便秘中の猫におすすめのキャットフード10選！選び方も解説

愛猫が便秘で心配な飼い主さんは多いでしょう。

猫は水分補給をあまりしないため、水分不足になったり、室内猫で運動不足になったりと、さまざまな便秘の原因があります。

猫の便秘解消をサポートするには、便秘に効く成分を摂取できるキャットフードを与えると良いです。

しかし、キャットフードの種類が多く、便秘の猫にアプローチできるフードを見つけるのは大変でしょう。

この記事では、便秘中の猫におすすめのキャットフード10選や、選び方などを解説します。

便秘解消のために参考にしてください。

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便秘中の猫におすすめのキャットフード10選

便秘中の猫や便秘気味の猫におすすめのキャットフード10選を紹介します。

カナガンキャットフード チキン

カナガンキャットフード チキンは、チキンを60％以上配合しており、高タンパクなフードです。

グレインフリーのため、消化負担を軽減できます。

サーモンオイルから体内で生成が難しいオメガ3脂肪酸を摂取できるため、便秘気味な硬い便を排出しやすいでしょう。

ファインペッツキャットフード

ファインペッツキャットフードは、アヒルやニシンを使用しており、粗タンパク質を32％も配合しています。

消化吸収率が87％以上もあるため、猫の消化に優しいフードです。

ニシンからは良質な脂肪分である、オメガ3脂肪酸を摂取できます。

代謝を良好にサポートできてお通じの改善もはかれるため、体内から健康になれるでしょう。

和漢みらいのキャットフード 特別療法食(胃腸・消化器用)

和漢みらいのキャットフード 特別療法食(胃腸・消化器用)は、体のめぐりを良くする食物繊維を配合しており、消化器官をサポートできるフードです。

89種類もの和漢植物を使用しており、臓器の健康を維持して、体全体の免疫力を高められます。

特別療法食のため、飼い主さんの独断で与えず、獣医師の指示に従って与えるようにしましょう。

犬猫生活キャットフード

犬猫生活キャットフードは、グレインフリーのため、穀物による消化負担を軽減できます。

良質なタンパク質を摂取できるように、季節の国産の魚・鶏・和牛・レバーを配合しており、バランスよく栄養を摂れるでしょう。

消化を促して便秘の改善をサポートする食物繊維やオメガ3脂肪酸なども摂取できます。

便秘の猫のサポートに適したフードです。

ウェルネス穀物不使用 成猫用

ウェルネス穀物不使用 成猫用は、新鮮な骨抜きチキンを使用しており、良質なタンパク質を摂取できます。

グレインフリーのフードで、胃腸への負担を軽減した体に優しいフードです。

亜麻仁や大麦などから豊富な食物繊維を摂取でき、便通をサポートできます。

体内から健康になれるように栄養を配合しており、免疫力が高め、被毛や皮膚も美しくなる効果が期待できるでしょう。

テイストオブザワイルド キャニオンリバー

テイストオブザワイルド キャニオンリバーは、トラウトやサーモンなどの上質な魚を使用しており、粗タンパク質を32％以上配合しています。

消化を促す食物繊維は、サツマイモやジャガイモから豊富に摂取できるため、便秘の改善も期待できるフードです。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく摂取でき、腸内の善玉菌をコントロールして腸内環境を整えられるでしょう。

ヒルズ サイエンス・ダイエット 腸の健康サポートプラス(1歳以上の成猫・高齢猫用)

ヒルズ サイエンス・ダイエット 腸の健康サポートプラス(1歳以上の成猫・高齢猫用)は、7日間で健康的な便を排出できるように、栄養バランスを考えられたフードです。

独自の繊維をブレンドしているため、腸内環境を整えて便通を良くできるでしょう。

チキンを使用しており高タンパクで食いつきも良いフードです。

GRANDS キャットフード

GRANDS キャットフードは新鮮なチキンを65％も配合しており、風味がよく食いつきが良いフードです。

腸内環境をサポートするために、プレバイオティクスの必要性を考え、チコリやビール酵母などを配合しています。

便通にアプローチできるでしょう。

添加物不使用で、いつも新鮮なフードを食べられるようにと、1袋あたり10日間程度で食べきれる量で製造しています。

味が異なる3種類を550円で試せるため、愛猫に合ったフードを見つけられるでしょう。

ブラバンソンヌ 881 Professional Diet Digestive Support

ブラバンソンヌ 881 Professional Diet Digestive Supportは、ヨーロッパ産の厳選された食材を栄養しており、着色料や香料なども無添加のため、安心して与えられます。

チキンやフィッシュ、野菜や果物もバランスよく配合しており、健康を維持できるでしょう。

サーモンオイルや亜麻仁からは、オメガ3・6脂肪酸を摂取できて、体内のめぐりをよくし毛並みの健康にもアプローチできます。

腸内環境を整えるオリゴ糖や食物繊維など、バランスよく摂取できて消化吸収も良いでしょう。

モグニャン

モグニャンは、主原料に良質な白身魚を65％も使用しており、高タンパク・低脂肪です。

便秘の原因である穀物不使用（グレインフリー）のため、消化にも優しいでしょう。

リンゴやサツマイモから食物繊維を得られるため、消化を助けて腸内から体の健康を維持する効果が期待できます。

食いつきや栄養バランスを考えられたフードで、世界中で人気のフードです。

便秘の猫に与えるキャットフードの選び方

便秘の猫には次の4つの基準で選ぶと良いでしょう。

腸内環境を整えてくれる成分が含まれているフードを選ぶ

便秘の猫には、腸内環境を整えてくれる成分が含まれているフードを選ぶと良いです。

腸内環境を整えると、消化吸収が良くなり、便秘の解消に繋がるでしょう。

腸内環境を整えてくれる成分として、乳酸菌やオリゴ糖などが含まれているフードがおすすめです。

乳酸菌は腸内の善玉菌を増やす働きがあり、オリゴ糖は善玉菌のサポートができるため、腸内の健康を維持できるでしょう。

便秘を解消するためにも、腸内環境を整える成分が含まれたフードがおすすめです。

食物繊維が摂れるフードを選ぶ

便秘の猫には、食物繊維が摂れるフードを選ぶと良いでしょう。

キャットフードに含まれる食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、便を柔らかくしたり、腸の働きを活発にしたりと効果があります。

豆類や果物、野菜、キノコ類、海藻などにも含まれているため、原材料を確認してみると良いでしょう。

食物繊維を摂取して、腸の働きを活性化させ、便秘を解消できるフードを選ぶと良いですね。

15～20％程度の脂質を含むフードを選ぶ

便秘の猫には、15〜20％程度の脂質を含むフードを選ぶと、便通が良くなるでしょう。

便秘の猫は、水分不足の硬い便を排出する様子が見られます。

適度な脂肪を摂取すると、便に水分や油分が含まれて、お通じが良くなるでしょう。

脂質は魚や肉、植物性の脂肪酸から摂取できます。

摂りすぎると便が緩くなり、下痢を起こしてしまう可能性があるため適度な量を摂取できるフードを選ぶと良いでしょう。

肉や魚などの動物性原料が主原料に使われているフードを選ぶ

便秘の猫には、肉や魚などの動物性原料が主原料に使われているフードを選ぶと、消化しやすく便通も良くなるでしょう。

キャットフードの主原料には、肉や魚が使われているフードもあれば、穀物を使用したフードもあります。

猫は肉食動物であるため、穀物よりも肉や魚の方が消化しやすく、便通も良いです。

肉や魚から脂質も摂取できて、便に水分を含むため、排出しやすくなります。

キャットフードの原材料をみて、先頭に記載されている材料が肉や魚のフードを選ぶと良いでしょう。

猫が便秘になったときに考えられる原因

猫が便秘になったときに考えられる原因は、水分不足や運動不足、毛玉詰まりなどがあります。

水分不足になると便の水分も少なくなるため、硬い便になってしまい、お通じが悪くなるでしょう。

猫は水分補給をあまりしないため、水分を含んだおやつを与える方法もおすすめです。

また、運動不足の猫は消化器官の動きが鈍くなったり、毛づくろいで飲み込んだ毛玉が排出できなかったりと、さまざまな原因が考えられます。

このケースは、お腹をマッサージしてあげたり、ブラッシングしたりする方法がおすすめです。

愛猫の様子をみて、原因に合った対処を行い、それでも便が出ない場合は獣医師にみてもらうと良いでしょう。

まとめ

便秘の愛猫にできるサポートに、食事改善は欠かせません。

便秘改善には、良質な食物繊維や適度な脂質が含まれており、肉や魚が主原料のフードを選ぶ必要があります。

多くの栄養素が必要で、選ぶのが難しいですが、腸内環境を整える効果が期待できるフードであれば、より便秘解消にアプローチできるでしょう。

便秘解消にアプローチしたくてフード選びに迷う飼い主さんは、この記事で紹介したフードを参考にしてください。

また、あまりにも便が出ない場合は獣医師に相談して対処法を教えてもらうと良いでしょう。