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ペットホテルの値段相場!動物別で解説

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

旅行や出張などで不在にする際に、ペットホテルに預けて、お世話の心配がないようにしたいと考える人もいるでしょう。

長時間留守番させるわけにもいきませんね。

この記事では、ペットホテルの値段相場を動物別で解説します。

預けるために必要なポイントも紹介するので、事前に確認しておくと良いでしょう。

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ペットホテルの値段相場【動物別】

ペットホテル

1泊あたりいくらか、ペットホテルの値段相場を知っておきたいですよね。

飼っている動物や大きさによっても異なるため、それぞれ詳しく紹介します。

ペットホテルの値段相場【動物別】
  • ウサギ
  • ハムスター
  • 爬虫類

飼っているペットについて、参考にしてください。

犬は3,000~7,000円

犬のペットホテルの相場は1泊あたり3,000~7,000円と幅が広いですが、体の大きさによって値段が異なります。

小型犬 3,000~4,000円
中型犬 3,500~4,000円
大型犬 5,000~6,000円
超大型犬 6,000~7,000円

体が大きいほど必要なゲージやスペースが広くなるため、料金が高くなります。

また、トリミングやシャンプー、散歩などのオプションを付けると料金が変動するでしょう。

猫は3,000~5,000円

猫のペットホテルの相場は、1泊3,000円~5,000円です。

主な滞在はゲージですが、ゲージ外で遊ぶ時間を設定するサービスもあるため、サービス内容で値段は異なるでしょう。

ゲージフリーで預けた方が猫にとっては楽ですが、料金が高くなるため猫にストレスがかからない程度に、猫に合ったプランで預けるとよいですね。

ウサギは1,000~3,000円

ウサギのペットホテルの相場は、1泊1,000~3,000円です。

うさぎを預けた際には、爪切り、グルーミング、サークル内での散歩などのサービスがあり、サービス内容で変動します。

ホテルによってはお手入れも含まれた値段設定の場合もあるため、状況に合わせて選ぶと良いでしょう。

鳥は1,000~3,000円

鳥のペットホテルの相場は、1泊1,000~3,000円です。

鳥かごごと預けるのが一般的であるため、鳥かごのサイズで値段が変動するでしょう。

例えばインコのような小さな鳥と、ニワトリのような大きな鳥では、かごの大きさは異なります。

また、1つの鳥かごで1羽預ける場合と、複数羽預ける場合でも値段は変わるため、預け先で問い合わせてみると良いでしょう。

ハムスターは1,000~2500円

ハムスターのペットホテルの相場は、1泊あたり1,000~2,500円です。

鳥と同様に、預けるゲージの大きさや何匹預けるかで値段が変動するでしょう。

爬虫類は1,000~5,000円

爬虫類のペットホテルの相場は、1泊1,000~5,000円となります。

爬虫類の種類や大きさ、ゲージの大きさなどによって値段が変動するため、預け先で問い合わせが必要です。

例えば、トカゲの全長が40㎝より小さければ1,000円程ですが、150㎝となると3,000円程で値段が変わります。

トカゲに限らず、蛇や亀でも種類や体の大きさ、ゲージなどで値段が決まってくるでしょう。

ペットホテルへ預けるために必要なこと

キャットフードを与えられる猫

ペットホテルへ預けるには、ペットにとってストレスがないように、次の3つに取り組む必要があります。

ペットホテルへ預けるために必要なこと
  • ワクチンを接種しておく
  • ケージの中での生活に慣れさせておく
  • 普段与えているフードを渡しておく

それぞれ詳しく解説するので、ペットへのストレス軽減や、安心、安全に預けるために、知っておきましょう。

ワクチンを接種しておく

ペットホテルに預ける際には、ワクチンを接種した予防接種証明書の提示が必要です。

狂犬病ワクチンや、犬の5種混合ワクチン、猫の3種混合ワクチンは最低でも接種する必要があります。

ワクチンが求められるのは、感染症を患っているペットを預かってしまい、他の動物に感染してはいけないという理由があるからです。

ワクチンを接種したら予防接種証明書を保管しておきましょう。

ケージの中での生活に慣れさせておく

ペットホテルでは犬や猫、小動物などを複数預かり、皆が慣れない環境で過ごすため、ゲージの中で生活する時間が長くなります。

普段ゲージに入らず自由に過ごしているペットは、ゲージ内での生活にストレスを感じるでしょう。

普段からゲージの中での生活に慣れるための訓練をしておくと、預け先でもストレスを軽減できますね。

犬用のおすすめゲージ10選!おしゃれなものや頑丈なもの選び方などを紹介

普段与えているフードを渡しておく

ペットホテルに預ける際には、普段与えているフードや食器を渡しておく必要があります。

フードの変化はペットにストレスを与える場合が多く、普段の生活でも、食いつきが悪い子もいるでしょう。

預け先でいきなりフードや食器が変わると、環境が全て変わって「捨てられたかも」と感じ、食べられない子もいます。

預ける間の食事回数に合わせて、同じフードを用意しておくと良いでしょう。

ペットホテルに預ける際の注意点

女性に抱っこされる犬

安心、安全にペットホテルに預けるためには、次の3つの注意点を確認しておくと良いでしょう。

ペットホテルに預ける際の注意点
  • 犬の場合は預かり可能サイズを確認する
  • 発情期・妊娠中の犬の預け入れはNGなことが多い
  • 受付&引き渡し時間を確認しておく

また、上記注意点は預け先によって異なるため、条件や詳細を確認しておきましょう。

犬の場合は預かり可能サイズを確認する

犬を預ける場合は、預かり可能なサイズを確認しておく必要があります。

特に大型犬は広いスペースを必要とするため、受け入れが難しいペットホテルもあるでしょう。

いつも広い場所で伸び伸びと過ごしている大型犬を狭いゲージに入れると、犬にとってもストレスですね。

ペットホテルによって異なるため、預かり可能サイズを確認しておきましょう。

発情期・妊娠中の犬の預け入れはNGなことが多い

発情期や妊娠中の犬は、特別な配慮が必要で他のペットにも影響が出るため、受け入れNGな場合が多いです。

犬種によって異なりますが、メスは生後5か月から8か月程で発情期に入り、生理が始まります。

オスは、発情期のメス特有の匂いに気付くと、メスを見つけるために落ち着かなくなり、吠えてしまうのです。

また、妊娠中の犬は体調が崩れたり急にお産が始まったりと、より専門的な対応が必要になるケースがあるため、受け入れNGなペットホテルが多い現状があります。

ペットホテルとしても預かり中に事故や死亡などのリスクを負いたくないため、預かりが難しいでしょう。

どうしても預かりが必要であれば、獣医師に相談したりホテル併設の病院に預けたり、自宅に来てもらうペットシッターに依頼したりする方法もあります。

受付&引き渡し時間を確認しておく

ペットホテルに預ける際には、受付時間や引き渡し時間を確認しておきましょう。

予定宿泊日数を超えたり、引き取りに来ないといったケースもあるため、受付や引き渡し時間が決められているホテルが多いです。

飼い主さんは、預け先の受付時間や引き渡し時間に合わせてスケジュールを組み、マナーを守って預けましょう。

ペットホテルの利用までの流れ

ペットホテル利用までの一連の流れは次の通りです。

ペットホテルの利用までの流れ
  • 事前予約
  • 予防接種証明書や荷物の準備
  • 預け入れの手続き
  • 受付(預け入れ)
  • 引き取り

ペットホテルは混み具合や預け入れの条件などで、受け入れ不可の場合もあるため、事前に預け入れ可能か連絡し、予約も済ませておきます。

預け入れが決まったら、予防接種証明書や必要量の食事、食器、リード、ゲージなどの準備をしましょう。

預け入れ時はペットホテルが提示する同意書を記入し、配慮事項などの情報共有を行い、手続きをします。

予約した日時から預け、決めた日時にお迎えに行きましょう。

預かり日数が多い場合やサービスが充実したホテルの場合、ペットの様子を写真で報告してもらえる可能性もあります。

事前予約の際に、どのようなサービスが受けられるかや、ホテルの環境などを聞いておくと良いでしょう。

ペットホテルの値段に関するよくある質問Q&A

ペットホテルの値段に関するよくある質問を紹介します。

カインズのペットホテルの料金はいくらぐらい?

カインズには犬と猫用のペットホテルがあり、料金はゲージの広さによって異なります。

一時間 一日 1泊2日
シングルゲージ 610円 1,840円 3,670円
ラージゲージ 610円 2,450円 4,890円
デラックスルーム 1,220円 4,900円 9,780円

デラックスルームは大型犬でも預けやすい広さです。

午前10時から午後6時までの営業時間で1日預かってもらえるプランもあるため、ペットを預けての買い物も安心でしょう。

また会員になると上記の料金から10%安くなり、お得です。

ペットホテルに長期で預ける場合の1日当たりの料金は?

ペットホテルに長期で預ける場合、犬であれば1日当たり2,000~5,000円、猫であれば1,000~3,000円が一般的です。

ホテルの環境、スタッフによる24時間の見守り、夜間のスタッフ不在、散歩の回数など、サービス内容によって異なります。

また、長期で預ける場合は割引が適用されるケースもあるため、基本料金よりお得に預けられる可能性もあるでしょう。

ペットホテルに1か月預ける場合の料金はいくらぐらい?

ペットホテルに1か月預ける場合の料金は、犬は30,000~80,000円、猫は20,000~50,000円が一般的です。

ホテルによって異なりますが、マンスリープランや長期宿泊割引が適用されるケースもあるでしょう。

ペットホテルに1週間預ける場合の料金はいくらぐらい?

ペットホテルに1週間預ける場合の料金は、犬は10,000~30,000円、猫は7,000~20,000円が一般的です。

実際の料金はペットホテルによって異なり、散歩やゲージ外の活動で料金も変動するため、預けたいホテルに問い合わせると良いでしょう。

東京のペットホテルの料金相場はいくらぐらい?

東京でペットホテルに預ける際の1泊あたり料金相場は、犬は5,000〜15,000円、猫は3,000〜10,000円が一般的です。

需要が高い地域や、ゴールデンウィークやお盆などの混みやすいシーズンは、比較的料金が高くなるでしょう。

料金が変動するケースや予約で埋まっているケースもあるため、早めに予約するのがおすすめです。

まとめ

ペットホテルの値段相場は、ハムスターや鳥などの小動物であれば1,000円程度、大型犬のように体が大きいペットは6,000円程度かかります。

預ける際のゲージの大きさや必要なスペース、散歩などのサービス内容によって料金が異なるため、ペットホテルを複数比較するのがおすすめです。

また、大型犬だと預け入れができないケースもあるため、まずはペットが預け入れの対象か問い合わせてみると良いでしょう。

預ける際の注意点やマナーを守って、効果的に利用すると良いですね。