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毛が抜けない犬15選!小型・中型・大型犬のサイズごとに紹介

編集者:いぬの読みもの編集部 まさき(取得資格:「犬の管理栄養士」)

毛が抜けない犬15選!小型・中型・大型犬のサイズごとに紹介

毛が抜けない犬であれば、服に毛がついて目立ったり、掃除回数が増えたりしないから楽だと考える飼い主さんもいるでしょう。

毛が抜けやすいかどうかは、毛の生え方や長さなど犬種によって異なり、個体差がありますね。

この記事では、小型・中型・大型犬のサイズごとに、毛が抜けない犬15選を紹介します。

お手入れ方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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小型犬で毛が抜けない犬9選

チャイニーズクレステッドドッグ

小型犬で毛が抜けない犬種を9選紹介します。

トイプードル

トイプードルはシングルコートで、巻き毛が特徴の犬です。

毛が抜けたとしても巻き毛に絡まるため、服についたり床に落ちたりしにくく目立たないでしょう。

ブラッシングを日頃から行い、1ヶ月単位でトリミングするなどのお手入れが必要です。

パピヨン

パピヨンはさらさらと長い毛が特徴ですが、シングルコートのため抜け毛が少ない犬種です。

一定の長さまで伸びると、それ以上は伸びにくいので頻繁にトリミングに行く必要もありません。

毛玉を防ぎ、長毛でさらさらな飾り毛を保つためにも、日々のブラッシングや月に一度のシャンプーをしてあげましょう。

ミニチュアピンシャー

ミニチュアピンシャーはシングルコートで、とても短い被毛が特徴の犬です。

短毛なため生え変わりの頻度は多いですが、抜け落ちた毛も目立たず、わかりにくいでしょう。

ブラッシングの際は、ゴム製のラバーブラシを使用し、皮膚を傷つけないように行うと良いです。

長毛な犬種に比べて皮膚疾患になる可能性が高いため、月に1回はシャンプーをしましょう。

マルチーズ

マルチーズはシングルコートのため、抜け毛が少ないです。

細い被毛を放っておくとどんどん伸び続けて、目に毛が入ったり、床に毛がついて汚れやすくなったり、絡まりやすくなったりします。

定期的にトリミングし、日頃からブラッシングも行ってお手入れをしましょう。

シーズー

シーズーは毛量が多いダブルコートですが、抜け毛が少ない犬種です。

子犬から成犬へと成長する過程は一次的に抜け毛が増えますが、成犬になると抜け毛も落ち着きます。

被毛は柔らかく絡まりやすいため、日々のブラッシングや月に一度のトリミングでお手入れをしましょう。

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーは硬めの被毛のため、ダブルコートでも抜けにくい犬種です。

被毛が伸びるスピードが早いため、放置すると毛玉ができやすく、被毛を床に引きずってしまう長さに伸びてしまいます。

月に一度はトリミングを行い、毎日のブラッシングで清潔感を保つと良いでしょう。

ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリアは動く宝石と呼ばれる美しい被毛をもつ、シングルコートの犬種です。

毛が伸びすぎると毛玉ができてしまうため、毎日ブラッシングをして月に一度はトリミングをすると良いでしょう。

シャンプーは月に2回ほどしてあげると、皮膚の健康をサポートできます。

ビションフリーゼ

ビションフリーゼはダブルコートで、ふわふわとした被毛を活かした、アフロヘア―の子が多いです。

抜け毛が少なく、抜けたとしても巻き毛に絡まるため身体から落ちにくくなります。

抜け毛が体に残ったままだと毛玉になりやすいため、日々のブラッシングや月に一度のトリミングで、お手入れをしましょう。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは、全身長毛のパウダーパフと、毛がないヘアレスタイプがいる、ダブルコートの犬種です。

被毛は細くて柔らかく抜けにくいですが、パウダーパフの子は1週間に2回ほどのブラッシングをすると美しい被毛を保てます。

ヘアレスタイプは、頭・足・尻尾だけ毛に覆われており、お腹や背中は皮膚が見えるため、日焼けや乾燥防止のお手入れが必要です。

2~3か月に一度ほど、気になる長さにまで伸びたらトリミングしてあげましょう。

中型犬で毛が抜けない犬3選

ウィペット

中型犬で毛が抜けない犬種を3選紹介します。

ウィペット

ウィペットはつるりとした触り心地で、非常に短い毛をまとっており、シングルコートのため抜け毛が目立たないでしょう。

ブラッシングは週に一度、ラバーブラシや獣毛ブラシを使用し、皮膚を傷つけないように行います。

トリミングの必要はなく、シャンプーも月に一度で十分です。

シャンプー剤を使用せず、硬く絞った布で拭いてあげる方法もできますよ。

バセンジー

バセンジーはシングルコートで短毛の犬種です。

週に1~2度のブラッシングと、月に一度のシャンプーのお手入れで簡単に済ませられます。

家庭内のお手入れで完結できますが、肛門絞りや爪切りなどの難しいお手入れは専門家にお願いすると良いでしょう。

アメリカン・コッカー・スパニエル

アメリカン・コッカー・スパニエルは長毛でダブルコートの犬種で、ウェーブとストレートの2種類のタイプがいます。

毎日のブラッシングや月に1~2回のシャンプーで、長毛を清潔に保てるでしょう。

トリミングは月に一度連れていき、毛玉を防いだりヘアカットを楽しんだりと、お手入れしてあげると良いですね。

大型犬で毛が抜けない犬3選

スタンダードプードル

大型犬でケガ抜けない犬種を3選紹介します。

スタンダードプードル

スタンダードプードルは、トイプードルと同様にシングルコートで巻き毛のため抜け毛が目立ちません。

抜け毛は巻き毛に絡まって落ちにくいので、こまめにブラッシングを行い、不要な毛は取り除いてあげると良いです。

毛玉ができやすいため、月に一度はトリミングを行って美しい被毛を保ってあげましょう。

ポーチュギーズウォータードッグ

ポーチュギーズウォータードッグは、短毛の巻き毛と長毛の2つのタイプがあり、シングルコートの犬種です。

毛が伸びると毛玉になりやすいため、週に1~2度はブラッシングをして、月に1度はトリミングに連れていくと良いでしょう。

カット方法もさまざまあるため、ヘアスタイルを楽しめます。

ジャイアントシュナウザー

ジャイアントシュナウザーは、ダブルコートですがシュナウザーと同様に被毛が硬いため、抜け毛が少ないです。

被毛のお手入れとして、日々のブラッシングや月に一度のシャンプーを行い、清潔な被毛を保ちましょう。

毛が抜けやすい犬一覧

毛が抜けやすい犬は次のような犬種がいます。

  • ダックスフンド
  • チワワ
  • 柴犬
  • シベリアンハスキー
  • パグ

他にも毛が抜けやすい犬はいますが、ダブルコートの犬種が共通点としてあげられます。

ダブルコートの犬種は、換毛期で毛が生え変わるため、抜け毛が目立ちやすいでしょう。

毛が抜けにくい犬と同様に、日々のブラッシングやシャンプーで、不要な毛を取り除いて清潔に保つと良いですね。

犬に関する毛の基礎知識

ミニチュアシュナウザー

犬に関する毛の基礎知識を4つ紹介します。

  • 毛が抜けない犬はいない
  • 毛には成長サイクルがある
  • 毛の種類は「長毛種」と「短毛種」の2種類がある
  • 被毛構造には「ダブルコート」と「シングルコート」の2種類がある

犬種によって異なるので、飼う際の参考にすると良いでしょう。

毛が抜けない犬はいない

毛の長さや構造は異なりますが、基本的に毛が抜けない犬はいません。

抜け毛がないように見える子でも、短毛過ぎて見えなかったり、プードルのように巻き毛に絡まって落ちなかったりするだけでしょう。

毛には成長サイクルがある

毛には成長サイクルがあり、その節目で生えやすくなったり抜けやすくなったりします。

成長サイクルには、成長期・退行期・休止期の3つのサイクルがあり、サイクルを繰り返しているのが犬の毛の特徴です。

被毛が伸びる成長期を過ぎると、毛根部分が皮膚の上部に押され、被毛の成長が止まる退行期になります。

この時点ではブラッシングをしても抜けませんが、休止期に入ると新しい被毛が作られているため、古い毛は抜けやすくなるのです。

このように犬の毛は、毛根から栄養をとり入れ、日々新しい被毛へと生まれ変わっています。

毛の種類は「長毛種」と「短毛種」の2種類がある

犬の毛の種類は、長毛種と短毛種の2種類があります。

長毛種は毛玉ができやすいですが、皮膚が毛で守られているため皮膚病になりにくいでしょう。

短毛種は、毛玉ができにくいですが、皮膚が表面から見えやすいため、皮膚病になる可能性が高いです。

どちらも日頃からお手入れを行い、毛玉や病気などの異変に気付いてあげる必要があります。

被毛構造は「ダブルコート」と「シングルコート」の2種類がある

被毛構造はダブルコートとシングルコートの2種類があります。

ダブルコートは、上毛と下毛の二層構造になっており、換毛期になると下毛が抜けるため、日々のブラッシングが必要です。

シングルコートは、下毛がなく一層構造のため、換毛期はありません。

被毛の構造や換毛期の有無で、抜け毛の量は変わるでしょう。

犬の被毛に必要なケア

トリミングサロンでカットされるダックスフンド

犬の被毛を美しく健康に保つためには、次の3つのケアが必要です。

  • ブラッシング
  • シャンプー
  • トリミング

犬種の特徴に合わせた、頻度や方法でお手入れをしてあげましょう。

ブラッシング

ブラッシングは、どの犬種でも必要です。

特にダブルコートは、換毛期に多くの毛が抜けるため、ブラシで除去してあげる必要があります。

シングルコートでも抜け毛が絡まって体についたままだと、毛玉になり皮膚病になる恐れもあるでしょう。

また、短毛な子には、ラバーブラシや獣毛ブラシなどの、皮膚を引っ掻きにくいブラシがおすすめです。

シャンプー

シャンプーは月に1~2回を目安に行い、皮膚の健康を保ちましょう。

シャンプー剤は必ず犬用を使用して、泡が体に残らないようにしっかりと洗い流してあげます。

シャンプー回数が多かったり、泡が残ったりすると、皮膚病になる恐れがあるため注意が必要です。

また、シャンプー後にはタオルドライをして、優しい風と冷風でドライヤーをかけましょう。

乾かさないで放っておくと、菌が繁殖しやすく皮膚トラブルに発展する恐れがあるため、最後まで乾かしてあげると良いですよ。

トリミング

トリミングは犬によって必要な回数が異なりますが、放っておくと伸びすぎて体に良くないため適度に行う必要があります。

例えば、伸びすぎて床に毛がつく子は汚れやすくなりますし、目元の毛が長いと目を傷つけて目ヤニが出やすくなります。

肉球部分の毛が長いと、走った時に滑りやすくなり、脱臼や怪我を負う可能性もあるため、適度な長さにトリミングしましょう。

まとめ

シーズー

抜け毛が少ない犬を飼うとお手入れが楽だと思われがちですが、抜け毛が多い子と同様に、お手入れは必要です。

ブラッシング・シャンプー・トリミングなどの、お手入れの回数や時間など、飼い主さんが対応できる範囲の犬種で選ぶと、お手入れもしやすいでしょう。

被毛のお手入れは皮膚トラブルを回避するためでもあるため、愛犬に合ったお手入れを行い、清潔で美しい被毛を維持してあげると良いですね。

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