ウェットタイプのおすすめキャットフード10選！総合栄養食タイプも紹介

水分量が多く、嗜好性が高いウェットタイプのフード。

水分補給の習慣がない猫や、ご褒美などのタイミングでウェットフードを与える飼い主さんもいるのではないでしょうか。

ウェットフードは、主食か副食か、与える際の目的に合わせて選ぶ必要があります。

最低限の知識を得て、効果的に与えたいですね。

この記事では、ウェットタイプのおすすめキャットフード10選や、総合栄養食タイプを紹介します。

ぜひ参考にしてください。

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ウェットタイプのおすすめキャットフード10選

ウェットタイプのおすすめキャットフードを10選紹介します。

フィリックス『やわらかグリル 成猫用 ゼリー仕立て』

『やわらかグリル ゼリー仕立て』は、ツナ・サーモン・チキン・ビーフ・あじ、といったバリエーションが豊富で、愛猫の好みやアレルギーに合わせて選べます。

ツナの場合、ビーフやチキン、ツナなどを配合して、肉や魚のうまみを凝縮しているため、食いつきが良く高タンパクなフードです。

成猫用以外にも、子猫用・15歳から用・18歳から用があるため、年齢に応じて必要な栄養を摂取できるでしょう。

はごろもフーズ『無一物 かつお』

人間用の加工食品で有名なはごろもフーズが、猫の体に優しいウェットフードを作っています。

添加物を使用されるウェットフードが多いですが、『無一物 かつお』は添加物不使用で、原材料はかつおと天然水のみのため、かつお本来のおいしさを味わえるでしょう。

高品質で安全な食事を与えたい飼い主さんにおすすめです。

総合栄養食の補助やトッピングとして与えると良いでしょう。

カルカン パウチ 成猫用

鶏・牛・さば・かつお・まぐろなどの肉や魚を豊富に配合しており、嗜好性が高く、美味しく食べてくれるでしょう。

1袋あたり45kcalと最適で、室内猫でも体型管理しやすく、健康な体をサポートできます。

まぐろやお肉などのシリーズもあり、バリエーションが豊富なため、愛猫が喜ぶフードを見つける楽しさを感じられるでしょう。

総合栄養食のため、このフードと水だけで必要な栄養をバランスよく摂取できます。

ミャウ ミャウ ジューシー『あじわいまぐろ』

主原料に、かつお・まぐろ・あじ・鶏肉などを使用しており、フレークのように食べやすく仕上げています。

健康な体の基盤である腸のために、オリゴ糖を配合しており、善玉菌をコントロールして腸内環境を整えられるでしょう。

室内猫のために考えられたフードで、免疫力や健康に配慮しながら、濃厚で美味しいフードを与えられます。

また、a-iペプチドを配合しているため、不安や緊張をほぐし、心の健康にもアプローチできるでしょう。

黒缶 まぐろとかつお

まぐろとかつおの血合肉を主原料としており、白身魚よりも豊富なDHA・EPA・鉄分・タウリン・ビタミンEが含まれています。

免疫力を高めたり、脳・血液などの健康を維持できたりと、様々なサポート成分が配合されていて心強いフードです。

また、オリゴ糖が配合されており、腸内の善玉菌を増やして腸内環境をサポートできます。

猫の好みの魚の香りで、食いつきが期待できるでしょう。

健康缶パウチ 免疫サポート まぐろペースト

乳酸菌やオリゴ糖で腸内フローラを整え、ビタミンEで抗酸化できる、免疫力のサポートに特化したフードです。

マグロを主原料としており、ペースト状にされているため、顎や歯が弱く飲み込む力が衰えた猫でも栄養を摂取できます。

89％もの水分が含まれており、水分補給をする習慣がない猫でも水分を摂取できるでしょう。

その他の目的食のため、総合栄養食のドライフードと合わせて与えるフードです。

何も入れないまぐろだけのたまの伝説

キャットフード缶を日本で初めて開発した、三洋食品が製造しており、1986年から選ばれている商品です。

製品名の通り、新鮮なまぐろとビタミンEのみ贅沢に配合しており、着色料なども使用していないため、安心して与えられます。

ツナ缶のような猫の喜ぶ匂いで、食いつきも良いでしょう。

その他の目的食のため、ドライフードを食べない猫にトッピングとしてや、ご馳走として与えると良いです。

nutro　デイリーディッシュ

少量で使い切れる量で包装してあり、成猫用は2食分セットで購入できます。

フードから水分補給をすることで、猫の尿路トラブルに対応できる点でも、安心できるでしょう。

フードに含まれるオメガ3・6脂肪酸は、健康的な皮膚・被毛のサポートもできます。

皮膚・被毛は、健康状態を判断しやすいため、このフードを与えて良好にサポートし、よく観察してあげると良いでしょう。

総合栄養食のため、このフードと水だけで1日に必要な栄養を摂取できます。

カルカン お魚・お肉ミックス まぐろ・かつお・ささみ入り

おさかな・お肉ミックスは、チキン・ビーフ・ささみ・かつお・まぐろなどが配合されている、肉や魚が豊富なフードです。

フレークが柔らかく、ゼリー仕立てに作られており、水分が多いため食べやすいでしょう。

子猫用・成猫用・老猫用と、それぞれのライフステージに合わせて商品展開されているため、年齢に必要な栄養を摂取できます。

総合栄養食のため、他のフードと混ぜたりせずこのまま与えられて楽ですね。

sheba お魚お肉ミックス

1食分の量がちょうどよくなるように包装されており、2食セットで購入できます。

厳選されたツナとチキンを使用しており、贅沢なフードでありながら、必要な栄養を摂取できる総合栄養食です。

しっとりテリーヌタイプとフレークタイプを展開しているため、愛猫が食べやすい方を選ぶと良いでしょう。

テリーヌタイプは食材をすりつぶしており、消化に優しいですが、通常のウェットフードに比べると水分量が80％と少なめです。

ウェットタイプのフードの選び方

ウェットタイプのフードの選び方を3つ紹介します。

与える用途があっているか

ウェットフードには、総合栄養食や補助として与えるその他の目的食があります。

総合栄養食の場合は、必要な栄養素が配合されているため、そのフードと水だけで健康をサポートできるでしょう。

その他の目的食は、総合栄養食の栄養基準に満たない副食（一般食）であるため、総合栄養食と組み合わせて与える必要があります。

ドライフードへの食いつきが悪い時や、ご褒美としていつものフードにトッピングすると良いでしょう。

与える用途に合わせて、総合栄養食とその他の目的食を効果的に使用するのがおすすめです。

愛猫の好みの匂い・風味がするフードか

ウェットフードは、肉や魚を豊富に配合しているフードが多く、匂いも強い傾向があるため、愛猫の好みの匂い・風味がするフードを選ぶと良いでしょう。

猫はそもそも、嗅覚をもとに食事の好みを判断しており、匂いが強いフードであれば、食欲増進にも効果的です。

ただ、子猫期に母猫からフードについて教わる習慣がある猫は、子猫期に食べたフードと同じような匂いや風味のフードを食べる傾向があり、好みがわかれます。

牛肉・豚肉・内臓・赤身魚のように脂がのって匂いが強いフードでも、食いつきが悪い可能性があるため、愛猫の好みを探りながら与えると良いでしょう。

愛猫が悩んでいる項目のサポート成分が含まれているか

愛猫が悩んでいる項目のサポート成分が含まれていれば、食事で健康をサポートできて安心です。

例えば、室内猫であれば肥満ケア、猫の病気に多い下部尿路ケア、他にも毛玉ケアや免疫サポートなどに配慮されたフードを選ぶと良いでしょう。

悩んでいる項目のサポート成分が配合されていると、日々の食事で健康をサポートできます。

完全に病気を予防・改善できるわけではないですが、食事は健康の源であるため、少しでもサポート成分が配合されていると安心ですね。

ウェットフードを与える際の注意点

ウェットフードを与える際の注意点を3つ紹介します。

開封後は冷蔵保存する

ウェットフードを開封後は、冷蔵保存しましょう。

本来であれば、フードは開けたての良質な状態で与えるのが好ましいです。

冷蔵保存した場合でも風味が落ちて品質が悪くなるため、開封後は早めに与えるようにしましょう。

残してしまう量であれば、1食で使い切りの少なめのフードを購入するのがおすすめです。

傷みやすいので食べないのであれば片付ける

ウェットフードは傷みやすいので、食べないのであれば片付けましょう。

ウェットフードは長時間放置すると、表面から乾燥して風味が落ちてしまいます。

乾燥する前に食べきるのが最良ですが、どうしても食べきれず表面が乾燥してきたら処分しましょう。

療法食ウェットフードを獣医師の判断なしには与えてはならない

療法食のウェットフードは、病気の猫に対して与えるフードのため、獣医師の判断なしには与えてはいけません。

療法食は基本的に、病院で購入するフードですが、中にはインターネットで個人購入ができるフードもあります。

ただ、病気の猫の症状に合わせて、栄養が特別に調整されており、健康な猫に療法食を与えると健康を害してしまうでしょう。

療法食は個人の判断で与えず、獣医師の指示を受けながら与えるフードです。

まとめ

ウェットフードは、水分量が多いため水分補給をしない猫でも水を摂取でき、尿路のサポートにも繋がります。

ただ、総合栄養食やその他の目的食があり、飼い主さんの与える用途によって選ぶ必要があるため、注意が必要です。

また、インターネットで購入する場合は1個売りではなく12個セットなどで販売されている商品が多いため、頻繁に購入する手間も省けるでしょう。

愛猫に合ったウェットフードで、楽しみながら美味しく食事をし、健康管理もできると安心ですね。