犬用ブラシは、愛犬のブラッシングや被毛のケアに欠かせない大切なツールです。
コミュニケーションとしてブラッシングは重要なので、どんなブラシを選べばいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はおすすめの犬用ブラシを紹介します。
ワンちゃんのブラシの選び方だけでなく、使い方のポイントもまとめました。
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犬用ブラシの4つのチェックポイント
犬用ブラシのチェックポイントは以下の4つがあります。
- 自分の手よりやや大きい犬用ブラシがベスト
- ワンタッチで毛を捨てられるタイプはお手入れがラク
- 仕上げにはコームやピンブラシを使う
- ブラシの先端が曲がったらすぐに買い換えよう
1.自分の手よりやや大きいブラシがベスト
犬用ブラシは、自分の手よりやや大きいサイズを選びましょう。
小さすぎるサイズは力が入ってしまい、愛犬がブラッシングの際にストレスを感じる可能性があります。
スリッカーブラシは、ブラシ部分ができるだけ薄い止めてものがおすすめです。
足やお腹などをブラッシングした時も、本体が薄いブラシであれば使いやすいでしょう。
グローブ型の犬用ブラシは、自分の手のサイズにあったものを使用してください。
2.ワンタッチで毛を捨てられるタイプはお手入れがラク
ブラシ本体の掃除がワンタッチで完了するものは、お手入れが簡単です。
本体にワンタッチボタンが付いていて、溜まった毛を取り除けるブラシはブラッシング後の掃除が簡単に完了します。
抜けた毛が集めやすいので、お手入れのストレスが減らせますね。
ラバータイプやグローブ型のブラシは、洗剤を使った水洗いが可能なので清潔に保てます。
ブラシ購入時は、本体のお手入れのしやすさも確認しましょう。
3.仕上げにはコームやピンブラシを
ブラシを使い分けることで、愛犬に最適なケアができます。
ブラッシングで毛のもつれや絡みを取った後は、コームやピンブラシを使って仕上げをしてください。
被毛の汚れを取り除いた後に毛流れを整えると、さらにブラッシングの効果がアップします。
愛犬の艶やかな毛を保つためには、仕上げのケアも丁寧に行うことをおすすめします。
4.先端が曲がったらすぐに買い換えよう
ブラシの先端が曲がったらすぐに買い換えましょう。
ブラシ先端が1本でも曲がっていると、ブラッシングの際に愛犬に傷をつけてしまう可能性があります。
針金状の細いピンでできているスリッカーブラシやピンブラシは、破損した場合は特に危険なので注意してください。
曲がった先端で傷をつけることが不安な人は、ラバータイプや手袋タイプのブラシがオススメです。
犬用ブラシのおすすめ12選!
犬用ブラシのおすすめアイテムを紹介します。
愛犬の被毛やタイプに合ったブラシを活用し、適切なコミュニケーションをとってください。
INK ラバーブラシ ロングヘアー/INK ラバーブラシ ショートヘアー
INK ラバーブラシは、ペットの肌を傷つけないシリコーン素材でできたケア用ブラシです。
ロングヘアー用とショートヘアー用があり、ペットの毛の長さに合わせて選ぶことでより快適にブラッシングできるよう配慮されています。
それぞれの特徴としては、ショートヘアー用はブラシの目が細くなっていて短い毛を取りやすいデザインに。
ロングヘアー用はリブ(ボール形状のヘッド)がついていることで、肌への負担を軽減しながら長い毛を絡め取れるようになっていますよ。
さらにINK ラバーブラシには静電気を防止するコーティングが施されていて、お手入れ後の毛がブラシに残りにくいのも魅力。
丸洗いできる扱いやすさも飼い主さんには嬉しいポイントですね。
また大切なペットの肌に触れるケア用品だからこそ、いつでも清潔に使えるのが安心です。
ソファやカーペットの気になる抜け毛も、ブラシの背で軽く擦るだけで手軽にお掃除可能。
1つ2役こなせるアイテムなので、あまり物を増やしたくないという方にもおすすめですよ。
ネットショップからの購入も可能ですのでぜひチェックしてみてくださいね。
HARIO NET SHOP:https://shop.hariocorp.co.jp/collections/ink
お支払方法はクレジットカード、代金引換、AmazonPay、d払いから選ぶことができます。
QQPOW|ペットブラシ グローブ
グローブタイプのペットブラシは、マッサージ感覚で愛犬にブラッシングできます。
調整可能なリストバンドがついており、さまざまなサイズの手のひらにフィットするデザインです。
不要な抜け毛とアンダーコートをシリコン製の突起でまんべんなくケアできるので、ワンちゃんも安心ですね。
細いシリコン製の歯は、愛犬の肌を傷つけるおそれがありません。
PLUSH PUPPY|スリッカーブラシソフト
参考:https://www.plushpuppyjapan.com/
ソフトタイプのスリッカーブラシは、プロのグルーミングチームによって開発された商品です。
本体のラバー部分が柔らかく、ソフトな使い心地が期待できます。
人間工学に基づいたデザインで、飼い主の手や動きにも負担がかかりにくい構造です。
長時間のブラッシングでも、ワンちゃんと飼い主がストレスを感じにくいでしょう。
SIAYI|ペットブラシ
SIAYIペットブラシは、スクラッチャーブラシでアンダーコードのお手入れも簡単です。
ワンタッチボタンが付いているので、溜まった抜け毛を捨てる時もスピーディーに完了します。
スクラッチャーブラシながらお手頃な価格を実現しました。
持ち手は合成ゴムでコーティングされているため、外れることなく握りやすいデザインです。
ペットアンドミー|ラバーブラシ pet+me
参考:https://www.good-smile21.co.jp/petandme/
ペットアンドミーは、医療用シリコン100%のラバーブラシです。
金属や化学物質を使っていないので、敏感なワンちゃんにもストレスが少ないブラッシングができるでしょう。
ペットの体に優しく、顔や耳周辺などデリケートな箇所にも使用できます。
マッサージを含めたブラッシングに適しており、アンダーコートのお手入れも可能です。
ペキュート|カーブ ブラシ
エキュートのカーブブラシは、本体部分が緩やかなカーブ形状です。
ワンちゃんの体のラインにフィットするので、効果的なブラッシングができます。
人間工学に基づいたデザインを使用しており、握りやすいグリップが特徴のブラシです。
ワンプッシュボタンが付いた本体は、ムダ毛は簡単にお掃除できるので不要なストレスを感じにくいでしょう。
スペクトラムブランズジャパン|ファーミネーター
参考:https://spectrumbrands.jp/furminator/
ペットのアンダーコートケアに特化したブラシです。
不要なアンダーコートを取り除く事に特化しており、換毛期のワンちゃんも効率的にブラッシングができます。
溜まった抜け毛はワンプッシュで取り除けるので、お手入れが簡単です。
ただし、使用対象はアンダーコートがある犬種に限られるので、購入前にチェックしてください。
プリアップ|ペットティーザー
参考:https://tangleteezer.jp/products/
ペットティーザーは、中型犬や大型犬のブラッシングに適しています。
人間が使うヘアケアグッズを開発している会社が販売しているため、安心して使用できますね。
ブラシ構造が特徴的で、長い歯と短い歯が交互に配列されています。
被毛を根元から優しくケアするデザインは無理な力がかかりません。
スピーディーながらスムーズに、ワンちゃんの毛流れが整えられるブラシです。
ペッツルート|ソフト毛とり まるコーム
参考:https://www.petz-route.co.jp/syouhin/dog/
敏感なワンちゃんも気持ちよくブラッシングできるコームです。
丸い特殊なブラシピンが毛の奥に入り、効率的にムダ毛が取り除けます。
本体のくぼみが指にフィットし、疲れにくいカーブがデザインされているため、飼い主にも負担が少ないアイテムです。
ムダ毛はピンのカーブに溜まるので、コーム本体のメンテナンスにも時間がかかりません。
ペティオ|プレシャンテ ハードスリッカーブラシ
参考:https://www.petio.com/fs/pshop/
皮膚に優しい先丸コーティングで、抜け毛を取り除きます。
被毛のもつれも効果的に解消できるので、ブラッシング後はすっきりとしたシルエットが期待できるでしょう。
細いピンはソフトな素材のため、細い毛の愛犬にも優しいケアが可能です。
ウレタンクッションでできた本体部分はやわらかく、ブラッシングによる肌へのストレスを軽減できます。
ドギーマンハヤシ|角型スリッカーブラシ
ドギーマンハヤシのスリッカーブラシは毎日のケアにベストなアイテムです。
細いブラシが抜け毛を取り除き、被毛に空気を含ませることで柔らかな仕上がりになります。
ペット美容が自宅でできるので、日頃のケアにおすすめです。
ラバーグリップが持ちやすいブラシは、抗菌加工されています。
お掃除用のくしがついているため、メンテナンスも簡単にできますね。
ファンタジーワールド|犬猫両用ブラシ・コーム
犬猫両用ブラシ・コームは毛が丸いボール状のピンでできており、優しいブラッシングが可能です。
マッサージとブラッシングが同時に可能で、ムダ毛除去やもつれを予防します。
ワンタッチボタンによるセルフクリーニング機能が付いており、ブラシに溜まった毛は簡単に取り外せます。
特殊ラバーグリップを使った本体は、飼い主が握りやすく疲れにくいデザインを実現しました。
犬用ブラシのタイプを紹介
犬用ブラシの形状やタイプを詳しく紹介します。
愛犬の皮膚の柔らかさや、毛の長さにマッチするブラシを選んでください。
ベストなブラシを使って、ワンちゃんとコミュニケーションをとりましょう。
スリッカータイプ|全犬種が活用できる
スリッカータイプは、弾性ステンレスの針がついているブラシです。
あらゆる犬種が活用できるデザインで、ペットの毛や肌を傷つけるおそれがありません。
抜け毛を取りながら毛玉をほぐすことが可能で、簡単にペットのヘアケアが行えます。
ただし、力を入れてスリッカータイプのブラシで梳かすと、犬の皮膚を傷つけることがあるので注意しましょう。
スクラッチャーブラシ|アンダーコートまですっきり
スクラッチャーブラシは、抜け毛が効果的にブラッシングできるタイプです。
ブラシ先端が二重構造になっているものが多く、不要な毛をやさしく取り除きます。
アンダーコートが生えているワンちゃんの、換毛期のお手入れも効率的に行えますよ。
ワンプッシュボタンが付いているブラシであれば、本体のお手入れも簡単に完了できます。
グローブ型やラバー製|警戒する子にも
手のひらでなでるようにブラッシングできるグローブ型やラバータイプのブラシは、警戒心が強いワンちゃんにオススメです。
先端にピンがついたブラシとは異なり、飼い主のてのひらでなでるようにケアが行えるのでリラックスできるでしょう。
柔らかい突起がついたブラシで、愛犬のからだの隅々までお手入れできます。
グローブ型のペットブラシは、扱いやすいフィット感があるものを選んでください。
獣毛ブラシ|静電気が起こりにくい
獣毛ブラシは、豚や馬の毛を使っているアイテムです。
使用している毛によって硬さや質感が異なるので、愛犬がストレスに感じないものを使いましょう。
獣毛ブラシは静電気が抑えられるメリットがあります。
毛についたほこりを優しく落とす、毛流れを軽く整えるといった用途にぴったりです。
コームタイプ|毛流れのケアに
犬用コームは人間でいうクシのようなデザインで、細い歯が並んでいる金属製のアイテムです。
顔周りや被毛全体のブラッシングの仕上げに使え、毛流れを整えることに向いています。
ブラッシング後に細かい部分が気になる時は、コームを使って調整しましょう。
犬用コームのサイズは、愛犬に合ったものを選んでください。
大きすぎるコームを使うと、ワンちゃんがおびえてしまう可能性があります。
犬用ブラシの効果的な使い方
犬用ブラシの効果的な使い方を解説します。
ベストなブラッシングの仕方や頻度をまとめました。
愛犬の毛の長さごとにブラッシングの方法が異なるので、チェックしてください。
ブラシはからだの中心部から足先にむかって動かす
ブラッシングの基礎は、体の中心部から足先に向かってブラシを動かすことです。
からだの大きい部分からブラシでとかすことで、愛犬の警戒心が抑えられます。
背中のブラッシングがある程度完了したら、足の表面部分を梳かしましょう。
最後にお腹や普段見えない部分のブラッシングを行い、同時に健康状態をチェックしてください。
愛犬が嫌がったらストレスを感じている証拠なので、無理なブラッシングは避けましょう。
短毛種|毛流れにそってブラッシングする
短毛種は、ブラッシングにラバーブラシを使いましょう。
金属製の歯がついているブラシは、皮膚を傷つける原因になるので避けてください。
毛流れに沿ってブラッシングし、抜け毛やもつれを取ります。
毛並みと逆方向にブラシを動かすと、ワンちゃんはストレスを感じます。
マッサージをする感覚でブラッシングをするとベストです。
長毛種|根元が見えるようにブラッシングする
長毛種のブラッシングは、まずはコームで毛を梳かしましょう。
毛玉がない状態にしてから、スリッカーブラシで優しくなでるようにブラッシングします。
毛がもつれていたり絡んでいたら無理にブラッシングする事は危険です。
毛玉ができてどうにもならない場合は、ハサミで切ることも考えましょう。
匂いや汚れが気になるワンちゃんには、グルーミングスプレーを使用してください。
ブラッシングは週2・3回がベスト
ブラッシングは週2・3回がベストな頻度です。
愛犬と適切なコミュニケーションを取るために、ブラッシングが欠かせません。
皮膚病やしこりの発見もできるので、愛犬のブラッシングはこまめに行うことをおすすめします。
時間をあけてブラッシングすると、慣れるまでにストレスがかかってしまう可能性があるので気をつけてください。
ブラッシングが終わるとご褒美を与えることで、ワンちゃんがお手入れされるストレスが減らせます。
ブラッシングは子犬の頃から慣れさせよう
ブラッシングは子犬の頃から慣れさせるようにしましょう。
ただし、子犬を迎えてから一週間程度は、ブラッシングせず様子を見てください。
家や家族に慣れた時期を見計らって、ブラシに慣れさせる訓練が必要です。
ブラッシングを始めたらできるだけ頻繁に行い、完了後はごほうびをあげましょう。
子犬にブラッシングは楽しい時間と印象付けることが重要です。
犬用ブラシとブラッシングの疑問を解決
ワンちゃんにブラッシングするときには、飼い主が気をつけたいことがいくつかあります。
愛犬のブラッシングについて疑問をまとめました。
犬のブラッシングはどこでする?
ブラッシングは愛犬のテリトリー・なわばりの外で行いましょう。
ご飯を食べたり寝たりする部屋は愛犬が自由にできるので、じっくりとケアする場所として適切ではありません。
生活し慣れていない場所であれば、おとなしくブラッシングを受けてくれる可能性があります。
普段ワンちゃんが入らない浴室や玄関先、部屋がおすすめです。
毎日の簡単なケアであれば、散歩のついでに玄関で行う方法もいいでしょう。
犬のブラッシングはなぜ必要なの?
愛犬の抜け毛や毛玉を取り除くために、日常的なブラッシングは必須です。
皮膚炎の予防には、被毛への保湿や通気性を高めることも重要と考えましょう。
日頃からブラッシングをしておけば、ワンちゃんの触り心地の変化やしこりなどに気づく可能性がアップします。
愛犬の見た目を整えるためだけでなく、病気予防やコミュニケーションのためにもブラッシングやケアは有効です。
犬のブラッシングの注意点は?
愛犬にブラッシングをする際の注意点は、以下の通りです。
- 優しく丁寧にブラッシングする
- 愛犬が嫌がったらすぐに中止する
- 力をかけて皮膚や毛を引っ張らない
ベストな力加減がわからない場合は、実際にブラシを使って自分の肌をなでてみましょう。
人間が痛いと感じるほどの力はかけずに、優しく愛犬をブラッシングしてください。
犬用ブラシはワンちゃんにあったアイテムを使おう
犬用ブラシはワンちゃんに合ったアイテムを使いましょう。
長毛種や短毛種など、犬の毛の長さやアンダーコードの有無によってベストなブラシが異なるので注意してください。
ブラッシング中に犬が嫌がるそぶりを見せたら、無理に続けずにすぐ中止することが大切です。
愛犬にストレスを与えないように、ブラッシングや被毛のケアは細心の注意を払いましょう。