「犬を使った面白い言葉にはどんなものがある?」
「犬のことわざについて知りたい。」
犬猿の仲や犬も歩けば棒に当たるなどのことわざについては知っている人も多いでしょう。
他にも犬にまつわることわざは多くあります。
今回は、犬のことわざを20個ご紹介します。
犬を使った面白い言葉を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
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犬のことわざ・言葉20選!
犬のことわざや犬にまつわる言葉を以下の20個ご紹介します。
- 犬猿の仲
- 負け犬の遠吠え
- 犬も歩けば棒に当たる
- 飼い犬に手を噛まれる
- 犬こ戻り
- 犬の川端歩き
- 吠える犬は嚙みつかぬ
- 夫婦喧嘩は犬も食わない
- 尾を振る犬は叩かれず
- 家の前の痩せ犬
- 犬が西向きゃ尾は東
- 犬に論語
- 犬も朋輩鷹も朋輩
- 自慢の糞は犬も食わぬ
- 頼むと頼まれては犬も木へ登る
- 旅の犬が尾をすぼめる
- 犬にも食わせず棚にも置かず
- 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ
- 猫の子はなぶると痩せ、犬ころはなぶると肥ゆる
- 犬は人に付き猫は家に付く
それぞれの言葉について見ていきましょう。
犬猿の仲
「犬猿の仲」とは、非常に仲が悪い、互いに反目し合っている関係を指す言葉です。
また、敵対視している場合などに使うことがあります。
同じような言葉で「水と油」があります。
負け犬の遠吠え
「負け犬の遠吠え」は、敗者が抗議したり、騒いだりする様子を表すフレーズです。
陰口や陰で威張ったり強がったりする人のことを指します。
敗北を受け入れ、次に向けて努力することの大切さを示唆しているでしょう。
犬も歩けば棒に当たる
「犬も歩けば棒に当たる」は、何かを行っているうちに予期しない問題や困難に遭遇するという意味を持つことわざです。
しかし、このことわざは単に問題や困難に直面することを指すだけでなく、行動を起こすことで新たな可能性やチャンスに遭遇する可能性もあることを示しています。
思いがけない災難に合うことや、幸運に合うことなどの2面性を持つ言葉です。
飼い犬に手を噛まれる
「飼い犬に手を噛まれる」は、自分が育てたり面倒を見たりした者から裏切られたり、攻撃されたりする様を表すことわざです。
飼い犬に手を噛まれたことがことわざの由来となっています。
犬こ戻り
「犬こ戻り」は、一度離れた場所や状況に戻ることを指す言葉です。
犬が一度行った家によく立ち寄るという習性から生まれたとされています。
犬の川端歩き
「犬の川端歩き」は、所持金がなくても店の前をぶらつくことを指すことわざです。
犬が川端を歩いても食べ物を得られずに帰っていくことからできたとされています。
吠える犬は嚙みつかぬ
「吠える犬は嚙みつかぬ」とは、大声で騒いだり威嚇したりする人ほど、実際には何もしないということを示す表現です。
吠える犬ほど、実際に噛みつくことが少ないのが由来とされています。
夫婦喧嘩は犬も食わない
「夫婦喧嘩は犬も食わない」は、夫婦間の些細な争いは第三者が介入するほどのものではないという意味のことわざです。
これは、夫婦の喧嘩は基本的には二人だけの一時的な問題であり、他人が口を挟むほどでないという思想からきています。
犬が食べないので、価値がなく、放っておくのが良いという意味を持ちます。
尾を振る犬は叩かれず
「尾を振る犬は叩かれず」は、愛想が良く、他人に対して友好的な態度を示す人は、なじられたり攻撃されたりすることが少ないという意味です。
これは、犬が尾を振って友好的な態度を示すと、人はその犬を叩かないということからきています。
家の前の痩せ犬
「家の前の痩せ犬」は、後ろ盾があると強気になる人のことを表すことわざです。
弱そうな犬でも、飼い主さんの前では強気になり吠えることからきているとされています。
犬が西向きゃ尾は東
「犬が西向きゃ尾は東」は、当たり前や当然のことを表す言葉です。
また、当然のことを強調する場合に用いられるとされています。
犬が西を向くと尻尾は東を向くという当然のことからきているとされています。
犬に論語
「犬に論語」とは、何を教えても理解できない人に対して使う表現です。
「馬の耳に念仏」と同じような意味を持ちます。
これは、いくら犬に論語を教えても、犬はそれを理解できないという事実からきています。
犬も朋輩鷹も朋輩
「犬も朋輩鷹も朋輩」とは、どんなに身分や立場が違っても、同じ仲間という意味を持つことわざです。
犬と鷹は、違う役割や立場だけど、同じ主人に仕えているので、同じ仲間に違いないということからきています。
自慢の糞は犬も食わぬ
「自慢の糞は犬も食わぬ」は、自慢する人は嫌われて誰にも相手にされないという表現を持つ言葉です。
糞を嗅ぎ回る犬が、自慢する人のものを嗅ぐのは避けるということからきているとされています。
頼むと頼まれては犬も木へ登る
「頼むと頼まれては犬も木へ登る」は、人に折り入って頼み事をされると、なんとかやってみようという気持ちになることのたとえとされています。
できるはずがないことを、やってみようというとすることを表しています。
旅の犬が尾をすぼめる
「旅の犬が尾をすぼめる」は、家では威張っているけど、外では大人しくなることを表現する言葉です。
犬が家の外に出ると、尻尾をすぼめて大人しくなることのたとえとされています。
犬にも食わせず棚にも置かず
「犬にも食わせず棚にも置かず」は、ケチな人のたとえとして使われます。
犬に食べさせることもなく、棚にも置かず、自分だけのものにしようとすることを表しています。
同じような言葉で「宝の持ち腐れ」があります。
犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ
「犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ」とは、3日飼ってもらった犬は、3年間覚えていることを表す言葉です。
人間も一度恩を受けたら忘れずに感謝の気持ちを忘れないようにしましょうという意味が込められています。
猫の子はなぶると痩せ、犬ころはなぶると肥ゆる
「猫の子はなぶると痩せ、犬ころはなぶると肥ゆる」は、犬と猫の違いを表した言葉です。
猫は構われることで痩せてしまうが、犬の場合は太るということです。
犬は人に付き猫は家に付く
「犬は人に付き猫は家に付く」とは、犬が主人に懐き、一方で猫が生活環境になじむことを表しています。
動物の修正の違いを表している言葉です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、犬のことわざ・言葉についてご紹介しました。
以下が今回ご紹介した犬のことわざ・言葉20選です。
- 犬猿の仲
- 負け犬の遠吠え
- 犬も歩けば棒に当たる
- 飼い犬に手を噛まれる
- 犬こ戻り
- 犬の川端歩き
- 吠える犬は嚙みつかぬ
- 夫婦喧嘩は犬も食わない
- 尾を振る犬は叩かれず
- 家の前の痩せ犬
- 犬が西向きゃ尾は東
- 犬に論語
- 犬も朋輩鷹も朋輩
- 自慢の糞は犬も食わぬ
- 頼むと頼まれては犬も木へ登る
- 旅の犬が尾をすぼめる
- 犬にも食わせず棚にも置かず
- 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ
- 猫の子はなぶると痩せ、犬ころはなぶると肥ゆる
- 犬は人に付き猫は家に付く
ことわざや慣用句を知っていることで、表現が豊かになる効果が期待できます。
今回ご紹介した犬に関することわざを使うことで、表現がまた違ったものになるでしょう。
犬に関することわざや言葉などを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
なお、当サイト(いぬの読みもの)では他にも犬のコラム記事があります。
気になる人は以下の記事もご覧ください。
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