「愛犬を留守番させるのが心配。」
「犬を留守番させるときに気をつけることは何かある?」
犬を飼い始めて間もない人は、犬を留守番させるのが心配になりますようね。
普段は人が家にいるのにお留守番させないといけないときが出てくることもあるでしょう。
この記事では、犬の留守番について以下の内容で紹介します。
- 犬を留守番させるときの環境づくりの10個のポイント
- 犬を留守番させるためのしつけ
- 犬を留守番させるときの注意点
- 長期不在の場合の犬に留守番させるときの対処法
- 犬の留守番に関するよくある質問Q&A
愛犬を留守番させるときに、ぜひ参考にしてくださいね。
【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキング|人気137種の評判&安全性を比較
犬を留守番させるときの環境づくりの10個のポイント
犬を留守番させるときの環境づくりの10個のポイントを紹介します。
- ケージのような安全な場所を用意する
- 部屋を片付ける
- 愛犬に合う室温・湿度を設定する
- スマートカメラを利用する
- スマートホーム対応の家電を利用する
- おもちゃを用意する
- 自動給餌器を用意する
- 自動給水器を用意する
- トイレシートを用意する
- 出かける前に散歩させる
ケージのような安全な場所を用意する
お留守番のときには、ケージのような安全な場所を用意するのが良いでしょう。
ワンちゃんをゲージやサークルなどに入れておくことで、家の中でいたずらしたり、トラブルを起こしたりするのを防ぐことができるからです。
また、犬は洞窟のように狭くて暗い場所を好む習性があります。
ワンちゃんがゲージやサークルなどを自分の縄張りと感じるようになれば、安心して過ごすことができるでしょう。
なお、犬用のおすすめゲージについて気になる人は以下の記事をご覧ください。
犬用のおすすめゲージ10選!おしゃれなものや頑丈なもの選び方などを紹介
部屋を片付ける
愛犬をゲージに入れずにお留守番させる場合は、部屋を片付けてから出かけるようしましょう。
部屋が散らかっていると、ワンちゃんが間違ってものを誤飲してしまうリスクがあるからです。
また、家電の電源コードもワンちゃんが噛んだりしないように片付けておきましょう。
犬がいたずらをすることで感電や火災などの原因にもなる可能性があります。
犬をお留守番させる前には、部屋の片付けをしておくことを推奨します。
愛犬に合う室温・湿度を設定する
家を出る前は、愛犬が快適に過ごせるように室温と湿度を設定しておくようにしましょう。
犬は汗をあまりかかないため、体温調節が苦手とされているからです。
全身に毛が生えているため、夏の暑さは苦手な傾向にあります。
また、犬によっては寒さに弱い犬種もいるため、冬の寒い時期には寒さ対策が必要です。
犬の寒さ対策について知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
愛犬の普段の様子を観察して、適温になる温度や湿度を見つけてあげてくださいね。
スマートカメラを利用する
留守番させている愛犬の様子が気になる人は、スマートカメラを利用するという方法もあります。
スマートカメラは、遠隔操作で家に設置したカメラに写っている愛犬の様子を確認できるものだからです。
また、ワンちゃんの様子を確認できるだけではなく、遠隔操作でご飯を上げたり、マイクを通して声をかけたりできます。
さらには、リモートでカメラの向きを変えたり、動作検知センサーでワンちゃんを追いかけたりする機能が搭載されているものもあるようです。
スマートカメラがあることで留守番中のワンちゃんの様子が確認できて安心できるでしょう。
スマートホーム対応の家電を利用する
スマートカメラのように、遠隔操作できる家電があります。
エアコンや照明器具などを遠隔操作できるスマートホーム対応家電があれば、外からでもスイッチのオン・オフが可能です。
エアコンつけ忘れたから、ワンちゃんが心配ということをなくせるアイテムですね。
おもちゃを用意する
犬を留守番させる時に、おもちゃを用意することも環境づくりのポイント。
ワンちゃんにとって飼い主さんが居なくなる留守番時は寂しいもの。
留守番時に遊べるおもちゃを用意してあげると良いでしょう。
留守番時のみに特定のおもちゃで遊べるようにしてあげるのが良いです。
犬の知育玩具におすすめの商品について気になる人は、以下の記事をご覧ください。
犬の知育玩具におすすめの商品11選!留守番用や難しい品を紹介
自動給餌器を用意する
長時間、犬に留守番させる場合は犬用の自動給餌器を用意するのも良いです。
自動給餌器とは、設定した時間になると自動的にワンちゃんにフードを与えることができるスグレモノ。
長時間留守番させる時に、1日分のドッグフードをまとめて置いておくと最初に全部食べてしまう恐れがあります。
一度にワンちゃんがドッグフードをたくさん食べると、消化器官に負担をかける原因になるでしょう。
自動給餌器があれば、一定時間に分けてワンちゃんにフードを与えられます。
なお、犬にご飯を与える時間の間隔について気になる人は、以下の記事をご覧ください。
犬にご飯を与える時間の間隔はどれぐらい?子犬から老犬までの目安の時間を紹介
自動給水器を用意する
ワンちゃんに与える水について、留守番時にはお皿に入れて置いておくことになるかと思います。
犬が飲んだあとのお水には、ワンちゃんの食べかすや被毛などが水中に入っていることがあります。
長時間放置したままにすることで雑菌が繁殖する原因になるでしょう。
循環型の自動給水器を利用することで、汚れた水がフィルターを通して濾過されてクリーンな状態を保つことができます。
犬用のおすすめ給水器について気になる人は、以下の記事をご覧ください。
犬用のおすすめ給水器を15個紹介!おしゃれなものやペットボトルを利用できるものも紹介
トイレシートを用意する
長時間犬を留守番させるときには、トイレシートを用意しておきましょう。
散歩中にトイレをするワンちゃんでも念の為置いておいた方が良いです。
普段からトイレシートでトイレできるようにしつけしておくことが必要となります。
出かける前に散歩させる
愛犬に留守番させる前に、散歩や運動をさせておくのもポイント。
ワンちゃんが散歩や運動などで体力を使うと、疲れて家では大人しくしておいてくれる可能性があるからです。
そのため、外出前には愛犬に散歩や運動させることをおすすめします。
犬を留守番させるためのしつけ
犬を留守番させるためのしつけを以下の4つ紹介します。
- 自分で遊ぶ癖をつけさせる
- 普段から犬との距離を保つ
- まずは短い時間で留守番させる
- 外出時はさり気なく出かける
自分で遊ぶ癖をつけさせる
犬に自分で遊ぶ癖をつけることが良いです。
たとえ、飼い主さんがでかけているときでも、1人で遊ぶことができれば退屈しないようになるでしょう。
普段からおもちゃで遊ぶ癖をつけさせることがポイント。
普段から犬との距離を保つ
普段から愛犬と適度な距離を保つことも大切です。
普段から家にいるときはずっと離れずにいると、留守番にワンちゃんは不安を感じてしまう可能性があります。
愛犬と別々に過ごす時間も作ることで犬との距離を保つようにしましょう。
まずは短い時間で留守番させる
犬を飼い始めてから間もない場合は、まずは短い時間からの留守番にチャレンジさせましょう。
まずは家の中から数十分、別の部屋に行ってワンちゃんを1人にさせて戻ってきます。
そして、慣れてきたら徐々に時間の間隔を長くするのが良いです。
慣れてから、長時間の留守番をさせるようにしましょう。
外出時はさり気なく出かける
飼い主さんは外出時にはさり気なく出かけるのがポイント。
外出時に愛犬を抱きしめたり、声をかけたりすることで寂しいという気持ちが増すことになるからです。
特に何もせずに、普段通りに出かけるのが良いでしょう。
また、帰宅時も同様でさり気なく振る舞うことが大切です。
犬を留守番させるときの注意点
犬を留守番させるときの注意点は以下のとおりです。
- いたずらすること
- 吠えて近隣住民に迷惑をかけること
- 犬のいたずらで事故や火災などが発生してしまうこと
いたずらすること
ワンちゃんが留守番中の注意点としては、犬のいたずらがあげられます。
飼い主さんが帰宅すると、犬のいたずらにより家が荒れているというシーンはテレビなどでよく見かけるでしょう。
クッションがボロボロになっていたり、ものを壊していたりなど犬のいたずらはさまざまあります。
犬のいたずら対策として、ケージやサークルなどに入れておくことや、おもちゃを与えておくことなどです。
また、スマートカメラがあれば、家の様子を観察することができます。
マイクと連動するタイプなら声をかけて犬のいたずらに注意できるでしょう。
吠えて近隣住民に迷惑をかけること
犬を留守番させるときの注意点として、吠えて近隣住民に迷惑をかけることがあげられます。
飼い主さんがいない間に、無駄吠えや遠吠えなどで近隣住民に迷惑をかけている可能性があるでしょう。
留守番中の行動なので、飼い主さんが気づくことは難しいですね。
愛犬が留守番中に吠えていないかを確認するためには、スマートカメラなどで様子をモニタリングする必要がありますね。
犬のいたずらで事故や火災などが発生してしまうこと
犬の留守番時の注意点としては、いたずらが原因での事故や火災などがあります。
ワンちゃんのいたずらが起きないように、事故の危険性のあるものは犬がいたずらできないように対策する必要があります。
また、家中すべての器具に犬のいたずら対策をするのが難しいという場合は、留守番時にはゲージやクレートなどに入れることもご検討ください。
長期不在の場合の犬に留守番させるときの対処法
長期不在の場合の犬に留守番させるときの対処法を以下の3つ紹介します。
- ペットホテルを利用する
- ペットシッターを利用する
- 家族や友人知人に預ける
ペットホテルを利用する
長期不在になるけど、愛犬に留守番させるのが心配という飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
動物用のホテル「ペットホテル」を利用するという方法があります。
ペットホテルなら長期不在でも預けておけるので、安心ですね。
ペットシッターを利用する
ペットシッターというサービスもあります。
ペットシッターは自宅で犬のお世話をしてくれるというもの。
飼い主さんの地域で対応できるペットシッターがいるのかを確認しておくのが良いでしょう。
家族や友人知人に預ける
長期不在で留守番が心配の場合は、家族や友人、知人に預けるという方法もあります。
もし、家族や友人、知人に愛犬を預ける場合は、犬を飼ったことがある人のほうが良いでしょう。
犬の留守番に関するよくある質問Q&A
犬の留守番に関するよくある質問について紹介します。
- 留守番が得意な犬種は?
- 犬の留守番は何時間まで?
- 留守番のときはケージに入れたほうがいい?
留守番が得意な犬種は?
留守番が得意な犬種は大型犬の場合、以下のようなワンちゃんがあげられます。
- 秋田犬
- セント・バーナード
- ラブラドール・レトリーバー
など
大人しい性格なので留守番が得意とされています。
小型犬や中型犬の場合は以下のようなワンちゃんがあげられます。
- チワワ
- シーズー
- 柴犬
など
独立心が強い性格なので、留守番が得意とされています。
犬の留守番は何時間まで?
ワンちゃんによって異なるため、一概に何時間まで留守番できるとは言えません。
中には10時間以上の留守番もできるワンちゃんもいるみたいです。
留守番のときはケージに入れたほうがいい?
お留守番のときにはゲージやサークルなどに入れたほうが安心できます。
犬のいたずらを防止できるからです。
サークルを利用して広めのスペースを確保できるなら良いでしょう。
しかしながら、広めのスペースを確保できない場合は犬がゲージの中で窮屈に感じる可能性があります。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、犬を留守番させるときのポイントやしつけ、注意点などについて紹介しました。
以下がこの記事のまとめとなります。
- 犬を留守番させるときの環境づくりではケージのような安全な場所を用意する
- 部屋を片付ける
- 愛犬に合う室温・湿度を設定する
- スマートカメラを利用する
- スマートホーム対応の家電を利用する
- おもちゃを用意する
- 自動給餌器を用意する
- 自動給水器を用意する
- トイレシートを用意する
- 出かける前に散歩させる
- 犬を留守番させるためのしつけは自分で遊ぶ癖をつけさせる
- 普段から犬との距離を保つ
- まずは短い時間で留守番させる
- 外出時はさり気なく出かける
- 犬を留守番させるときの注意点はいたずらすること
- 吠えて近隣住民に迷惑をかけること
- 犬のいたずらで事故や火災などが発生してしまうこと
- 長期不在の場合の犬に留守番させるときの対処法
- ペットホテル・ペットシッター・家族や友人知人に預ける
愛犬を留守番させるのに心配な飼い主さんはぜひ参考にしてください。
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