「犬の健康な体づくりはタンパク質がいい?」
「タンパク質が含まれる食材って何?」
と気になる人もいるでしょう。
タンパク質は三大栄養素の1つです。
犬の元気な体づくりのためには、良質なタンパク質が含まれたドッグフードを与えたいですね。
この記事では、犬におすすめの高タンパク質食材やドックフードを7選紹介します。
高タンパク質なフードはどのような犬に与えるといいかや、タンパク質が欠乏したときの症状も解説するので、参考にしてみてください。
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犬におすすめの高タンパク質食材3選
犬におすすめの高タンパク質の食材を3つ紹介します。
- 鶏肉
- 鹿肉
- 羊肉
鶏肉
鶏肉は、低カロリーで良質なタンパク質を摂取できるため、多くのドッグフードに含まれています。
鶏肉の部位によって含まれる栄養素は異なるため、期待される効果に合わせて与えるといいでしょう。
部位 | 特徴 |
---|---|
ささみ | 低脂肪のためダイエット向け。 |
もも肉 | ビタミンB2と鉄分が豊富、脂質量が多く与えすぎには注意。 |
むね肉 | ナイアシンが豊富。運動量が多い犬向け。 |
鶏皮 | コラーゲンが豊富で関節の動きに効果的。脂質量が多く与えすぎには注意。 |
まれにアレルギーをもつ犬もいます。鶏肉を与える際には、どの部位でも十分に加熱し、骨を取り除いたりして、様子を見ながら規定量を与えましょう。
鹿肉
鹿肉もささみと同様に高タンパク・低脂肪で、良質なタンパク質を摂取できます。
鉄分や亜鉛、カルニチンも含まれており、疲れやすい時やダイエット中に与えたりするといいでしょう。
まれにアレルギー反応がでる犬もいるので、少量ずつ与えて様子をみる必要があります。
また、腎臓の数値によっては鹿肉を与えない方がいい場合もあるため、医師に確認してみるといいでしょう。
羊肉
羊肉は高タンパク・低カロリーで、栄養素が豊富です。
羊肉に含まれるナイアシンは、タンパク質や脂質などの代謝をサポートします。
鉄分も含まれているため、ダイエット中や妊娠中の犬に与えるといいでしょう。
まれに羊肉が体に合わない犬もいるため、加熱した肉を少量ずつ与えるようにしましょう。
おすすめの高タンパクドッグフード7選
ドッグフードは毎日の栄養補給で大切です。
そこで、ドッグフードを選ぶ基準の1つである、高タンパクなフードのおすすめを7つ紹介します。
- カナガン
- ネルソンズドッグフード
- エッセンシャルドッグフード
- 犬猫生活ドッグフード
- 鹿+ (シカト)ドッグフード
- ピッコロドッグフード
- モグワン
カナガン
カナガンは50%以上がチキンで、その他にサツマイモ・えんどう豆・ジャガイモを配合し、グルテンフリーで仕上げています。
小型犬でも噛み砕ける大きさで、サクサクと食べられます。
主にチキンでできているため、あまり食べない犬や、運動量が多い犬などにおすすめです。
カナガンは、イギリスの工場から直輸入し、新鮮なフードを直接お客様のもとに届けるため、一般のお店では購入が出来ません。
1袋2㎏で4,708円(税込)から購入可能で、定期購入すると4,237円(税込)とお得になりますよ。
より詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
カナガンドッグフードチキンの口コミ|悪評・量やカロリーなど購入前に知りたい全知識
ネルソンズドッグフード
ネルソンズドッグフードは、中型・大型犬向けのフードで、犬の本来の食事に基づいたバランスでつくられています。
全体の50%が良質なチキンで、穀物を使わないグルテンフリー、着色料・香辛料不使用のため、安心して与えられますね。
犬にとって良質な食事であるにもかかわらず、続けやすい価格を実現しているため、たくさん食べる大型犬もコストを抑えることが可能です。
1袋5㎏で8,580(税込)を、定期コースで15%オフの7,293円(税込)で購入可能です。
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ネルソンズドッグフードの口コミ評判|販売店や量など購入前に知りたい全知識
エッセンシャルドッグフード
エッセンシャルドッグフードは、アレルギー対応のフードで、鶏・豚・牛・穀物・乳製品不使用の代わりに、フードの77%の原材料を魚でつくっています。
タンパク質が30%含まれており、カロリーも控えめであるため、健康な身体をつくれるでしょう。
全ての犬種で1歳以上から与えられます。
1袋1.8㎏の通常価格は4,708円ですが、定期購入をすると10%オフの4,237円で購入可能です。
まとめて買うほどさらにお得に買えますよ。
より詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
エッセンシャルドッグフードの口コミ評判|成分評価や購入時の注意点など
犬猫生活ドッグフード
犬猫生活ドッグフードは高タンパク・グルテンフリー・無添加・ノンオイルという身体にいいドッグフードをつくっています。
国産生肉や鮮魚を原材料とし、油が酸化しないようにノンオイルにこだわっています。
国内の工場で時間をかけて製造しており、フード発送後の相談サポートも行っています。
1袋850gで4,928円ですが、公式サイトからの購入で1袋160gを初回限定550円(税込)で購入できるため、はじめてのフードに抵抗がある人もお試しで購入できますね。
また、フードの利益20%が保護活動の資金に充てられており、犬への愛がつまったフードといえるでしょう。
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鹿+ (シカト)ドッグフード
鹿+ (シカト)ドッグフードは愛犬の健康寿命にこだわり、国産の新鮮な鹿肉や鮮魚をつかっています。
高タンパク・グルテンフリー・無添加でヘルシーなため、ダイエット中や去勢・避妊手術後も与えやすいでしょう。
鹿肉のふりかけをトッピングすることで、食いつきもよくなります。
通常1袋600gで2,400(税込)のところ、初回限定で破格の300円(税込)で購入可能です。
新しいフードに慣れにくい犬にも気軽に試せますね。
ピッコロドッグフード
ピッコロドッグフードは、シニア犬に合った栄養バランスで美味しく食べられるようにと考えられたフードです。
カロリーや脂質をおさえつつ必要な栄養素が得られるフードで、チキンとサーモンを70%含んでいるため、食いつきがいいと評判です。
運動量が少ないシニア犬でも健康な体を保てるようにつくられています。
1袋当たり1.5kgで4,708円(税込)ですが、定期購入で10%オフの4,237円(税込)で購入可能です。
ペット栄養管理士の資格をもつスタッフがいるため、フードの使い方や健康について、購入前に相談してみるのもいいでしょう。
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モグワン
モグワンは、食いつきと健康にこだわったフードで、チキンとサーモンをたっぷり使い、動物性タンパク質を50%以上も含んでいます。
- 穀物ではなくサツマイモやえんどう豆を配合しグレインフリーにしている
- 野菜やフルーツをブレンドしてバランスも考えられている
これらの点で安心して与えられるでしょう。
1袋1.8kgで4,708円ですが、定期コースでの購入で10%オフの4,237円で購入可能です。
戸数が多いほどお得になり、最大20%オフで購入できます。
年齢にかかわらず与えられるのもおすすめのポイントです。
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高タンパクドッグフードはこんな犬におすすめ
どんな犬に高タンパクなドッグフードを与えるといいのか解説します。
以下のような犬におすすめです。
- 皮膚や毛並みの調子が悪い犬
- 成長段階にある犬(子犬)
- 食欲不振の犬
皮膚や毛並みの調子が悪い犬
犬の皮膚や毛並みはタンパク質から作られています。
そのため、毛並みがパサパサしていたり皮膚が荒れたりしている犬は、タンパク質が不足している可能性が高いのです。
健康状態に合わせて、高タンパクなドッグフードを与えましょう。
高タンパクなドッグフードを食べると、栄養が十分に摂れるため、毛並みに艶がでてきます。
毛並みの艶や皮膚の状態は、健康状態を知らせるサインです。日頃から毛並みの様子を見てあげましょう。
また、栄養バランスの崩れや体調不良などで、毛並みの悪化や過度に毛が抜けることがあれば、獣医に診てもらうことをおすすめします。
成長段階にある犬(子犬)
犬の身体は15~20%がタンパク質でできています。
タンパク質には元気な身体をつくったり、機能を高めたり、エネルギー源にしたりと、多くの役割があります。
そのため、成長段階にある子犬は、特にタンパク質の摂取が必要です。
子犬の成長段階では、筋肉・臓器・皮膚・骨・毛など多くの身体の組織をつくっていきます。
身体の調子を整える栄養素としても必要であるため、成犬よりも多くのタンパク質の摂取が必要です。
良質なタンパク質を摂取させるためにも、子犬用のドッグフードを与えるようにしましょう。
子犬(パピー)用ドッグフードおすすめランキング25選|評判のいい無添加のフードは?
食欲不振の犬
食欲不振の犬には、高タンパクなフードを与えると食べられる可能性があります。
本来犬は肉食動物であるため、タンパク質を好んで食べる傾向があります。
高タンパクなドッグフードには、野菜やフルーツも適度に配合されているため、バランスが偏ることなく、栄養を摂取できるでしょう。
タンパク質を過剰に摂取すると、腎臓や肝臓に負担がかかってしまうため、既に数値が良くない場合は獣医に相談しましょう。
特に腎臓や肝臓の数値が気にならないのであれば、ドッグフードの規定量を守って与えるといいでしょう。
タンパク質が欠乏すると犬にみられる症状
タンパク質が欠乏すると、以下のように様々な症状が現れます。
- 毛並み
- 被毛の質の悪化
- 脱毛
- 貧血
- 食欲不振
前述したとおり、犬は身体の15~20%がタンパク質でできており、健康な体の維持には欠かせません。
特に成長段階の犬は、身体の組織をつくるために成犬よりも多くのタンパク質を与える必要があります。
AAFCO(米国飼料検査官協会)がドッグフードのタンパク質の栄養基準を次のように定めています。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準 | |
---|---|
成長段階 | たんぱく質の基準値 |
子犬 | 22.5%以上 |
成犬 | 18%以上 |
この栄養基準を下回らないようなドッグフードを選ぶといいでしょう。
まとめ
犬が本来摂取する栄養素であるタンパク質には、以下のような役割があります。
- 毛並みを艶やかにしたり肌を健康に保ったりする役割
- 身体の組織を作りエネルギーとして働かせる役割
高タンパクなドッグフードを与えることで、食欲不振も改善でき、犬の健康状態をよくできるでしょう。
高タンパクなドッグフードの7選のなかには、アレルギー対応やシニア用などのフードがあります。
犬の状態に合わせて、健康な体づくりのために選んであげるといいでしょう。