ドッグフードの粒の大きさによる違いについて調べられていませんか?
ドッグフードは商品ごとに粒の大きさや形は様々あり、どのフードが愛犬に合うのか迷われるかもしれません。
この記事では、ドッグフードの粒の大きさの違いの比較や、愛犬に合った粒の大きさの選び方などについてご紹介します。
また、超小粒サイズから大粒サイズまでのおすすめのドッグフードについてもご紹介しています。
愛犬に与えるドッグフードの粒のサイズはどれを選べばいいか迷われる飼い主さんは必見の内容です。
【獣医師監修】ドッグフードおすすめランキング|人気137種の評判&安全性を比較
ドッグフードの粒の大きさを比較した違いについて
ドッグフードを選ぶ際、粒のサイズも考慮すべき重要なポイントとなります。
ドッグフードの粒のサイズごとの大きさや特徴をまとめた表は以下のとおりです。
粒のサイズ | 粒の大きさ(mm) | 特徴 |
---|---|---|
極小・超小粒 | 5~8 | ・喉に詰まりにくい ・飲み込みやすい ・丸呑みする犬におすすめ |
小粒 | 8~10 | ・喉に詰まりにくい ・適度な噛みごたえ ・超小型犬には少し大きめな場合もある ・シニア犬や子犬など噛む力が弱い犬に適している |
中粒 | 10~12 | ・しっかりとした噛み応え ・ドッグフードの早食いを防止する効果が期待できる ・噛む習慣をつけることにもつながる |
大粒 | 12以上 | ・ドッグフードを噛むためのある程度の強い力が必要 ・大型犬のように口が大きく噛む力も強い犬向け |
以下のドッグフードの粒の大きさを比較し特徴についてご紹介します。
- 極・超小粒は喉に詰まりにくい
- 小粒は喉に詰まりにくいが噛みごたえがある
- 中粒は噛みごたえがあるサイズ
- 大粒は大型犬向けのフードであり噛む力が必要
極・超小粒は喉に詰まりにくい
極小・超小粒ドッグフードは、5~8mmのサイズとなります。
ドッグフードの粒のサイズが小さいため、飲み込みやすく犬の喉に詰まりにくいのが特徴です。
個体差はありますが、犬は通常食べ物を丸呑みするとされています。
ドッグフードを丸呑みする犬には、喉に詰まりにくい極小・超小粒サイズが良いでしょう。
なお、噛むことによるストレス解消や歯の健康維持を期待する場合は、もう少し大きめのサイズのドッグフードを与えることもご検討ください。
小粒は喉に詰まりにくいが噛みごたえがある
ドッグフードの小粒サイズは、8~10mmとなります。
小粒サイズのドッグフードは、犬が飲み込みやすく、適度な噛みごたえがあるのが特徴です。
とはいえ、超小型犬には少し大きい粒のサイズになる可能性があります。
また、シニア犬や子犬など噛む力が弱く、消化機能もしっかりしていない犬には小粒サイズを与えるのが良いでしょう。
中粒は噛みごたえがあるサイズ
ドッグフードの粒のサイズが、10~12mmの場合、中粒サイズとなります。
中粒のドッグフードは、しっかりとした噛み応えが特徴です。
ドッグフードを噛んで食べる犬には、中粒サイズのフードをおすすめします。
また、噛んで食べることから、ドッグフードの早食いを防止する効果が期待できます。
ドッグフードを食べるときに噛む習慣をつけることにもつながります。
大粒は大型犬向けのフードであり噛む力が必要
大粒サイズのドッグフードは、フードの粒の大きさが12mm以上となります。
粒の厚みもしっかりとしており、フードを噛むときにある程度の強い力が必要です。
そのため、大型犬のように口が大きく噛む力も強い犬向けのドッグフードとなります。
大型犬を飼っている場合は、大粒サイズのドッグフードをご検討ください。
愛犬に合ったドッグフードの粒の大きさの選び方
愛犬に合ったドッグフードの粒の大きさの選び方についてご紹介します。
- 小粒サイズのフードは丸呑みする犬や子犬・シニア犬向け
- 中粒・大粒サイズのフードはよく噛んで食べる犬向け
小粒サイズのフードは丸呑みする犬や子犬・シニア犬向け
8mm以下の小粒サイズのドッグフードは、小型犬やシニア犬におすすめです。
ドッグフードを丸呑みしても喉に詰まりにくいとされているからです。
犬は本来、食べ物を丸呑みする動物とされています。
特に、噛む力が弱い子犬や顎の力が衰えたシニア犬などは、あまり噛まずにドッグフードを食べる場合があります。
子犬やシニア犬には、噛まずに食べても比較的に喉に詰まりにくい小粒のフードがおすすめです。
中粒・大粒サイズのフードはよく噛んで食べる犬向け
犬によってはドッグフードをしっかりと噛むのが好きなワンちゃんもいます。
フードを噛むのが好きな犬たちには中粒以上のドッグフードがおすすめです。
噛むことが好きな小型犬には、少し大きめの中粒サイズ。中型犬や大型犬には大粒サイズを選ぶことをおすすめします。
とはいえ、年齢と共に噛む力が弱まる犬もいます。
シニア犬などに与えるドッグフードは、喉に詰まらせるリスクを避けるため、小粒サイズに切り替えることを考えると良いでしょう。
ドッグフードの粒の形や大きさが犬に適していないときのサイン
- 食が進んでいない
- 食べるときにむせることがある
- フードをこぼす
- 便が柔らかくなる
食が進んでいない
犬の食の進みが悪い場合、ドッグフードの粒の大きさや形が合っていないことが考えられます。
例えば、あまりにも大きな粒は、小型犬にとって食べにくく、逆に小さすぎる粒は大型犬が食べづらいことがあります。
フードの粒の大きさや形が合わない場合、犬の食いつきが悪くなる可能性があります。
犬の食事の進み具合を確認し、必要であればフードの粒の大きさを見直すことが大切です。
食べるときにむせることがある
ドッグフードの粒の大きさが犬に合っていない場合、食事中にむせる場合があります。
ドッグフードの早食いがむせる行動につながる原因の1つです。
特に、ドッグフードを丸呑みする犬は、むせるリスクが高まります。
食事の度にむせるようであれば、ドッグフードの粒の大きさを見直してみることをおすすめします。
また、早食い防止皿を活用することも1つの方法です。
フードをこぼす
フードをこぼす行動は、ドッグフード粒の大きさや形が犬に合っていない可能性があります。
ドッグフードの粒が小さすぎると犬の歯の間からこぼれ落ちる原因となります。
犬が食事中に度々フードをこぼす場合、粒の大きさを調整することを検討しましょう。
便が柔らかくなる
便の状態は犬の健康状態を示す指標の一つです。
愛犬の便がやわらかい場合は、フードをきちんと消化できていない可能性があります。
また、ドッグフードを変更した際に便が柔らかくなる場合は、新しいフードが犬の消化に合っていない可能性が高いです。
柔らかい便が続く場合は、消化吸収の良いフードに変更を検討したり、粒の大きさを見直したりしましょう。
粒の大きさごとのおすすめドッグフード
超小粒サイズ〜大粒サイズまでのおすすめのドッグフードをご紹介します。
- 超小粒サイズのおすすめドッグフードは「ファインペッツ」
- 小粒サイズのおすすめドッグフードは「このこのごはん」
- 中粒サイズのおすすめドッグフードは「モグワン」
- 大粒サイズのおすすめドッグフードは「ネルソンズドッグフード」
超小粒サイズのおすすめドッグフードは「ファインペッツ」
ファインペッツはオランダ産の高品質なドッグフードです。
鹿肉や鶏肉を主原料としており、動物性タンパク質が豊富に含まれています。
また、消化吸収率が87%と高いことが特徴となります。
ファインペッツ「小粒」のドッグフードの粒のサイズは、約5mmと超小粒です。
超小型犬などの口が小さいワンちゃんに与えるドッグフードとしてもおすすめします。
- オランダ産の高品質ドッグフード
- 鹿肉や鶏肉を主原料で動物性タンパク質が豊富
- 消化吸収率が87%
- 粒のサイズは約5mmの超小粒
価格(税込) | 3,803円 |
---|---|
内容量 | 1.5kg |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応(オールステージ) |
原産国 | オランダ |
鹿肉、鶏肉、オートミール、大麦、全粒米、鶏脂(天然由来成分にて酸化防止処理済み)、グリーンピース、ポテト、豆類繊維質、リンゴ、サーモン、鶏レバー、サーモンオイル(オメガ3・オメガ6)、チコリ抽出物、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、フラックスシード、ビール酵母、全卵粉、昆布、パセリ、ローズマリー、セイヨウイラクサ、カモマイル、セージ、タイム、コリアンダー、セイヨウタンポポ、甘草、魚介抽出物(グルコサミン0.03%)、ユッカシジゲラ抽出物、コンドロイチン0.01%
栄養成分表示 | |||
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 27.1% | 灰分 | 8.2% |
粗脂肪分 | 16.0% | 水分 | 8.0% |
粗繊維質 | 4.5% | 代謝カロリー量 | 440Kcal / 100g |
より詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
ファインペッツドッグフードの口コミ評判丨カロリーや成分、給餌量をチェック
小粒サイズのおすすめドッグフードは「このこのごはん」
このこのごはんは小型犬の特徴を考えて作られたドッグフードです。
人間も食べることができるほどの安全性を持つドッグフードになります。
子犬からシニアまで幅広い年齢の犬に与えられます。
ドッグフードの粒のサイズは、7~8mmと超小粒〜小粒サイズのフードです。
なお、このこのごはんは定期便で購入すると15%OFFの3,278円です。
- 小型犬の特徴を考慮したドッグフード
- 人間も食べられるほどの高い安全性
- 粒のサイズは7~8mm
- 定期便購入で15%OFFの3,278円
価格(税込) | 【通常】3,850円 【定期】3,278円 定期コースで15%OFF |
---|---|
内容量 | 1kg |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応(オールステージ) |
原産国 | 日本 |
鶏肉(ささみ、レバー)、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布、乳酸菌、セレン酵母、L-トレオニン、ミネラル類(牛骨未焼成カルシウム、卵殻未焼成カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
栄養成分表示 | |||
---|---|---|---|
たんぱく質 | 21.3%以上 | 灰分 | 6.7%以下 |
脂質 | 8.2%以上 | 水分 | 10.0%以下 |
粗繊維 | 0.9%以下 | 代謝エネルギー | 343kcal/100g |
より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
このこのごはんの口コミ評判|ドッグフードをお試しして食いつきや涙やけをチェック
中粒サイズのおすすめドッグフードは「モグワン」
モグワンは、約1cmの小粒から中粒サイズのドッグフードです。
また、ドーナツ型の形状のドッグフードであり、犬が噛み砕きやすいというのも特徴の1つになります。
ドーナツ型で砕けやすいため、喉に詰まりにくくなることもメリットの1つです。
中型や大型犬にも適しているため、幅広い犬種におすすめできるフードです。
今なら、定期コースの初回1個半額2,354円で購入できます。
- 約1cmの小粒から中粒サイズのドッグフード
- ドーナツ型で噛み砕きやすく喉に詰まりにくい
- 中型や大型犬にも適している
- 定期コース初回1個が半額
価格(税込) | 【通常】4,708円 【定期初回】2,354円 【定期】3,766〜4,237円 定期コースで最大20%OFF |
---|---|
内容量 | 1.8kg |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応(オールステージ) |
原産国 | イギリス |
チキン&サーモン(放し飼いチキン生肉、生サーモン、乾燥チキン、乾燥サーモン、チキングレイビー、サーモンオイル)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン( MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌
栄養成分表示 | |||
---|---|---|---|
タンパク質 | 27%以上 | 灰分 | 9.5%以下 |
脂質 | 10%以上 | 水分 | 9%以下 |
粗繊維 | 4.75%以下 | 代謝エネルギー | 361.5kcal/100g |
より詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
モグワンの口コミ・評判|高評価!量や悪評(食べない)など購入前に知りたい全知識
大粒サイズのおすすめドッグフードは「ネルソンズドッグフード」
中型犬や大型犬に特におすすめなのがネルソンズドッグフードです。
1辺が約1cmの三角形の大粒サイズのドッグフードとなります。
犬がしっかりと噛むことでき、食事の満足感を得やすいでしょう。
大粒が好みの犬や、しっかりと噛む犬におすすめします。
なお、定期コースで約20%で購入可能です。
- 中型犬や大型犬向けの大粒サイズのフード
- 1辺が約1cmの三角形の大粒サイズ
- しっかり噛むことができる
- 定期コースで約20%OFFで購入可能
価格(税込) | 【通常】8,580円 【定期】6,864~7,293円 定期コースで最大20%OFF |
---|---|
内容量 | 5kg |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 全年齢対応(オールステージ) |
原産国 | イギリス |
チキン50%(乾燥チキン28%、チキン生肉22%)、サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆、チキングレイビー、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、海藻パウダー、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ニンジン、パースニップ、リンゴ、カボチャ、ミドリハッカ、インゲン豆、ブロッコリー、ローズマリー抽出物、パセリ、マリーゴールド、フェンネル、ショウガ、グルコサミン、ユッカ抽出物、クランベリー抽出物、コンドロイチン、ナシ、ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、パルミチン酸アスコルビル、クエン酸)
栄養成分表示 | |||
---|---|---|---|
たんぱく質 | 28%以上 | 灰分 | 9%以下 |
脂質 | 11%以上 | 水分 | 12%以下 |
粗繊維 | 5%以下 | 代謝エネルギー | 343kcal/100g |
より詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
ネルソンズドッグフードの口コミ評判|値段や賞味期限・下痢についても解説
ドッグフードの粒の大きさ比較まとめ
いかがでしたか?
この記事では、ドッグフードの粒のサイズごとの特徴の違いについてご紹介しました。
粒のサイズごとの特徴の違いは以下のとおりです。
- 極・超小粒は喉に詰まりにくい
- 小粒は喉に詰まりにくいが噛みごたえがある
- 中粒は噛みごたえがあるサイズ
- 大粒は大型犬向けのフードであり噛む力が必要
また、粒のサイズごとにおすすめのドッグフードについてもご紹介しました。
今回ご紹介したおすすめのドッグフードは以下のとおりです。
- 超小粒サイズのおすすめドッグフードは「ファインペッツ」
- 小粒サイズのおすすめドッグフードは「このこのごはん」
- 中粒サイズのおすすめドッグフードは「モグワン」
- 大粒サイズのおすすめドッグフードは「ネルソンズドッグフード」
愛犬のサイズや年齢、ドッグフードの食べ方などによって最適な粒の大きさは異なります。
愛犬のドッグフード選びの参考にしていただければ幸いです。
なお、今回ご紹介しているドッグフード以外にもおすすめのフードを見たいという人は以下の記事もご覧ください。
超小粒サイズのドッグフードおすすめ5選!子犬〜シニア犬まで対応・市販のフードも
小粒タイプのおすすめドッグフード10選!小型犬向けフードを紹介