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ドッグフードに含まれている避けた方が良い添加物|含まれている理由も解説

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

ドッグフードに含まれている避けた方が良い添加物|含まれている理由も解説

添加物は危険というイメージがありますが、使用されているフードは多いです。

無添加のフードを与えたい飼い主さんは、フード選びに悩んでしまうでしょう。

この記事では、ドッグフードに含まれている避けた方が良い添加物や、含まれている理由を解説します。

愛犬の健康をフードで支えるためにも、参考にしてください。

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ドッグフードに含まれることがある避けた方が良い添加物

ドッグフードとスコップ

ドッグフードに含まれることがある添加物には、避けた方が良いものもあります。

特に注意すべき添加物を8つ紹介します。

亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは、酸化防止剤や発色剤として使われる添加物です。

フードの色味を鮮やかに保ち、見た目を良くできます。

ただ、フードの見た目は犬にとっては関係がないため、必要がない添加物といえるでしょう。

没食子酸プロピル

没食子酸プロピルは、酸化防止剤として用いられる添加物です。

人間用のバターや油類にも使われていますが、腎臓機能や染色体異常が見られる恐れもあります。

ドッグフードの酸化防止剤として、健康被害を及ぼさない量で使用されていますが、できれば使用していない方が良いでしょう。

亜硫酸ナトリウム

亜硫酸ナトリウムは、防腐剤や酸化防止剤として使われる添加物です。

多く摂取すると、下痢や嘔吐などの症状がみられる恐れがあります。

また、ソルビン酸カリウムという保存料と反応すると、発ガン性物質を生成してしまうため、大変危険です。

着色料

着色料を使用すると、フードの色を鮮やかにし、美味しそうなフードに仕上がります。

赤色◯号、青色◯号といった記載があれば、着色料で色をつけているでしょう。

ただ、犬にとってフードの見た目の良し悪しは関係がないため、着色料は必要ありません。

飼い主さんの購買意欲を高めるために、着色されているだけなので、着色料不使用を選ぶと良いでしょう。

合成調味料

合成調味料は、フードの食いつきを良くするために使用します。

ただ、何の成分が配合されているか不明のため、全てが安心とは言いきれません。

犬の健康に悪影響を及ぼす可能性もあるため、合成調味料を使用していない素材の旨みを凝縮したフードを選ぶと良いでしょう。

BHT

BHTは酸化防止剤として使用されています。

発がん性や病気になるリスクが報告されているため、多くを摂取するのは危険です。

フードには問題のない量だけ使用されていますが、継続して与えるとリスクが高まるでしょう。

できるだけBHTが含まれていないフードを選ぶと良いです。

BHA

BHAはBHTと同様に、酸化防止剤として使用されています。

フードが酸化して品質が低下するのを防ぐ役割がありますが、発がん性や病気のリスクがあるため与えない方が良いでしよう。

フードに使用されているBHAは害のない量ですが、継続して多くを与えない方が良いです。

エトキシキン

今となっては、エトキシキンが使用されているフードはほとんどなくなっています。

酸化防止剤として使われる添加物ですが、除草剤や害虫駆除としても使われているほど、毒性が強いです。

エトキシキンが使用されていない、体に優しいフードを選びましょう。

無添加のドッグフードとは?

ダックスフンド

無添加のドッグフードは、人工添加物・保存料・着色料・香料などのうち、1種類でも使用していないフードを無添加と呼びます。

無添加と明記してあっても、着色料だけが無添加の場合もあれば、保存料だけが無添加の場合もあり、そのほかの添加物を使用していても「無添加」と名乗れるのです。

そのため、無添加フードという呼び名でも、完全無添加とは言い切れません。

そもそも食品の品質を美味しい状態で保つためには、原材料をつくる段階からフード加工まで、一貫して添加物を使わないのは難しいでしょう。

フード製造時に添加物不使用だとしても、原材料の製造段階で添加物を使用している可能性もあります。

完全無添加のフードを見つけるのは難しいですが、パッケージの原材料表で確認すると良いでしょう。

添加物には「天然」と「人工(合成)」の2種がある

添加物には、天然と人工(合成)の2種類があり、それぞれが体に与える影響も異なります。

合成添加物と天然添加物について、詳しく解説します。

合成添加物

合成添加物とは、人工的に作られた添加物で、化学物質を配合しています。

フードの保存や酸化を防止するためであったり、愛犬が美味しく食べやすくするためであったりと、添加物の利用目的はさまざまありますが、全てが安全とは言い切れません。

例えば、BHAという酸化防止剤は、フードの酸化を防いで品質が低下しないように配合されますが、発ガン性の恐れもあり危険です。

愛犬の体に有害な場合もあるため、過剰摂取や継続的な摂取は控えた方が良いでしょう。

天然添加物

天然添加物は、植物や動物などから得られる自然の添加物で、人が合成していない添加物です。

例えば、危険な添加物である酸化防止剤のBHAの代わりに、ローズマリー抽出物といった、植物から抽出した抗酸化物質を配合しているフードがあります。

合成添加物ではなく、自然由来の抽出物のため、安心して与えられるでしょう。

天然添加物は、合成添加物のように病気のリスクや発ガン性の恐れなどがない、体に優しい添加物です。

無添加と呼ばれるドッグフードは、天然添加物を使用している場合が多いでしょう。

ドッグフードに添加物が入っている理由

ドッグフード

そもそもなぜ、ドッグフードに添加物が入っているのか、4つの理由を解説します。

食材では足りない栄養を補填するため

食材だけでは足りない栄養を補填するために、添加物を使用しているケースが考えられるでしょう。

例えば、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などを添加物からとり入れ、栄養バランスを調整しているフードがあります。

この場合は、原材料に栄養添加物が明記されており、健康のために必要な添加物であるといえるでしょう。

腐りにくくするため

ウェットフードやドライフードを問わず、保存料や酸化防止剤を使用して、腐りにくくしているフードが多いです。

ドライフードは、水分量が少ないですが、微量な水分からカビが繁殖したり、空気に触れて酸化しやすかったりと、時と共に劣化してしまいます。

フードを腐りにくくして品質を保つためにも、添加物は必要でしょう。

風味・色味を良くするため

香料や着色料を使って、風味や色味を良くするために使用しているフードがあります。

香料を使用すると、嗅覚が鋭い犬は「美味しそうなフードだ」と判断できるため、良い食いつきが期待できるでしょう。

一方で、犬の食欲は見た目で左右されるわけではありません。

着色料を使用すると、カラフルなフードになって、美味しそうな見た目になりますが、見た目の良さは犬には関係がないのです。

着色料は人間の購買意欲向上のために使われているようなもので、本来は必要のない添加物でしょう。

加工上必要なため

フードを加工する上で、必要な添加物を使用しているケースがあります。

例えばウェットフードだと、水分量を保持するために保湿剤を配合しているフードが多いです。

ほかにも、フード加工の段階で水と油を混ぜるための乳化剤や、ドライフードの形を整えるつなぎの役割として粘着安定剤なども使用されています。

フードの製造方法に合わせて、加工するために使用しているのです。

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完全無添加のドッグフードを与えたい方には『犬猫生活』がおすすめ

犬猫生活ドッグフード

犬猫生活は、食材の良さを存分に生かしており、添加物や危険な原材料を使わない、犬にとって優しいフードです。

体に負担がかかる穀物・肉副産物なども使用しておらず、高品質なフードでしょう。

主原料に、国産の鶏・和牛・旬の魚・鶏レバーなどを使用しており、全ての原産地を公開しているほど食材にもこだわっています。

肉や魚だけではなく、さつまいもの食物繊維で消化をサポートしたり、オメガ3脂肪酸から被毛を健康に保てたりと、栄養バランスも優れているフードです。

低温加熱調理で丁寧に製造しており、無添加でうまみや栄養も凝縮されたフードに仕上げています。

内容量 850g
通常価格 6,908円(税込)
定期購入 5,258円(税込)※2回目以降1.7㎏で送料無料
初回限定 550円(税込)※初回おためし160g

より詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

犬猫生活ドッグフード(旧レガリエ)の口コミ・評判・評価!写真つき体験談

まとめ

添加物は、フードの品質を保ち、美味しく食べられるように配合されています。

しかし、添加物の中には、体に害を及ぼす危険なものもあるため、注意が必要です。

また、無添加の明確な基準がないため、無添加と記載していても実際には使用されている場合もあります。

完全無添加のフードは少ないですが、原材料を確認して愛犬の体に優しいフードを選ぶと良いでしょう。

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