「うちの子も年を取って、トリミングを断られるようになった」
「トリミングを断られた!今後はどうお手入れすればいいの?」
といった老犬を理由にトリミングを断られたそこのあなた。
老犬だとしても、カットが必要な犬種もいます。
トリミングをしなければ、不衛生になり、皮膚炎を起こす危険性があります。
断られても、愛犬の健康維持にはトリミングが必要。
この記事では、トリミングを断られたときの対処法を3つ紹介します。
断られてどうしてよいか分からない方は、必見の内容です。
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老犬になるとトリミングを断られる理由
断られる理由は、慎重に施術しなければならないから。
老犬は体力が衰えてしまっているので、立つのが難しいような子も。
立つことはできても、疲れやすいので長時間は厳しい場合もあります。
また、視力や聴力も落ちているので、成犬時より敏感になってしまうことも。
バリカンの音や長時間立たされるような些細なことがストレスになってしまいます。
これらの刺激がストレスになり、体調を崩してしまうような子もいるのです。
お店側はこれらの理由で、通常の犬よりも慎重に扱わなければなりません。
施術時間も通常よりかかるので、お店側はトリミングを断るに至るのです。
老犬にもトリミングは必要
老犬でもトリミングは必要です。
必要な理由は、清潔に保って健康を維持するため。
被毛を伸ばしたままにすると、汚れやすくなってしまいます。
汚れやすくなるので、免疫力が低下して、皮膚炎に至ってしまうようなことも。
異臭の原因にもなるので、トリミングは老犬になっても必要です。
オシャレにカットする必要はなく、清潔に保つためのトリミングが必要です。
老犬を理由にトリミングを断られた時の3つの対処法
トリミングを断られた時の対処法は、以下の3つです。
- トリミングサロン併設の動物病院で切ってもらう
- 老犬を受け入れてくれるトリミングサロンを探す
- セルフトリミングをする
トリミングサロン併設の動物病院で切ってもらう
動物病院の中には、トリミングサロンを併設しているような施設もあります。
診療だけでなく、カットもできてしまうのです。
獣医師が常駐しているので、トリミングを引き受けてもらいやすいのが特徴。
闘病中の子や薬を飲んでいるような子も受けてもらえます。
受け入れてもらえる可能性が高いので、トリミングサロン併設の病院に問い合わせてみると良いでしょう。
老犬を受け入れてくれるトリミングサロンを探す
トリミングサロンによって、受け入れてくれる条件は様々。
「年齢8歳以上」だと断るようなサロンもありますが、一方で10歳までなら引き受けてくれるようなお店もあります。
近所のトリミングサロンに電話をかけて、「何歳までトリミング可能か」確認してみて下さい。
1件くらいは、受け入れてもらえるお店があるかもしれません。
出張型のトリミングサービスもおすすめ
出張型のトリミングサービスを利用してみるのも良いでしょう。
自宅に訪問してくれるので、愛犬のストレスも少ないです。
施術中も近くに入れるので、愛犬落ち着いていやすくなります。
愛犬の疲労も少ないので、非常におすすめですよ。
出張トリミングサービスは一般的に、対応可能なエリアが決まっています。
お住いの地域が対応可能なエリアなのかは必ずチェックしましょう。
セルフトリミングをする
トリミングサロンは利用せず、自分でトリミングをするという方法です。
道具を揃えなければいけないし、バリカンを使うので注意して施術しなければなりません。
注意は必要ですが、移動や予約をする必要がありません。
トリミングのやり方を知りたい方向けの講座(後述紹介)もあるので、そちらで学んでカットするのもおすすめですよ。
初めてカットする際は、顔周りは避けてください。
はじめは、足裏を一本ずつカットしていくのがおすすめですよ。
セルフトリミングをする場合に必要なもの
トリミングで必要な道具は、以下の4つです。
- バリカン
- ブラシ
- コーム(くし)
- はさみ(カットタイプ、ミニタイプ)
日ごろからブラッシングをして、毛玉やもつれができないようにしましょう。
トリミングのしやすさにも影響するので、日ごろから被毛ケアをしておくのがおすすめですよ。
自宅トリミング法を講座で学ぶのもおすすめ
「自宅でトリミングする方法を学びたい」という方には、「老犬に優しいトリミング講座」がおすすめ。
「老犬に優しいトリミング講座」は、老犬向けの自宅トリミングを学べる講座。
約6年間シニア犬や寝たきり犬のトリミングをしてきた「老犬トリミングのプロ」が監修した教材です。
トリミング未経験者からでも始められる教材です。
トリミングだけでなく、老犬介護も同時に学べるのが魅力。
自分でトリミングする方法を学べば、愛犬の負担だけでなく、お財布の負担も少なくなりますよ。
教材の特徴は、以下の5つです。
- トリミング未経験でもOK
- 老犬トリミング歴6年以上の講師がノウハウを伝授
- 本講座一本で自宅トリミングをマスターできる(学習期間は3か月程度)
- トリミングだけでなく、介護も学べる
- シニア犬だけでなく、子犬・成犬にも使える
まとめ
この記事では、トリミングを断られた場合の対処法を3つ解説しました。
以下がまとめです。
- 老犬がトリミングを断られる理由は慎重に扱わなければならないから
- 老犬になってもトリミングはする必要がある
- トリミングをしなければ、清潔に保てず、皮膚炎を起こす可能性がある
- サロン併設の動物病院だと受け入れてもらえる可能性が高い
- トリミングサロンによって、施術の受け入れ条件は異なる
- 老犬への負担が少ない出張型トリミングサロンを利用するのもおすすめ
- 自宅トリミングは講座(教材)で学ぶこともできる
- トリミングに必要なものは、「コーム、バリカン、ハサミ、ブラシ」
老犬になると、なにかとお悩みが増えますよね。
悩みを解決できるサービスやグッズが、世の中には普及していることが多いです。
今後も困った際は、調べてお悩みを解決していきましょう。