ミニチュアダックスフンドやコーギーなど短足でずんぐりとした体型のワンちゃんには独特の魅力があります。
見た目や歩く姿が可愛くて魅力的な犬種です。
この記事では、そんな短足でかわいい犬種をご紹介します。
足が短い犬種に惹かれる人は、ぜひご覧ください。
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足が短い犬12選!
足が短い犬は、その愛らしい姿で多くの人々を魅了しています。
ここでは、足の短い犬を取り上げ、それぞれの魅力を解説します。
足が短い犬12選は以下のとおりです。
- ミニチュアダックスフンド
- ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
- バセットハウンド
- ペキニーズ
- ダンディ・ディンモント・テリア
- クランバースパニエル
- バセーフォーブドブルターニュ
- バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ
- サセックススパニエル
- スウェーディッシュ・ヴァルフント
- ドレーファー
- 大東犬
それぞれの原産国や体高、体重などをまとめた表は以下のとおりです。
犬種 | 原産国 | 体高(平均) | 体重(平均) |
---|---|---|---|
ミニチュアダックスフンド | ドイツ | 13-18cm | 4-5kg |
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク | イギリス | 25-30cm | 10-12kg |
バセットハウンド | フランス・イギリス | 33-38cm | 20-35kg |
ペキニーズ | 中国 | 15-23cm | 3-6kg |
ダンディ・ディンモント・テリア | イギリス | 20-28cm | 8-11kg |
クランバースパニエル | イギリス | 44-51cm | 20-25kg |
バセーフォーブドブルターニュ | フランス | 32-36cm | 18-20kg |
バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ | フランス | 30-38cm | 15-20kg |
サセックススパニエル | イギリス | 38-41cm | 18-20kg |
スウェーディッシュ・ヴァルフント | スウェーデン | 30-33cm | 11-14kg |
ドレーファー | デンマーク・スウェーデン | 58-63cm(雄)、54-59cm(雌) | 27-31kg(雄)、22-27kg(雌) |
大東犬 | 日本 | 約40cm | 約12kg |
上記の情報はあくまで目安となる数値を記載しています。
個体差やブリーダーの飼育環境などの要因で異なる場合があります。
ミニチュアダックスフンド
この犬は、短い脚と長い胴体が特徴的です。
元々はドイツで、小動物を狩るために生まれた歴史を持ちます。
そのため、活発で好奇心旺盛な性格をしています。
家庭犬としては、愛情深く、飼い主との絆も非常に強いのが特徴と言えるでしょう。
犬種 | ミニチュアダックスフンド |
---|---|
原産国 | ドイツ |
体高(平均) | 13-18cm |
体重(平均) | 3.5-5kg |
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
英国王室でも飼われていることで知られる犬種です。
短い脚と大きな耳が印象的です。
性格は明るく、社交的。子供や他のペットとも上手く過ごせるので、ファミリーには特におすすめです。
また、賢く、トレーニングもしやすいのも特徴の1つとしても知られています。
犬種 | ウェルシュ・コーギー・ペンブローク |
---|---|
原産国 | イギリス |
体高(平均) | 25-30cm |
体重(平均) | 10-12kg |
バセットハウンド
深い瞳と、たるんだ表情が特徴的な犬種です。
非常にのんびりとした性格を持っています。
元々はフランスで、猟犬として活躍していました。
そのため、嗅覚が非常に優れています。
家庭でのペットとしては、穏やかで愛される存在です。
犬種 | バセットハウンド |
---|---|
原産国 | フランス |
体高(平均) | 33-38cm |
体重(平均) | 20-29kg |
ペキニーズ
ペキニーズは、中国の皇室で飼われていた歴史を持つ小型犬です。
毛皮は豊かで美しいため、見た目の美しさが非常に魅力的です。
性格は自立心が強く、プライドも高いとされていますが、家族には深い愛情を示すことで知られています。
手入れは少々手間がかかるかもしれませんが、努力を報われるだけの愛らしさがあります。
犬種 | ペキニーズ |
---|---|
原産国 | 中国 |
体高(平均) | 15-23cm |
体重(平均) | 3-6kg |
ダンディ・ディンモント・テリア
独特のシルクのような毛質と、長い胴体が特徴となっています。
元々はスコットランドで狩猟犬として使われていました。
そのため、活動的で好奇心も旺盛な性格をしています。
家庭犬としての1つとして、人懐っこさや遊び好きな性格が挙げられるでしょう。
犬種 | ダンディ・ディンモント・テリア |
---|---|
原産国 | イギリス |
体高(平均) | 20-28cm |
体重(平均) | 8-11kg |
クランバースパニエル
クランバースパニエルは、優雅で落ち着いた外見を持つ犬種として知られています。
長めの耳や、繊細な表情が特徴です。
非常に人懐っこく、愛情深い性格を持ち合わせており、家庭での飼いやすさが注目されています。
トレーニングもしやすく、子供や他のペットとも相性が良いと言えます。
犬種 | クランバースパニエル |
---|---|
原産国 | イギリス |
体高(平均) | 44-51cm |
体重(平均) | 20-25kg |
バセーフォーブドブルターニュ
フランス原産のバセーフォーブドブルターニュは、独特の風貌と優れた嗅覚が特徴です。
狩猟犬としての能力が高く、飼い主との連携も取りやすいと言われています。
一方、家庭でのペットとしては、忠実で愛情深く、子供たちとも良好な関係を築きます。
トレーニングには一貫性が必要とされていますが、労力を報われるだけの魅力を持っています。
犬種 | バセーフォーブドブルターニュ |
---|---|
原産国 | フランス |
体高(平均) | 32-36cm |
体重(平均) | 18-20kg |
バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ
フランスのガスコーニュ地方が起源とされる長い耳と青灰色のコートが特徴的な犬です。
猟犬としての優れた能力を持ち合わせており、野生の匂いを追跡するのが得意です。
家庭犬として飼う場合、落ち着いた性格や飼い主への深い愛情が魅力の1つとして挙げられるでしょう。
犬種 | バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ |
---|---|
原産国 | フランス |
体高(平均) | 30-38cm |
体重(平均) | 15-20kg |
サセックススパニエル
イギリス原産のサセックススパニエルは、短い脚と長い胴体、豊かな毛量が特徴となっています。
かつては鳥を驚かせるための犬として活躍していました。
性格は明るく、人懐っこい一方で、独立心も強い部分があります。
家庭でのペットとしては、賢く、愛情に満ち溢れている点が魅力です。
犬種 | サセックススパニエル |
---|---|
原産国 | イギリス |
体高(平均) | 38-41cm |
体重(平均) | 18-20kg |
スウェーディッシュ・ヴァルフント
スウェーディッシュ・ヴァルフントは、スウェーデン原産の牧羊犬です。
狼に似た顔立ちが特徴的であり、中型サイズの体格を持っています。
活発で知的、そして忠実な性格をしており、家族との絆も深いと言えます。
家庭犬としては、適切な運動とトレーニングを提供すれば、最高のパートナーとなるでしょう。
犬種 | スウェーディッシュ・ヴァルフント |
---|---|
原産国 | スウェーデン |
体高(平均) | 30-33cm |
体重(平均) | 11-14kg |
ドレーファー
ドレーファーは、ノルウェー原産の猟犬で、特に鹿を狩るのが得意とされている犬種です。
長めの脚と筋肉質の体を持ち、優れた運動能力を誇ります。
また、強い嗅覚を持つため、猟犬としての能力も非常に高いのが特徴です。
家庭での飼い主との関係は深く、愛情をしっかりと返してくれる存在となるでしょう。
犬種 | ドレーファー |
---|---|
原産国 | デンマーク・スウェーデン |
体高(平均) | 58-63cm(雄), 54-59cm(雌) |
体重(平均) | 27-31kg(雄), 22-27kg(雌) |
大東犬
大東犬は、日本の南西諸島に生息する希少な犬種です。
体格は中型で、短い毛と細長い体が特徴となっています。
野生的な気質を持ちつつ、人に対する警戒心は低く、人懐っこい性格をしています。
家庭犬としては、適切なケアと理解が必要ですが、忠実で愛情深い一面も見せてくれます。
犬種 | 大東犬 |
---|---|
原産国 | 日本 |
体高(平均) | 約40cm |
体重(平均) | 約12kg |
これらの犬種は、それぞれ異なる背景や特性を持っていますが、適切な環境とケアで最高の家庭の一員となることでしょう。
興味を持たれた方は、それぞれの特徴や性格を理解し、適切なケアを心掛けてください。
足が短い犬を飼う時の注意点
足が短い犬種はその可愛らしい外見で多くの愛好者がいますが、飼う際にはいくつかの注意点が必要です。
特に、体格からくる特有の問題を理解し、環境を整えることが大切です。
- 段差や階段の昇り降りは避ける
- 滑りにくい床にする
- 正しい抱っこ方法を守る
- 体重などの体型の健康管理
- 日常の様子を観察する
段差や階段の昇り降りは避ける
足が短い犬種は、階段や高い段差を乗り越えるのが困難です。
特に、頻繁に階段を昇り降りすることは、背骨や関節に負担をかけるリスクがあります。
そのため、できるだけ平坦な場所での生活を心掛け、必要な場合はリフトやスロープを設置して移動のサポートをしてください。
滑りにくい床にする
犬の足裏は人間の靴よりも滑りやすく、特に足が短い犬種は安定性に欠けることがあります。
滑ることで転倒や怪我をするリスクが高まります。
滑りにくい床材を選ぶ、マットやラグを敷くなどの工夫が求められます。
正しい抱っこ方法を守る
足が短い犬は、体型が特徴的で抱き心地も良いとされますが、抱き方には注意が必要です。
間違った方法で抱くと、背骨や関節に負担をかける可能性があります。
体をしっかり支え、背中とお腹を優しく包み込むようにしてください。
これは、犬の安全と安心のための1つとして心掛けるべき点です。
体重などの体型の健康管理
短足犬種は、太りやすくなることがあるため、定期的な体重チェックや適切な食事管理が欠かせません。
体重の増加は関節に負担をかけるだけでなく、様々な健康問題の原因となることがあります。
適切な運動量を確保し、バランスの良い食事を提供してください。
日常の様子を観察する
足が短い犬は、独特の動きや様子を見せることがあります。
変化を見逃さないよう、日常の行動や様子をしっかり観察することが大切です。
何か異常や変化を感じた場合は、早めの対応や獣医への相談を心掛けることで、健康を守ることができます。
これらの注意点は、足が短い犬種を長く健康に飼うための1つとして非常に重要です。
愛犬の生活環境を整えることで、彼らとの快適な生活を実現することができるでしょう。
足が短い犬が短足である理由
犬の進化の過程において、足が短い品種が生まれる背景には特定の役割や環境に適応するための特性としての意義があります。
以下、その理由の一部を解説いたします。
- 小動物の巣穴に入り獲物を捕獲するため
- 牛に蹴られにくいようにするため
小動物の巣穴に入り獲物を捕獲するため
短足の犬種の一部は、獲物を追跡し、巣穴へと侵入する能力を持っています。
具体的には、ダックスフントやテリア系の犬たちが持ち合わせています。
短い足を利用して、狭く複雑な地下のトンネルに迅速に進入することができるのです。
長い足では、狭い空間での動きが取りづらく、効率的な狩りが難しくなります。
このため、短足が獲物捕獲においての大きな利点となっています。
牛に蹴られにくいようにするため
短足の犬種の中には、家畜の世話や管理を手伝う役割を担っているものもあります。
例えば、カーディガンウェルシュコーギーやペンブロークウェルシュコーギーは、元々は牛を誘導するための犬として飼われていました。
短い足は、牛の後ろ蹴りから身を守るのに役立っています。
短い脚を持つことで、地面に近く、迅速に動き回ることが可能となり、牛の足元で活動する際のリスクを低減させています。
足が短い犬には独特の魅力がある
いかがでしたか?
この記事では、足の短い犬種について特徴をそれぞれご紹介しました。
以下が今回ご紹介した、足の短い犬種12選です。
- ミニチュアダックスフンド
- ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
- バセットハウンド
- ペキニーズ
- ダンディ・ディンモント・テリア
- クランバースパニエル
- バセーフォーブドブルターニュ
- バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ
- サセックススパニエル
- スウェーディッシュ・ヴァルフント
- ドレーファー
- 大東犬
小さくて愛らしい姿や、独自の動きは、多くの人々を魅了しています。
しかし、魅力的な体型には、適切なケアや注意が必要です。
愛犬の健康や快適な生活を守るため、今回ご紹介したポイントを日常のケアに取り入れてください。
なお、当サイト(いぬの読みもの)では他にも犬のコラム記事があります。
気になる人は以下の記事もご覧ください。