らないようにすることです。

飼い主さんが立ち止まったときに、犬が自然と戻ってきたら方向を変えて歩き出すようにしましょう。

そして、また引っ張られたら立ち止まり、歩く方向を変えることを繰り返します。

ワンちゃんに散歩の主導権が飼い主さんにあることを認識させましょう。

犬の引っ張り癖が治らない4つの原因

黒いトイプードル

愛犬の引っ張り癖が治らない場合の考えられる原因を以下の4つ紹介します。

犬の引っ張り癖が治らない4つの原因
  • 散歩が楽しくて早く前に進みたい
  • その場に居続けるが嫌と感じている
  • 伸縮リードを使用している
  • リードを長く持ちすぎている

散歩が楽しくて早く前に進みたい

ワンちゃんは、散歩が大好きな子が多いです。

そのため、散歩になると興奮して早く前に進みたいという気持ちから引っ張っている可能性があります。

その場に居続けるが嫌と感じている

ワンちゃんにとって、今いる場所から離れたいという場合があります。

犬が不快に思う場所や、怖いと思うような場所にいた場合などです。

ワンちゃんがその場から、離れたいから引っ張っていることが考えられます。

伸縮リードを使用している

普段から伸縮リードを使用していて、ワンちゃんが混乱している可能性があります。

伸縮リードの場合は、伸び縮みするため犬が前に進むことでリードが伸びて進むことが可能です。

そのため、ワンちゃんはリードの長さの感覚が分からないようになり、引っ張ってしまう場合があります。

また、伸縮リードを使用することで愛犬が走り出したときに止めることができないかもしれません。

散歩時は普通のリードを使用することを推奨します。

リードを長く持ちすぎている

リードを長く持ちすぎている場合は、コントロールが難しくなるでしょう。

散歩中に愛犬が飛び出したときに止められるように、リードは短く持つことをおすすめします。

ワンちゃんとの距離が1メートルぐらいを目安にすると良いです。

犬の散歩で必要なしつけ

犬用ハーネス

犬の散歩で必要なしつけを以下の4つ紹介します。

犬の散歩で必要なしつけ
  • 散歩で人や他の犬に吠えるのをやめるようにしつける
  • 散歩中に犬に拾い食いをさせないようにしつける
  • リーダーウォークをしつける
  • マーキングさせないようにしつける

散歩で人や他の犬に吠えるのをやめるようにしつける

お散歩中に、通行人に他の犬に吠えるないようにしつけましょう。

犬が苦手な人もいますし、トラブルになる可能性があるからです。

通行人や他の犬が近づいてきたら、吠える前におやつやドライフードなどで愛犬の気をそらすのがおすすめ。

また、他の犬とは近づき過ぎないように距離を取ると良いです。

なお、犬が吠えるのをやめさせるためのしつけについて、気になる人は以下の記事をご覧ください。

犬が吠える6つの理由とやめさせるためのしつけを紹介

散歩中に犬に拾い食いをさせないようにしつける

散歩中に愛犬に拾い食いさせないようにしつけましょう。

ワンちゃんには、食べてはいけないものがあり、食べてしまうと中毒になる可能性があるからです。

犬が食べてはいけないものについて知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

犬が食べてはいけないものは?食べてもいい野菜や果物なども紹介

散歩中に拾い食いをしないように、愛犬の名前を読んだら振り向くようにしつけることがおすすめです。

犬に名前を覚えさせるコツについて、知りたい人は以下の記事をご覧ください。

犬に名前を覚えさせる5つのコツ!メリットやよくある質問なども紹介

また、何か食べようとしても食べないように「待て」のしつけを覚えさせるのも良いでしょう。

犬に「待て」を覚えさせる方法について、知りたい人は以下の記事をご覧ください。

犬に「待て」を覚えさせる5ステップ!コツやよくある質問Q&Aなども紹介

リーダーウォークをしつける

リーダーウォークは、ワンちゃんが飼い主さんの足元に寄り添って歩くことです。

引っ張り癖があるワンちゃんには、リーダーウォークをしつけることを推奨します。

リーダーウォークをしつける手順は以下のとおりです。

リーダーウォークをしつける手順
  1. 愛犬が引っ張ったら飼い主さんは立ち止まる
  2. 止まった時は愛犬とアイコンタクトを取らないようにする
  3. 進行方向をは逆方向を向く
  4. 愛犬がそばに戻ってきたら元の方向に歩き直す
  5. ①〜④を繰り返す

ワンちゃんが飼い主さんの足元に寄り添って歩くことで、引っ張ることもなくお互いに負担を無くす効果を期待できます。

なお、飼い主さんが止まった時にアイコンタクトを取らないようにするのは、何かかまってくれるのかとワンちゃんに勘違いさせないためです。

マーキングさせないようにしつける

お散歩中は愛犬にマーキングさせないようにしましょう。

散歩前に排泄を済ましておくのが良いです。

また、ワンちゃんが足を上げるような仕草をした場合、マーキングする可能性があります。

リードを引くなどして、マーキングしないようにさせてください。

犬の散歩のしつけに関するよくある質問Q&A

ドーベルマンの子犬

犬の散歩のしつけに関するよくある質問は以下のとおりです。

犬の散歩のしつけに関するよくある質問
  • 子犬の初めての散歩のしつけはいつからはじめる?
  • 犬が喜ぶ散歩の仕方は?
  • 犬が散歩のしつけで歩かないときはどうしたらいい?
  • 犬の散歩はしつけ教室に頼むのも良い?

子犬の初めての散歩のしつけはいつからはじめる?

子犬の初めての散歩は、生後3ヶ月になる前ぐらいまでに済ませておくとよいでしょう。

犬にとって物事を吸収しやすいとされている「社会化期」だからです。

生後2〜3ヶ月ぐらいの間に、散歩のしつけをしておくことを推奨します。

なお、犬のしつけ一覧について知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

犬のしつけはいつからはじめる?犬のしつけ一覧を紹介

犬が喜ぶ散歩の仕方は?

ワンちゃんが喜ぶ散歩をするためには、散歩中に遊びを取り入れたり、愛犬に呼びかけてコミュニケーションを取るなどが良いでしょう。

また、いつもとは違う散歩ルートを歩かせるのも良いです。

犬が散歩のしつけで歩かないときはどうしたらいい?

ワンちゃんによっては、散歩中に歩かない場合があるでしょう。

散歩中にワンちゃんが歩かない場合、散歩ルートを変えることをご検討ください。

車や通行人などは、ワンちゃんにとって刺激となります。

なるべく、刺激が少ない散歩ルートを選ぶようにしてあげましょう。

また、散歩中にワンちゃんが疲れているような仕草やサインを見せた場合は止まって休ませてあげましょう。

犬が疲れているときに見せる仕草やサインについて知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

犬が疲れているときに見せる仕草やサインを7つ紹介

犬の散歩はしつけ教室に頼むのも良い?

もし、飼い主さんが以下のような場合、犬の散歩はしつけ教室に頼むのも良いでしょう。

  • ちゃんとしつけができるかが不安な場合
  • ワンちゃんを飼うのが初めての場合
  • 他の人に迷惑をかけないようにしつけたい場合

自分でしつけても手応えがなかったり、しつけが難しいと感じる場合は、しつけ教室がおすすめです。

しつけ教室は、犬のしつけのプロ。

プロのドッグトレーナーにしつけ方法を伝授してもらいましょう。

まとめ

ポメラニアン

いかがでしたか?

この記事では、犬の散歩のしつけや引っ張り癖を治すための方法などについて紹介しました。

以下がこの記事のまとめです。

まとめ
  • 散歩で引っ張る癖をやめさせるしつけのポイントは犬が引っ張る理由を突き止める
  • リードを見直す・犬との距離を見直す
  • 犬が引っ張ったら止まる・歩く方向を変える
  • 犬の引っ張り癖が治らない原因は散歩が楽しくて早く前に進みたい
  • その場に居続けるが嫌と感じている
  • 伸縮リードを使用している
  • リードを長く持ちすぎている
  • 犬の散歩で必要なしつけは散歩で人や他の犬に吠えるのをやめる
  • 散歩中に犬に拾い食いをさせないようにしつける
  • リーダーウォークをしつける
  • マーキングさせないようにしつける
  • 子犬の初めての散歩は、生後3ヶ月になる前ぐらいまでに済ませておくとよい
  • 犬が喜ぶ散歩の仕方は遊びを取り入れたり、散歩ルートを変えたりする
  • 犬が散歩のしつけで歩かないときは刺激が少ない散歩ルートを選ぶようにする
  • 犬の散歩はしつけ教室に頼むのも良い

犬の散歩のしつけでお困りの飼い主さんはぜひ参考にしてくださいね。

なお、当サイトでは他にもさまざまな犬のコラムやドッグフードの記事があります。

気になる人は以下の記事もご覧ください。

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