小粒サイズや大粒サイズ、粒の形などさまざまなバリエーションで販売されているキャットフード。
愛猫によっては、粒の大きさが小さい方が噛み砕きやすかったり、消化に優しかったりと、良い効果を得られます。
しかし、多くの小粒タイプのフードから愛猫に合ったフードを選ぶのは大変です。
この記事では、小粒タイプのおすすめキャットフード7選や、高齢猫向けのフードも紹介します。
愛猫に合ったフードを見つけられるでしょう。
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小粒サイズのおすすめキャットフード7選
多くのフードから厳選した、小粒サイズのおすすめのキャットフードを7選紹介します。
- カナガンキャットフード
- ロットプレミア チキン&サーモン
- モグニャンキャットフード
- セレクトバランス スリム・成猫の体重管理用チキン
- ナウフレッシュ 成猫用 小粒(ターキー&サーモン)
- セレクトバランス 猫 キトン小粒
- アーテミス フレッシュミックス フィーライン
カナガンキャットフード
新鮮なチキンやサーモンを使用した2種類の商品を展開しており、高タンパクなフードです。
香料や着色料などは使用しておらず、消化負担がかかる穀物も不使用のため、体に優しいでしょう。
猫の体内での生成が難しいオメガ3脂肪酸やタウリンも豊富に摂取でき、栄養バランスも優れています。
子猫や高齢猫でも噛み砕きやすい粒の大きさです。
粒サイズ | 10㎜ |
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内容量 | 1.5㎏ |
対象 | 全猫種・全年齢 |
通常価格 | 4,708円(税込) |
特別価格 | 4,237円(税込)※1袋定期購入した場合10%オフ・袋数が多いほどお得 |
ロットプレミア チキン&サーモン
新鮮なチキンやサーモンを配合しており、嗜好性が高く食いつきが良いフードで、愛猫の健康的な筋肉をサポートできます。
ユッカエキスやビール酵母も含まれており、腸内環境を整え、排泄物のにおいを軽減する効果も期待できるでしょう。
人工添加物である着色料や保存料は不使用で、グレインフリーのため、病気やアレルギーのリスクも軽減できます。
粒サイズ | ー |
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内容量 | 450g・1.8㎏・3.6㎏ |
対象 | 全猫種・全年齢 |
通常価格 | 1,991・6,171・10,494 円(税込)※Amazon参考価格 |
特別価格 | ー |
モグニャンキャットフード
愛猫の食いつきと健康を考えられたフードで、栄養バランスや粒の大きさなど全てこだわり抜かれています。
白身魚は原材料の65%も占めており、嗜好性が高く消化にも優しいでしょう。
子猫から高齢猫まで年齢を問わず与えられる栄養バランスで、腸内環境や毛並みの艶などの健康をサポートできるフードです。
粒サイズ | 7㎜ |
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内容量 | 1.5㎏ |
対象 | 全猫種・全年齢 |
通常価格 | 4,708円(税込) |
特別価格 | 2,354円(税込)※定期購入初回1袋は半額・1袋の場合は2回目以降10%オフ |
セレクトバランス スリム・成猫の体重管理用チキン
良質なチキンからタンパク質を摂取でき、健康的な筋肉や体のサポートができるフードです。
体内で生成できないオメガ3・6脂肪酸を配合しているため、血流を良好にできて毛並みや被毛も美しくサポートができるでしょう。
善玉菌を増やして腸内環境を良好にできるため、毛玉排出や消化不良のサポートができます。
粒サイズ | ー |
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内容量 | 400g・1.6㎏ |
対象 | 全猫種・成猫用 |
通常価格 | 1,210・3,575円(税込)※Amazon参考価格 |
特別価格 | ー |
ナウフレッシュ 成猫用 小粒(ターキー&サーモン)
新鮮な肉や魚を100%使用しており、良質なタンパク質や脂質を摂取できるため、食いつきも良いでしょう。
リンゴやカボチャなど20種類以上の果物や野菜を使用しているため、バランスよく栄養を摂取できます。
食材の栄養やおいしさを活かすため、90度の低温で調理しており、おいしいフードで猫の健康をサポートできるでしょう。
粒サイズ | 5~7㎜ |
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内容量 | 350g・1.36㎏・3.63㎏・7.25㎏ |
対象 | 全猫種・成猫用 |
通常価格 | 1,375・4,565・10,978・20,350円(税込)※Amazon参考価格 |
特別価格 | ー |
セレクトバランス 猫 キトン小粒
主原料にチキンを使用したグレインフードのため、低アレルギーで子猫期の健康的な成長をサポートできます。
コエンザイムQ10やビタミンEなどで、子猫期や母猫期の免疫力も維持できるでしょう。
子猫でも食べやすいサイズで消化にも優しく、腸内環境も整えられるため、体内から健康をサポートできます。
粒サイズ | ー |
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内容量 | 400g・1.6㎏ |
対象 | 全猫種・子猫・母猫用 |
通常価格 | 1,365・4,015円(税込)※Amazon参考価格 |
特別価格 | ー |
アーテミス フレッシュミックス フィーライン
主原料のチキンをはじめ、果物や野菜など、人間が食べる基準の原材料を使用しており、安心して与えられます。
消化に負担がかかる大麦が配合されていますが、他の穀物に比べて消化負担が少なく、食物繊維も豊富に摂取できるため、栄養バランスは十分でしょう。
粗悪な添加物は使用しておらず、ローズマリー抽出物の天然の抗酸化作用成分を配合しているため、愛猫の体に優しいフードです。
粒サイズ | 10㎜ |
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内容量 | 500g・1㎏・2㎏・6㎏ |
対象 | 全猫種・全年齢 |
通常価格 | 1,430・2,310・4,400・9,680円(税込) |
特別価格 | ー |
高齢猫(シニア猫)におすすめの小粒キャットフード3選
高齢猫(シニア猫)に対応した栄養バランスのよい小粒キャットフードを3選紹介します。
- MiawMiawカリカリ小粒タイプ (シニア猫用)
- テイストオブザワイルド キャニオンリバー
- ジャガーキャットフード
MiawMiawカリカリ小粒タイプ (シニア猫用)
猫の病気のリスクが高い腎臓や下部尿路をサポートするために、リン・ナトリウム・カリウムを調整しているフードです。
老化で弱まりがちな体の健康をサポートできるように、必須アミノ酸やタウリンなどの栄養バランスを整えています。
猫の好きな香りで薄型の食べやすい粒に仕上げているため、高齢で少食になりがちな猫でも食べやすいでしょう。
粒サイズ | ー |
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内容量 | 580g |
対象 | 全猫種・高齢猫用 |
通常価格 | 775円(税込)※楽天参考価格 |
特別価格 | ー |
テイストオブザワイルド キャニオンリバー
全年齢に対応したフードですが、消化に優しい上質な魚を使用しているため、高齢の猫の消化負担を軽減し栄養を十分に摂取できます。
ブルーベリーやラズベリーなどの抗酸化作用が高い食材を使用しており、老化と共に衰えがちな免疫システムをサポートできるでしょう。
粒サイズ | 5~7㎜ |
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内容量 | 6.35㎏ |
対象 | 全猫種・全年齢 |
通常価格 | 8,500円(税込) |
特別価格 | ー |
ジャガーキャットフード
全年齢対応のフードですが、粒の中心に穴が空いているため高齢猫でも食べやすいでしょう。
また、新鮮なチキン・鴨・サーモン・マスを使用しており、高タンパクなフードで嗜好性が高いフードです。
肉や魚のうまみを感じられ、食欲が減退しがちな高齢猫の食いつきも期待できるでしょう。
滋養源としてクランベリーやフェンネルなどを使用しているため、毎日の健康をサポートできます。
粒サイズ | 約8㎜ |
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内容量 | 1.5㎏ |
対象 | 全猫種・全年齢 |
通常価格 | 4,708円(税込) |
特別価格 | 4,237円(税込)※1袋を定期購入した場合10%オフ |
ジャガーキャットフードの口コミ・評判!悪い口コミ・デメリットも解説
キャットフードを選ぶ際のポイント
キャットフードを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
- フードの対象が愛猫の年齢(ライフステージ)に合っているか
- 愛猫の食いつきが期待できるフードか
- 危険な添加物が含まれていないか
フードの対象が愛猫の年齢(ライフステージ)に合っているか
フードの対象年齢を確認し、愛猫の年齢に合ったフードを与えましょう。
対象年齢は大きく3つのライフステージに分けられます。
- 子猫期
- 成猫期
- 高齢猫期
それぞれのライフステージで必要な栄養素は異なります。
子猫は、体を成長させる期間のため栄養価が高いフードが良いでしょう。
乳歯が生える時期までウェットフード、生えてきたらドライフードに徐々に切り替え、食べやすいようにふやかして与えます。
食事回数を1日3~5回に分けて消化負担を軽減しましょう。
1歳からは成猫用のフードを与え、体の健康をサポートします。食事は1日に2回で、決まった時間に与えると良いでしょう。
7歳を過ぎると高齢猫のフードを与えます。
運動量が減るため、健康維持ができる栄養のあるフードが好ましいです。
1日に必要な給餌量食べられるように、食事回数を柔軟に配慮してあげると良いでしょう。
愛猫の食いつきが期待できるフードか
キャットフードには主原料が鶏・白身魚など様々あり、そのにおいもバリエーション豊富であるため、愛猫の食いつきが期待できるフードを選ぶと良いです。
もともと猫は肉食動物であるため、主原料に肉や魚を使用したフードを好んで食べます。
においで食欲増進する猫もいるため、チキン風味やマグロ風味なども試して愛猫の好みを見つけてみると楽しいでしょう。
危険な添加物が含まれていないか
危険な添加物が含まれているフードを継続して与えると、病気のリスクが高まるため注意が必要です。
添加物には、香料・着色料・保存料・酸化防止剤などがあります。
添加物は、規定量を守って配合されていますが、特に酸化防止剤であるBHA・BHT・エトキシキンが含まれているフードは安全とは言い切れないため注意しましょう。
また、自然由来の酸化防止剤として、ローズマリー抽出物・ビタミンE・ビタミンC・クエン酸などもあります。
無添加のフードや危険な添加物が含まれていないフードを選び、病気のリスクを軽減してあげましょう。
小粒タイプのキャットフードのメリット
小粒タイプのキャットフードには次の3つのメリットがあります。
- 消化負担を軽減できる
- 喉に詰まらせにくい
- 愛猫に合わせて給餌量を調整できる
丸のみする猫は、消化不良を起こしやすく、吐き戻したり喉に詰まらせたりする危険性があります。
大粒のフードを丸のみする猫の場合、消化不良を起こす可能性があるため小粒のフードの方が適しているでしょう。
また、小粒のフードは給餌量を細かく調整できるため、愛猫に合った栄養量を調整できます。
丸のみする癖のある猫や、栄養量の調整が必要な子猫や高齢猫は、小粒タイプのメリットをより実感できるでしょう。
小粒キャットフードに関するよくある質問Q&A
キャットフードに関するよくある質問を紹介します。
小粒タイプが合わない猫ってどんな子ですか?
小粒タイプのフードは、よく噛み砕いて食べる猫には合わないでしょう。
小粒タイプだと噛み砕きにくく丸のみしてしまう恐れがあり、吐き戻しの原因にもなります。
一方で、大粒タイプにすると噛み砕きやすいため、吐き戻しを防いだり食いつきが良くなったりする猫もいるでしょう。
愛猫が噛み砕く様子や食いつきなどを総合的に見て、よく噛み砕いて食べる猫には大粒のフードを与えてみるのがおすすめです。
小粒タイプのフードの注意点は?
小粒タイプのフードを早食いの猫に与えると、噛まずに丸のみする可能性があります。
丸のみすると消化に時間がかかってしまい、子猫や高齢猫のような消化器官が弱い猫には負担がかかるでしょう。
フードの消化に負担がかかると、吐き戻しの原因の恐れがあるため、注意が必要です。
早食いの猫で消化不良を起こした場合は、噛み砕きやすい粒の大きさのフードを与えると良いでしょう。
フードを切り替える際はどのように替えればいい?
突然新しいフードに切り替えると、消化不良を起こして下痢や嘔吐を引き起こす可能性があるため、徐々に切り替えます。
そもそも猫は警戒心が強いため、新しいフードに替えると口を付けない可能性もあるでしょう。
新しいフードへの切り替え時は、1週間から10日にかけて前のフードに新しいフードを混ぜます。
新しいフードの割合を、1日ごとに1割・2割と徐々に増やしていき、新しいフードに慣れさせていきましょう。
愛猫があまりごはんを食べてくれない時・食いつきが悪い時はどうすればいい?
猫は食欲の増減に波があり、食いつきが悪い時もあるため、無理に与えないようにしましょう。
無理やりフードを与えると、警戒心が強い猫にとって食事がストレスになる可能性もあります。
フードに記載されている給餌量に基づいて与え、どれくらい食べているか観察すると良いでしょう。
また、食べない様子が1日続くようであれば、体調不良も考えられるため、獣医師に相談するのがおすすめです。
まとめ
小粒のフードは、個体差はありますが、普段から噛む癖のない猫や消化不良を起こしやすい猫におすすめです。
フードを選ぶ際には、対象のライフステージや、危険な添加物が含まれていないかを配慮して選ぶと良いでしょう。
また、風味やにおいなどの愛猫の好みのフードを見つけていくために、主原料に注目して選ぶ方法もあります。
多くのフードから愛猫に合った小粒のフードを見つけられると良いですね。