「犬に関する雑学にはどんなものがある?」
「犬についての面白い雑学を知りたい。」
といったように、犬にまつわる雑学を知りたくありませんか?
この記事では、犬に関する雑学を15個ご紹介します。
犬の雑学を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
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犬に関する雑学15選!
犬は私たちの最も親しい動物の一つであり、特性や習性、驚くべき事実について知ることで、より深い理解や親近感を持つことができます。
以下、犬に関する面白い雑学を15選ご紹介します。
- 犬は猫舌
- 犬にはまぶたが3つある
- 犬に利き足がある
- 犬の嗅覚は人間の1億倍
- 犬が歩くときは常につま先立ち
- 犬の血液型は8種類ある
- 犬は眠い時以外もあくびをする
- 犬は鼻くそができない?
- 写真で目が赤く写るのは光を反射する層があるから
- 犬が寝る場所で飼い主さんのことをどう思っているか分かる
- ダルメシアンの赤ちゃんには斑点がない
- 犬の肉球は温度が伝わりにくい
- トイレするときにくるくる回るのは野生の名残
- 犬の睡眠時間は12~15時間程度
- 犬は人間の4〜7倍の速さで年を取る
犬は猫舌
「猫舌」とは、熱いものが苦手なことを意味する言葉ですが、犬も実は猫舌であるとされています。
犬は高温の食物や飲み物が苦手であり、人間と同じように舌を火傷するリスクがあります。
そのため、犬に食事を与える際は、温度を確認することが大切です。
犬にはまぶたが3つある
多くの人が知らないかもしれませんが、犬は実は3つのまぶたを持っています。
一つは私たちが普段見ている上のまぶた、もう一つは下のまぶた、そして最後の第三のまぶたは「瞬膜」とも呼ばれます。
目の中に入ったゴミを出す役割があります。
犬に利き足がある
私たち人間が利き手を持っているように、犬にも実は利き足が存在します。
これは、犬が特定の活動を行う際に、好んで使う足があるということを意味します。
利き足は犬それぞれで異なり、生まれつきのものであると考えられています。
飼い主さんは、日常の中で犬の行動を観察することで、犬の利き足を特定することができるでしょう。
犬の嗅覚は人間の1億倍
犬の驚異的な嗅覚能力は、多くの人が知っている事実です。
実際、犬の嗅覚は人間のと比べて、約1億倍も優れているとされています。
犬の優れた嗅覚は、犬が野生時代に獲物を追跡する際に必要だったもので、進化の過程で獲得したものと考えられています。
その結果、犬は非常に微細な匂いを感知することができ、警察犬や救助犬としての活動にも役立っています。
犬が歩くときは常につま先立ち
犬が歩く姿をじっくりと観察すると、彼らがつま先立ちで歩いていることに気づくでしょう。
犬の足の構造は、人間の足とは大きく異なり、彼らは足のつま先部分を地面につけて歩くため、つま先立ちと言えます。
つま先立ちでの歩行方法は、犬が迅速に走ることを可能にし、また獲物を追跡する際の敏捷性を高める役割も果たしています。
犬の血液型は8種類ある
一般的に人間の血液型にはA型、B型、O型、AB型の4種類が知られていますが、犬の場合はさらに多様で、8種類の血液型が存在します。
これらはDEA(Dog Erythrocyte Antigen)という血液抗原系に基づいて分類されます。
特に犬の輸血を考慮する場合、適切な血液型の選定は非常に重要です。
犬は眠い時以外もあくびをする
私たち人間が眠気を感じるときにあくびをするのはよく知られていますが、犬があくびをする理由は多岐にわたります。
もちろん眠気の際にあくびをすることはあるのですが、それだけではありません。
犬がストレスや不安を感じたとき、新しい環境や状況への適応の一環として、またはリラックスのサインとしてあくびをすることがあります。
犬のあくびは、その時の状況や背景をよく観察することで、彼らの気持ちや状態をより深く理解する手助けとなるでしょう。
犬は鼻くそができない?
犬の鼻くそを見たことがある飼い主さんは稀でしょう。
主な理由は犬には鼻毛が生えていないことにあります。
人間の鼻には鼻毛が生えており、鼻毛は呼吸をする際に異物を取り込まないためのフィルター機能を果たしています。
鼻毛が空気中のゴミや埃をキャッチし、鼻水が絡むことで乾燥し、鼻くそとして硬化します。
しかし、犬にはこの鼻毛が存在しないため、人間のような鼻くそが形成されにくいのです。
写真で目が赤く写るのは光を反射する層があるから
犬や人の目が写真で赤く写るのは、網膜の奥に位置する「タペタム・ルシダム」と呼ばれる特別な層の影響によるものです。
光を反射させる機能を持っており、特に暗い場所での視力を補助する目的で進化してきました。
フラッシュを使用して撮影する際、このタペタム・ルシダムがフラッシュの光を反射し、赤い光としてカメラのセンサーに捉えられることが多いのです。
犬の場合、この層が人間よりも発達しているため、より明るく赤く映ることがあります。
犬が寝る場所で飼い主さんのことをどう思っているか分かる
犬の寝る場所の選び方は、犬が飼い主に対してどういった感情や信頼を持っているかを示す場合があります。
例えば、飼い主の近く、特に足元やベッドのそばで寝る犬は、飼い主を安心感の源と捉えている可能性が高いです。
一方、離れた場所や隠れ家のような場所を好む犬は、少し独立心が強いか、その場所に安全感を感じていることが考えられます。
犬がどこで寝るかによって、彼らの性格や気持ちを理解する手がかりとなることが多いのです。
ダルメシアンの赤ちゃんには斑点がない
ダルメシアンはその独特な斑点模様で知られていますが、驚くことに、生まれたばかりのダルメシアンの子犬には、これらの斑点は一切ありません。
ダルメシアンの赤ちゃんは真っ白な毛並みを持って生まれてきます。
斑点は生後数週間を経て徐々に現れ始め、数ヶ月後にはその独特の模様がはっきりと見えるようになります。
斑点の出現パターンは遺伝によるものであり、大きさや形、配置などはそれぞれの犬で異なります。
犬の肉球は温度が伝わりにくい
犬の肉球は、人間の足の裏とは異なり、温度が伝わりにくくなっています。
これは、冷たい雪の上や熱いアスファルトの上を歩く際、犬が痛みを感じにくくするための進化の結果と考えられています。
肉球の表面は厚くてタフな角質層で覆われており、その下には脂肪層が存在します。
脂肪層は、温度の伝達を遅らせる役割を果たしています。
しかし、犬の肉球も無敵ではないため、特に夏場の熱いアスファルトなどでは火傷のリスクがあります。
そのため、飼い主としては、犬を散歩させる場所や時間を適切に選ぶことが大切です。
トイレするときにくるくる回るのは野生の名残
多くの犬がトイレをする前に、その場所で何度もくるくると回る行動を取ることがあります。
独特の行動は、実は野生時代の犬の名残と考えられています。
自然界では、犬は獲物や敵からの攻撃を防ぐため、最も安全な場所や方向を確認するために、くるくると回って周囲をチェックしていました。
また、くるくる回ることで草を踏みつけることにより、より快適なトイレの場所を作るとも考えられています。
現代の犬はペットとして生活しているため、このような行動は不要かもしれませんが、遺伝的な行動として引き継がれていると考えられています。
犬の睡眠時間は12~15時間程度
犬の日常的な生活の中で、驚くほどの時間を睡眠に費やしていることをご存知でしょうか。
多くの犬は、一日に12〜15時間程度を睡眠に使っています。
特に子犬や高齢の犬は、時間がさらに長くなることがあります。
しかし、犬の睡眠は人間とは異なり、短時間の睡眠を何度も繰り返す傾向があります。
短い睡眠の間に、犬は体力を回復させるとともに、ストレスを減少させる効果も得られます。
飼い主としては、犬が快適に休むための場所や環境を提供してあげることが大切です。
犬の睡眠時間についてより知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
犬は人間の4〜7倍の速さで年を取る
犬の成長速度や寿命を考えると、犬は人間に比べてはるかに速いペースで年を取ることが知られています。
一般的に、犬の年齢は人間の4〜7倍の速さで進むと言われています。
しかし、倍率は犬の種類やサイズによって異なることがあります。
例えば、小型犬は成長速度は早いものの、寿命が長い傾向にあります。
逆に、大型犬は成長速度が遅いものの、寿命は短めです。
犬種や個体差によって年齢の進行速度や寿命に違いが出るため、愛犬の健康状態や年齢に合わせたケアが必要です。
犬の年齢を人間換算した表については以下の記事もご覧ください。
犬に関する雑学はさまざま
いかがでしたか?
この記事では、犬に関するさまざまな雑学についてご紹介しました。
すでに知っている雑学もあれば、初めて知るというものもあったのではないでしょうか。
今回ご紹介した犬に関する雑学は以下のとおりです。
- 犬は猫舌
- 犬にはまぶたが3つある
- 犬に利き足がある
- 犬の嗅覚は人間の1億倍
- 犬が歩くときは常につま先立ち
- 犬の血液型は8種類ある
- 犬は眠い時以外もあくびをする
- 犬は鼻くそができない?
- 写真で目が赤く写るのは光を反射する層があるから
- 犬が寝る場所で飼い主さんのことをどう思っているか分かる
- ダルメシアンの赤ちゃんには斑点がない
- 犬の肉球は温度が伝わりにくい
- トイレするときにくるくる回るのは野生の名残
- 犬の睡眠時間は12~15時間程度
- 犬は人間の4〜7倍の速さで年を取る
犬についての雑学が知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
なお、当サイト(いぬの読みもの)では他にも犬のコラム記事があります。
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